退屈せずにチェンバロ

2009-04-26 | 【断想】音楽
 チェンバロの曲を、退屈せずに聞くことが出来た。
 生演奏だったからと思う。
 耳で音を聞くだけでなく、目で奏者の挙動不審とも思えるような動きを見ることができて、飽きなかった。目を閉じて聞くと、すごくいい。目を開けて、奏者を見て、「あいつは、きっと女にもてない」、楽器を見て、「かなり高価そうだな」などと思っていた。
 チェンバロのコンサートなんてはじめてだった。
 CDで、チェンバロ曲を聴いていると、だいたい途中で、やめてしまう。
 クーナウに「ダビデとゴリアテの戦い」という曲がある。解説に、ダビデが投げた石がゴリアテの頭にゴツンとあたり、ゴリアテが倒れて死ぬ状況が音楽になっているとあって、いかにも面白そうだった。CDを買って、実際に聞いて、退屈した記憶がある。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿