“カフェ・モンマルトル”

2022-12-03 | 【断想】音楽

 ジャッキー・マクリーンの「ライブ・アット・モンマルトル:LIVE AT MONTMARTRE」(1972 SteepleChase)
 第一線から身を引いていたジャッキー・マクリーンの復帰を告げる作品。
 そして、スティープルチェイス・レーベルの立ち上げ第一作である。
 コペンハーゲンのカフェ・モンマルトル(Montmartre Jazzhus)でのライブ録音。
 ヨーロッパの空気は、アメリカからのジャズメンに新しい呼吸をさせた。
 カフェ・モンマルトルの果たした役割には大きなものがある。
 「ライブ・アット・モンマルトル」は、カルテットでの演奏。
 ピアノを弾いているのは、ケニー・ドリュー。
 ベースはBO STIEF(ボ・スティーフ)、ドラムスはALEX RIEL(アレックス・リール)。
 〈曲〉
 1.SMILE:スマイル(チャーリー・チャップリン)
 2.DAS DAT:ダス・ダッド(ジャッキー・マクリーン)
 3.PARKER'S MOOD:パーカーズ・ムード(チャーリー・パーカー)
 4.CONFIRMATION:コンファメーション(チャーリー・パーカー)
 5.CLOSING:クロージング(ジャッキー・マクリーン)
 ジャッキー・マクリーン作曲の「ダス・ダッド」、なんと生き生きと愉しそうなことか。
 まさに、気持ちよく吹きまくっている。


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