“サラバンド”

2019-04-07 | 【断想】音楽
 「イギリス組曲」は、「フランス組曲」に較べると、ボリュームが大きい。
 第1番から6番まで、それぞれにPrélude(プレリュード)が付いている。
 そして、それぞれの曲が大きい。
「フランス組曲」は、CD1枚に収まるが、「イギリス組曲」は、CD2枚。
 特に、第1番は、10曲で構成されている。
 アレマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの4つの常設曲と他に以下のごとく。
 1.Prélude(プレリュード)
 2.Allemande(アレマンド)
 3.Courante 1(クーラント 1)
 4.Courante 2 (クーラント 2)
 5.Double 1(ドゥブル 1)
 6.Double 2(ドゥブル 2)
 7.Sarabande(サラバンド)
 8.Bourrée 1(ブーレ)
 9.Bourrée 2(ブーレ)
 10.Gigue(ジーグ)
 サラバンドは、スペイン舞曲で、三拍子。
 そして、「ゆっくり」である。そのせいか、演奏の中での装飾も可能となる。
 諸井誠氏は、「グールドのは、信じられないほどデフォルメされたバッハ像であって、それは中央のサラバンドで極点に達する」と言っている。
 「イギリス組曲」を午前に、1番と2番、外に出かける準備をしながら聞いた。
 夕方、3番と4番を寝転がって聞いた。4番の頃は、寝入っていた。
 比較的、しっかり聞いたのは、3番か。
 3番の7曲目のサラバンド、グールドの演奏、凄くよかった。テンポがゆったりで、そのせいであると思うが、すばらしいと感じた。


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