灰褐色の樹肌をみて、これは、ケヤキかな、エノキかなと思うことがある。
樹形を見ると、主幹からでる支幹の角度が異なる。ケヤキの方が急角度で天に伸びる。箒形と表現される。エノキの方が、こんもりした普通の木の形に近いと言えそうである。
ケヤキは古くなってくると、樹皮が鱗片状になるところが出てくる。小さい頃、それがおもしろくて剥がしてみたりした。
エノキは、枝(エ)が多いから、そう呼ばれるようになったという風説がある。私の生活圏の中に、よく目にするエノキの古木があるのだが、枝が横に伸び、隣接建物の邪魔になるせいか、度重なる剪定を受けている。そのせいもあるのか、切られた枝のあとが膨らんだり、全体として、ごつごつ、でこぼこ、太さもところによって違っていて、とてもきれいとは言えない。腫れ物だらけの象の脚というおもむきである。
だいたいすんなりして、樹肌のきれいなケヤキの方が、好きである。同じニレ科の樹木だけど、私の印象の中では、おおいに異なるのである。
この前、「樹皮ハンドブック」(林将之著・文一総合出版)という本が出版された。よく見ておこうと思う。
樹形を見ると、主幹からでる支幹の角度が異なる。ケヤキの方が急角度で天に伸びる。箒形と表現される。エノキの方が、こんもりした普通の木の形に近いと言えそうである。
ケヤキは古くなってくると、樹皮が鱗片状になるところが出てくる。小さい頃、それがおもしろくて剥がしてみたりした。
エノキは、枝(エ)が多いから、そう呼ばれるようになったという風説がある。私の生活圏の中に、よく目にするエノキの古木があるのだが、枝が横に伸び、隣接建物の邪魔になるせいか、度重なる剪定を受けている。そのせいもあるのか、切られた枝のあとが膨らんだり、全体として、ごつごつ、でこぼこ、太さもところによって違っていて、とてもきれいとは言えない。腫れ物だらけの象の脚というおもむきである。
だいたいすんなりして、樹肌のきれいなケヤキの方が、好きである。同じニレ科の樹木だけど、私の印象の中では、おおいに異なるのである。
この前、「樹皮ハンドブック」(林将之著・文一総合出版)という本が出版された。よく見ておこうと思う。
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