先だって、甲州街道をクルマで走っていたとき、ひとの家の庭に、朴の木を見かけた。そんなに背の高い木ではなかったが、その葉が青々と凄く大きかったので、印象に残った。10月を迎えたこの時期、木々の葉は、それなりに傷んできているが、その朴の葉は、きれいな色つやのままであった。
吉野裕子の「山の神」(講談社学術文庫)を読みだして、まだ、1章の途中だが、何度か朴の木のことが出てくる。その1箇所であるが、ここに写して、記憶にとどめたいと思う。蛇の古名に「ハハ」がある。
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朴の木とは元来「ハハノキ」で、ハハキがホウキとなったのと同じ転訛である。その幹が直立し、蛇の脱皮のように大きな葉を脱落させるので、蛇に見立てられたと思われる。「朴の木を庭に植えれば、蛇が集まる」(『秋田県の迷信俗信』)という伝承もこれを立証する。
吉野裕子の「山の神」(講談社学術文庫)を読みだして、まだ、1章の途中だが、何度か朴の木のことが出てくる。その1箇所であるが、ここに写して、記憶にとどめたいと思う。蛇の古名に「ハハ」がある。
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朴の木とは元来「ハハノキ」で、ハハキがホウキとなったのと同じ転訛である。その幹が直立し、蛇の脱皮のように大きな葉を脱落させるので、蛇に見立てられたと思われる。「朴の木を庭に植えれば、蛇が集まる」(『秋田県の迷信俗信』)という伝承もこれを立証する。
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