大地母神の娘

2020-06-29 | 【断想】音楽

 クセナキスの「Persephassa(ペルセパッサ)」(1969 MODE)。
 ペルセパッサ(ペルセフォネー)は、ハーデス(冥界の王)の妻にして、デーメテール(大地母神、豊穣の神)の娘。
 6人のパーカッション奏者による曲。
 ギリシア神話には、次のような話がある。
 野で花摘みを愉しんでいたペルセフォネは、裂けた大地から躍り出た黒塗りの馬車の男に、冥界へと連れ去られた。ペルセフォネの母である女神デメテルは怒った。豊穣の神たる任を放棄し、地上には、飢饉がひろまった。
 さて、ペルセフォネのその後は、続きは、どうぞ、本ででも。
 ペルセパッサ=ペルセフォネー=ペルセポネー
  デーメテール=デーメーテール=デメテル
 ギリシア神話に登場する神や人の名は、本により色々で、うんざりする。


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