桔梗の雄蕊と雌蕊

2009-10-14 | 【草花】ETC
 桔梗の花が開くと、まず雄蕊が伸びて成熟する。
 雄蕊の花粉が出てしまってから、雌蕊が成熟する。
 雄蕊と雌蕊の成熟時をずらして、自家受粉を避ける。
 自家受粉では、同じ遺伝子の子孫をのこすことになる。
 同じ遺伝子ばかりでは、ひとつの病気の発生で全滅したりする。
 自家受粉を避けようとする植物は多い。
 ただ、虫が寄りつかず、このままでは子孫がのこせないという時、自家受粉を最後の手段として行う植物もある。
 それぞれの生き方である。

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