“ボーン・トゥ・ビー・ブルー”

2023-12-26 | 【断想】音楽

 グラント・グリーンの「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」(1961 Blue Note)
 演奏者たちの顔ぶれで、聞こうと思ったアルバムだ。
 グラント・グリーン(g)
 アイク・ケベック(ts)
 ソニー・クラーク(p)
 サム・ジョーンズ(b)
 ルイ・ヘインズ(ds)  
 グラント・グリーンとソニー・クラークは、相性がいいとの定評。
 くぐもったようなテナーの音を出すアイク・ケベックを聞きたい。
 1.いつか王子様が
 2.ボーン・トゥ・ビー・ブルー
   アイク・ケベックのテナーで、曲がはじまる。
   憂愁をたたえた響き、思わず聞き入る魅力がある。
      そして、グラント・グリーンのブルージーなギター。
 3.ボーン・トゥ・ビー・ブルー(別テイク)
   ソニー・クラークのピアノが、フロントを支えるように奏でられる。
 4.イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユウ
   ジャズ・ムードいっぱい。
 5.バック・イン・ユア・オウン・バック・ヤード
 6.マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ                     
   「わたしの唯一無二の恋」と訳せるだろうか。
   穏やかで、ロマンチックなギター。
   優しくつつみこむようなテナー・サックス。
 7.カウント・エヴリー・スター
 8.クール・ブルース
   ちょっとテンポが速まり、小粋な感じ。
   ソニー・クラークのピアノ・ソロが愉しめる。
 9.アザー・スペース
   グラント・グリーンのオリジナル。