「レット・イット・ゴー」

2021-12-19 | 【断想】音楽

 スタンリー・タレンタインの「レット・イット・ゴー」。
 1966年レコーディング、Impulseからのリリース。
 オルガンを加えたワン・ホーン・カルテットというのが、この盤の特色になろう。
 そのオルガンの奏者は、当時、スタンリー・タレンタインの奥さんだったシャーリー・スコット。
 オルガンは、ジミー・スミスばかりが知られているが、シャーリー・スコットもなかなかいい。
 ソウルフルである。
 二人の息があったグルーヴィで、ジャージーな演奏が展開されている。
 オルガンの他の奏者は、ベースがロン・カーター、ドラムがマック・シンプキンス。
 【収録曲:7曲】
 1.レット・イット・ゴー
 2.オン・ア・クリア・デイ
 3.チャオ、チャオ
 4.エイント・ホワット・ユー・ドゥ
 5.グッド・ルッキン・アウト
 6.シュア・アズ・ユアー・ボーン
 7.ディープ・パープル
 スタンリー・タレンタインのテナー、落ち着いた音で、ラテン的癒しのおもむきをつくりだしている。