スタンリー・タレンタインの「レット・イット・ゴー」。
1966年レコーディング、Impulseからのリリース。
オルガンを加えたワン・ホーン・カルテットというのが、この盤の特色になろう。
そのオルガンの奏者は、当時、スタンリー・タレンタインの奥さんだったシャーリー・スコット。
オルガンは、ジミー・スミスばかりが知られているが、シャーリー・スコットもなかなかいい。
ソウルフルである。
二人の息があったグルーヴィで、ジャージーな演奏が展開されている。
オルガンの他の奏者は、ベースがロン・カーター、ドラムがマック・シンプキンス。
【収録曲:7曲】
1.レット・イット・ゴー
2.オン・ア・クリア・デイ
3.チャオ、チャオ
4.エイント・ホワット・ユー・ドゥ
5.グッド・ルッキン・アウト
6.シュア・アズ・ユアー・ボーン
7.ディープ・パープル
スタンリー・タレンタインのテナー、落ち着いた音で、ラテン的癒しのおもむきをつくりだしている。