“カフェ・ボヘミア”

2021-03-23 | 【断想】音楽

 カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム
 KENNY DORHAM/'ROUND ABOUT MIDNIGHT AT THE CAFE BOHEMIA
 1956 Blue Note
 ケニー・ドーハムは、アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズの初代トランペッター。
 「カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム」は、ジャズ・メッセンジャーズ退団後、初めての自分のグループ「ジャズ・プロフェッツ」での演奏である。
 このアルバムは、ギターのケニー・バレルとピアノのボビー・ティモンズを迎えてのものとなっている。
 カフェ・ボヘミアでのライブ盤である。
 この録音の前に、ジャズ・メッセンジャーズがカフェ・ボヘミアで録音したものがあることをおぼえておこう。
 テナー・サックスは、白人のJ.R.モンテローズ、ベースはサム・ジョーンズ、ドラムはアーサー・エッジヒル。
 以下の6曲が収録されている。
 1.モナコ
 2.ラウンド・アバウト・ミッドナイト
 3.メキシコ・シティ
 4.チュニジアの夜
 5.ニューヨークの秋
 6.ヒルズ・エッジ
 これで、トランペットによる「ラウンド・ミッドナイト」をマイルス・ディビス、チェット・ベイカー、ケニー・ドーハムと3人のを聞いた。
 それぞれ持ち味があって、誰がいいとは言えないな。