カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム
KENNY DORHAM/'ROUND ABOUT MIDNIGHT AT THE CAFE BOHEMIA
1956 Blue Note
ケニー・ドーハムは、アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズの初代トランペッター。
「カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム」は、ジャズ・メッセンジャーズ退団後、初めての自分のグループ「ジャズ・プロフェッツ」での演奏である。
このアルバムは、ギターのケニー・バレルとピアノのボビー・ティモンズを迎えてのものとなっている。
カフェ・ボヘミアでのライブ盤である。
この録音の前に、ジャズ・メッセンジャーズがカフェ・ボヘミアで録音したものがあることをおぼえておこう。
テナー・サックスは、白人のJ.R.モンテローズ、ベースはサム・ジョーンズ、ドラムはアーサー・エッジヒル。
以下の6曲が収録されている。
1.モナコ
2.ラウンド・アバウト・ミッドナイト
3.メキシコ・シティ
4.チュニジアの夜
5.ニューヨークの秋
6.ヒルズ・エッジ
これで、トランペットによる「ラウンド・ミッドナイト」をマイルス・ディビス、チェット・ベイカー、ケニー・ドーハムと3人のを聞いた。
それぞれ持ち味があって、誰がいいとは言えないな。