青から黒へ

2009-10-19 | 【樹木】ETC
 その実の色は、青から黒への移行中だった。
 クマツヅラ科クサギ属の落葉小高木であるクサギ(臭木)。
 その葉の形から、クサギリ(臭桐)、ヤマギリとも呼ばれる。
 その花には特徴があるが、庭に植えたいとか思う人はめったにないと思う。
 名前もよくない。
 いわゆるパイオニア樹木である。
 白樺などと同じで、日当たりがよくなった伐採地や崩壊地に先ず生えてくる。
 ベランダの下の小公園の端っこにも生えている。
 葉を千切って、臭いをかいでみよう。
 言われるほどではないそうだ。