「朝と夜のあいだに」

2009-01-20 | 【樹木】梅
 梅の香は、まだないが。
 天明三年十二月二十五日早暁、蕪村は、「夜はまだし深きか」と言って、この世を去っていった。その折の生涯最後の句。
 「しら梅に明る夜ばかりとなりにけり」