【本の紹介】
●自分のためのエコロジー/甲斐徹郎著/ちくまプリマー新書/735円
暑い夏をいかに涼しく過ごすか。このように思われる方は是非一読するといい。著者の家は、東京の街中にありながら、外気温36度の時も、クーラーなしで、26~27度だそうです。これを達成する方途が示してあります。植物による遮熱、冷気とその流れなどが活用される。半世紀前には、日本で普通だった自然の恵みを取りこむ知恵が、今、失われている。ただ、過去への回帰はできない。著者は、新しいパラダイムを「自立型共生」と名付ける。快適主義の哲学が語られている。
※政策研究フォーラム発行月刊誌「改革者」のために書いたものであったが、季節はずれになった。
●自分のためのエコロジー/甲斐徹郎著/ちくまプリマー新書/735円
暑い夏をいかに涼しく過ごすか。このように思われる方は是非一読するといい。著者の家は、東京の街中にありながら、外気温36度の時も、クーラーなしで、26~27度だそうです。これを達成する方途が示してあります。植物による遮熱、冷気とその流れなどが活用される。半世紀前には、日本で普通だった自然の恵みを取りこむ知恵が、今、失われている。ただ、過去への回帰はできない。著者は、新しいパラダイムを「自立型共生」と名付ける。快適主義の哲学が語られている。
※政策研究フォーラム発行月刊誌「改革者」のために書いたものであったが、季節はずれになった。