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枯葉が一枚だけ

2007-12-27 | 【樹木】櫟
 冬の夜明け前の空にシリウスが輝いている。
 俺は地上で枯れ木の向こうに、それを眺める。
 鉢植えの櫟には、枯葉が一枚だけ残ったままだ。
 そのうち、それも散るだろう。
 今年も残り少なくなった。

実生2年のクヌギ

2007-09-17 | 【樹木】櫟
 ベランダの鉢植えのクヌギ、この季節に、幹・枝を伸ばし、新しい葉をつけている。大丈夫だろうか。一昨年秋に拾った8個のクヌギの実から、7本の若木となり、うち4本を友人に。手元に3本残り、2本が枯れ、今の1本だけが育っている。友人からは、先般、もらったクヌギはダメになったと報告があった。貴重な1本なのだ。

鉢植えの櫟の葉

2007-08-12 | 【樹木】櫟
 ベランダの実生の櫟は、2回目の夏を過ごしている。今年、枝を3本伸ばした。葉も多くついたが、今、その葉は、艶を失い、黄色味がかってきている。それは、働いた証しなのだろうか。
 幹を太くして、早く、一本立ちして欲しい。今は、竹の棒の支柱に紐で結わえてある。

「クヌギよ太くなれ」

2007-06-09 | 【樹木】櫟
 実から成長している鉢植えのクヌギは、現在、樹高60㎝。枝は3本になった。今年はじめに出た葉は、葉先が丸まったりしているが、ここのところ出てきている新しい葉は、きれいな形をしている。まだ、幹が細く、風が吹くと、ゆらゆら揺れる。幹が太くなってくれないかなと思っている。いつまで、ベランダに置いておくことができるだろうか。

クヌギの幼木の葉

2007-05-03 | 【樹木】櫟
 それは、幼木の葉の特徴なのだろうか。2回目の春を迎え、成長中のクヌギは、もう20枚くらいの葉をつけた。その葉先がぷっくり膨れ、しわしわしていて、なにやら表情があるのである。怒っている赤ん坊みたいだが、怒っているわけではないのかも知れぬ。何か言いたいことがあるのかなと思って、ながめてみるが、黙っている。何かを語りかけるという表情でもなさそうだ。

2回目の春のクヌギ

2007-04-17 | 【樹木】櫟
 一昨年の秋、多摩動物公園で、8粒のクヌギの実を拾った。
 昨年春、7粒の実から芽が出て、葉がつく。一鉢に一本づつと分ける。4鉢を知人に譲る。
 住まいのベランダに、3鉢残った。秋には、枯葉となった。
 この春、そのうち一鉢のクヌギが、新しい葉をつけ、成長中である。残りの2鉢のクヌギは、まだ、葉をつける気配がない。その2鉢のクヌギは、新葉をつけたものより、幹が細い。大丈夫なのだろうか。1年目の成長が足りなかったのだろうか。

ドングリの季節

2006-09-25 | 【樹木】櫟
 一週間くらい前か、強い風が吹いた後、木々の小枝が路上に落ちているのを見かけた。まだ青いどんぐりをつけたものもあった。暑い暑いと過ごしてきたが、もうすぐ、どんぐりの季節なんだなと思っていた。
 昨日、ニホンカモシカが、木から落ちたクヌギの実を食べているのを見た。その実は既に茶色くなっていた。日毎、秋らしくなっているんだなあと思った。
 去年は、どんぐりが不作で、餌を求める熊たちが里に出没したというニュースがあった。今年の出来はどうなのだろう。

クヌギと語る

2006-09-09 | 【樹木】櫟
今朝、クヌギの若木と話をした。
「気分がスッキリしたよ。根っこがいささかちぎれたけれど、心配しなくていいよ」
そう語りかけてくれた。
「そうかい。そうだといいけど」と応えた。
微風に揺れる葉が嬉しそうに見えた。勝手な思いこみだろうか。
樹高20数㎝のクヌギは、他の若木より育ちが悪かった。傾いて生えていた。前から気になっていたので、鉢からから出してまっすぐに植え直した。根はしっかり育っていた。地上部の頼りなさに較べると、ずっと太くて、たくましい感じがした。