諏訪大社下社春宮で見た太くがっしり絡み合った注連縄。
三嶋大社で見かけたゆるく絡み合った注連縄。
いずれにしろ、絡み合う蛇が連想されもする。
蛇の交尾はエネルギッシュで、その姿は豊饒の寿ぎ。
吉野裕子の「蛇」(講談社学術文庫)に次のようにある。
・・・・『古事記』によれば、天照大神が出たあとの天岩戸には「シリクメ縄」が張られたといい、それが今の注連縄の原義とされている。志摩地方では、昔、トンボの交尾を「シリクミ」といったというが、これはシリクメ縄のシリクメと同じ語であろう。それならば、シリクメ縄、つまりシメ縄はまさに蛇の交尾を象る縄で、それ故に、もっとも神聖視されたのである。・・・・
※写真は三嶋大社
三嶋大社で見かけたゆるく絡み合った注連縄。
いずれにしろ、絡み合う蛇が連想されもする。
蛇の交尾はエネルギッシュで、その姿は豊饒の寿ぎ。
吉野裕子の「蛇」(講談社学術文庫)に次のようにある。
・・・・『古事記』によれば、天照大神が出たあとの天岩戸には「シリクメ縄」が張られたといい、それが今の注連縄の原義とされている。志摩地方では、昔、トンボの交尾を「シリクミ」といったというが、これはシリクメ縄のシリクメと同じ語であろう。それならば、シリクメ縄、つまりシメ縄はまさに蛇の交尾を象る縄で、それ故に、もっとも神聖視されたのである。・・・・
※写真は三嶋大社