西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

「風と共に去りぬ」が・・・・

2020年06月15日 | つれづれに

「風と共に去りぬ」が・・・・ 

アメリカで白人警官が黒人男性の首を押さえつけて死に至らしめた事件がありました。その影響で人権問題になってデモや暴動事件が国中に広がるという事態になりましたね。アメリカではこの種の事件はこれまでも多数あって、その度ごとに人種差別反対運動が再燃したり暴動事件が頻発したりでもめ事が絶えません。 

アメリカにとっては白人/黒人の対立は根深いものがあって人種差別問題が悪いとは解っていても単一民族である私たち日本人には理解しがたいものがあります。銃の問題も同様で恐らく永遠に続くアメリカの暗い面でしょうね。 

そんな中、差別意識に根差しているという理由で色々なものが否定されたり壊されたりしています。アメリカ大陸を発見したといわれているコロンブスの像なんかがあおりを受けて撤去されるとか・・・そんなのがいっぱい。まさに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的な現象・・・ちょっと待ってといいたいけれどね。歴史的事実まで否定してしまうのはどうかと思うんですが・・・そんな時代があったのだという事実は事実として残すなり教えていくなりしないと現代の基準で何でもかんでも昔を否定してしまったら歴史はほとんどすべてが否定されてしまうことになるはず・・・そんなところまでパニックを感情的おこすのはどうかと思います。 

1936年(昭和13年)製作の映画「風と共に去りぬ」がyou tubu配信中止になってしまった・・・とか載っていましたが。南北戦争()時代のアメリカ南部の大農園を舞台に繰り広げられるスケールの大きなストーリーでいまだに人気の高い作品ですが、黒人使用人の描き方が低級である・・・みたいな思いから差別的と捉えられているらしいのですが。そんな風には思えなかったですが(ユーモラスには見えた)いやでもそう解釈したがる人がいるんでしょう・・・人種差別がどうのこうのといった視点で見るような作品ではないと思うんですけどね。ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルを中心にいい物語なんだけどなあ・・・それでも「坊主憎けりゃ」なのかなあ、残念な気がします。 

まあ後日注釈を加えてまた配信されるようになったようでめでたしめでたしなんですが・・・ちょっと複雑な気分です

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