西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

つれづれに(オムニバスレコード)

2014年05月12日 | オムニバス レコードは楽し
オムニバスレコードは楽しい
 
米国盤 Vocalion Records VL-73768 Country Star Paradise Volume1.
(1)Roger Miller・・・・A Man Like Me (2)Roy Acuff・・・・Along The China Coast (3)Wanda Jackson・・・・Lovin' Country Style (4)Louvin Brothers・・・・Alabama (5)Red Sovine・・・・How Do You Think I Feel (6)Roy Acuff・・・・Crazy Worried Mind (7)Red Sovine・・・・My New Love Affair (8)Wanda Jackson・・・・You'd Be The First One To Know (9)Louvin Brothers・・・・Seven Year Blues(10)Roger Miller・・・・Sweet Ramona

私の印象では今の時代のカントリーは一人の歌手のCDを通しで聴くのはとても苦痛なくらいになっているのでオムニバスCDしか買わなくなっています、しかもほとんどがBook Off などの中古店で求めたもの。カントリーのコーナーが分けてない店に行くと一体どれがカントリーなのかさえ判らなくなっているんですね。名前を知っていて買ってみたら1曲も気に入るものがなかったという経験が沢山です・・・・・こんな経験が続くとお金がもったいないと思って自然に冒険はしなくなってしまいます。 
 
今日載せたのは昔のオムニバスLPレコードです、ずいぶん昔に買ったレコードですが今のCDの状況とは違って私にとってはとにかく安かったことと沢山の歌手を知るためだったことが大半の理由でした。今は昔・・・なのでワンダ・ジャクソン以外はみな故人です。音的には現代カントリーからすると”ヒルビリー”の表現の方がピッタリくるもの・・・・デッカレコード専属のカントリー歌手の顔見世みたいなもので各歌手2曲づつ歌っていますが顔ぶれの組み合わせも珍しい。スティールギターもフィドル(カントリースタイルのバイオリン)もじゃんじゃん出てきます、泥臭くてスマートさはありません、でも即カントリーとわかるからGood。 

かつてのロジャー・ミラーはモダン派カントリーという印象を持っていましたが、ここでの彼はもうびっくりするくらい”どカントリー”です。 
ロイ・エイカフもドーブローギター(アコースティックなステイールギターみたいなもの)を伴奏に粘っこい歌い方でヒルビリー。 
渋めのレッド・ソヴァインも同じく、 
ルーヴィン・ブラザーズのマンドリンとギターだけの歌が一服の清涼剤になっています。ここでの彼らの故郷讃歌”Alabama ”はオリジナル録音ではないかと思います。 
紅一点のワンダ・ジャクソンですがどちらかというとダイナマイト娘(長じると鉄火女~姐さん)的で元気いっぱい歌い飛ばしている感じなのでもう大変だ~もうちょっと女性らしくしっとりとと期待してもきっとデビュー間もない頃のものなんでしょう。
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懐かしのカントリー&ウェスタン ー230ー ( カウボーイ歌手)

2014年05月12日 | ウィルフ・カーター
Yodeling Slim Clark と Wilf Carter  
 

米国盤 Starday Records SLP-300 Wilf Carter ” Montana Slim ”
(1)Two Little Girls In Blue (2)Put My Little Shoes Away (3)Daddy And Home* (4)One Golden Curl (5)Hey Hey Mr. D.J. (6)Grandad's Yodelling Song* (7)Lonesome For My Baby Tonight (8)Shoo Shoo Shoo She Lah Lah (9)Two Little Stars (10)The Little Shirt My Mother Made For Me

米国盤 Palomino Records PAL-301 Yodeling Slim Clark  Sings and Yodels Favorite Montana Slim Vol.1
(1)Old Alberta Plains (2)It's Great To Be Back In The Saddle Again (3)My Old Montana Home* (4)Broken Down Cowboy (5)I'm Still Waiting For You* (6)Swiss Moonlight Lullaby* (7)Down The Yodeling Trail At Twilight (8)I've Hung Up My Chaps And Saddle* (9)The Smoke Went Up The Chimney Just The Same (10)My Little Yoho Lady (11)My Rambling Days Are Thru (12)Streamlined Yodel Song*

今回はちょっとマニアックなものです。 
私はアメリカ西部のことやカウボーイに関することにとても興味があって 調べたりレコードコレクションしたりするのがとても好きで、今でも情熱は変わりません。 
そうしたことの一環として今日は久し振りにその手の歌手を聴いた。昨夜遅く帰ったのに5/11日曜日の朝早くから起き出して大好きな Early Times (バーボン)をロックで飲みながらのひと時。福岡の大野城市の山手のほうは早朝はまだストーブがいるほどに寒い。 
レコードを探し出してきてターンテーブルにのせる時のウキウキする感覚はCDとは違っていくつになってもワクワクする。苦心して手に入れたレコードだから愛着はひとしおで、ジャケットも気に入っているし・・・・・音的には現代からは遠くかけ離れている・・・・でも自分にとっては何かしらホッとする雰囲気を持っている Old Country Singer 、いいなと自画自賛している。 

ウィルフ・カーター(1904~1996年 カナダのノヴァ・スコシア州出身 )はカナダ出身ですがアメリカでは ”モンタナ・スリム ”という名前で通っていた往年のカウボーイ&カントリー歌手。 このレコードは彼の晩年のLPになる Starday Records 社から出されたものです、この時代はもうおじいちゃんといっていいでしょう。 自身のギターとハモンドオルガンを伴奏に淡々と歌うやや地味で枯れた音作りですが、カーター自身はいたって楽しそうに歌っている感じがよく出ています。私的には素朴なカントリーが聴けて very good なもの。 写真ではマーチンギターを持っていますが 弾き方はいたって簡単なコードとベースランニングだけです、でも雰囲気がある。 それに、スターデイ社のジャケットというのはいまからするととてもそれらしい雰囲気を大事にした作りなのでジャケットを見ただけで欲しくなるような仕様になっています。(2)Put My Little Shoes Away 、語りを入れて歌い始めるジミー・ロジャースの(3)Daddy And Home のほか(6)Grandad's Yodelling Song 、(8)Shoo Shoo Shoo She Lah Lah などが私の好み。ヨーデルは*印の曲で入れています。このレコードはそのままCDになっていたと思います。 
ウィルフ・カーターが歌うようなカントリー&カウボーイ ソングを好きになれるかなれないか-は全くその人の好みの問題と思うので難しいところなんですが、それ以前に こういうタイプのカントリーもあった、こういう歌手もいた-という情報提供の方が必要なんだと思います。時代が下ってくるほどに知らないという人が大半になってくるでしょうし、知らないと発展していかないから・・・・・何度も云うようですが ”自分の好みに合うカントリー”ということを考えた時には時代とかサウンドが今風ではないとかは全く関係無い-と思っています、とにかく自分の好みに合うか合わないかだけだと思う。合えばそれはヒットチャートとかには無関係にその人の No.1 ではないでしょうか。 

さて、”Yodeling” Slim Clark ( 1917~2000年 マサチューセッツ州出身 ) はといいますと、 Wilf Carter に憧れてカントリー歌手になったというだけに3枚もモンタナ・スリムを歌うアルバムを出しているんですね。今日ののがそのVol.1です。こちらの方はマイナーレコードの Palomino Records 社というところのもの、今も存在しているのかどうかは不明。 随分以前に、アメリカからスリム・クラークの中古レコードを3枚買った中の1枚です、船便で3ヶ月もかかって届くような頃だったので感激は今でも忘れずに残っています。昔の歌手は誰れそれに憧れてカントリー歌手になった-なんて人達が多いですが、この人もその典型かな? ジミー・ロジャースやウィルフ・カーターがアイドルだったらしいです。全曲 生ギターだけの弾き語りで、時にヨーデルを入れるスタイルなので素朴で地味の極みです、カントリーの原点ですね。 
”Alberta ”、”Saddle ”、”Montana ”、”Cowboy ”、”Lullaby ”、”Yodeling ”といった言葉が踊っています・・・・これだけでもアメリカ西部の歌を歌いそうな雰囲気です。彼自身が短い文を書いています、・・・・曰く・・・・
「 私はこのアルバムを世界で最も偉大なカウボーイソング作詞作曲家でシンガーだと確信している人に捧げます。その人の作品とレコードは私にとって真のアメリカ西部について あるいはカウボーイの生き方について歌ったりレコーディングするインパクトを与えてくれました。人知れず影響を与え、誘ってくれた この色どり豊かなエンターテイナーは私にとって常にナンバーワンであり続けました・・・・・その人こそウィルフ・カーターなのです。 これまで ウィルフ・カーターの歌を上手に歌いたいとだけを思ってやってきました 」とのこと。  文章を見るとまことに実直な人という印象です。

最後に言っておきたいのは Wilf Carter にしても Yodeling Slim Clark にしても音的にはとても地味です、だからロッキンカントリーに慣れてしまっている人には恐らくとっても退屈かも知れません・・・・・だからどういう音をカントリーと感じるかの個人的感性だと思うので私自身の好みだけでこういう人達をお奨めです-とはいえないのですが。 

このレコードを買った時に、アメリカの業者さんが彼のディスコグラフィー( Slim Clark の紹介、全ての録音記録とかレコード集が載っているもの )という小冊子をおまけにつけてくれました、Palomino Record のオーナー Don Cleary という人がまとめたもののようです(写真は後日)。 これもとっても嬉しかったものです・・・・・私が買っていたところの中古業者さんは ”サービス(おまけ)精神 ”にあふれていました、いつも安いものしか買わなかったのに私が Repeater だったからなのかも知れませんが。
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つれづれに(想い出のカセットテープ)

2014年05月11日 | つれづれに
古いカセットテープ


折りにつけカセットテープを整理している。ずっと以前にラジオやレコードから録音したものがほとんどで、とにかく回して聴いてみないことには何が入っているかわからない状態で ある意味でワクワクする。自分がギター弾き語りしたような曲が入っていたりすると懐かしいような気恥ずかしいような気持ちだ、声もすこし若い気がする。 粗末な装置での録音だから音響効果はよくないけれど熱心だったなあと思う。
ラベルも自分で意匠を凝らしたりしていた。CDに録っては廃棄する運命にあるけれど今日のカセットラベルなんか剥がして思わず写真に撮った・・・・「西部開拓史」というアルバムからビング・クロスビー&ローズマリー・クルー二ーが歌う ”Green Grow The Lirac(ライラックの萌える頃)”、ジミー・ドリフトウッドが歌う ”Ox Driving Song (牛追いの歌)”、”Jasse James ”、”Billy The Kid ”、それにバール・アイヴスが歌う ”Home On The Range(峠の我が家)”が録音されていてその後に自分が真似してギター弾き語りしているものだった。 確かギターは弟が父から買ってもらったヤマハのフォークギターFG-150だったはず。ネックが三角形のようで弾きにくくて肥後の守で削ったら弟に文句言われたものだった(smile) 
ラジオ番組や自分の録音などごっちゃに入っているはずで250巻ぐらいあるので聴きながら整理していく
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小紀行 (佐賀城を訪ねて)

2014年05月05日 | 旅はいつもおひとり様(古城を訪ねて)

肥前 佐賀城を訪ねて

ゴールデンウィーク後半の5/4(日)は電車で40分位の佐賀に行った、5/3の山登りに続いての行動。
佐賀は県庁所在地にしては非常に静かな街で 高く大きな建物があるわけでもなく、町を歩いている人も少ないところだった。何か際立って魅力のある街という感じはない、ただ鍋島氏36万石の城下町で、明治維新に活躍した”薩長土肥”の”肥”にあたる雄藩の主都であったので歴史的なことにはけっこう見るべきところがあるといった風だ。 私が今回訪ねてみようと思ったのも歴史的なことへの興味だった。 
博多からの電車で佐賀に着くとレンタル自転車を借りて(終日500円)くまなく廻ることにした。案内所でもらった「佐賀城下町見て歩き」という地図に(1)濠端コース(2)長崎街道コース(3)道祖元・高伝寺コースの3つのコースがあったので”長崎街道コース”を選んで自転車で廻ることにした。 

その前にお城へ直行して見て廻る。まづ目に付くのが佐賀城の鯱の門と続櫓、天守台に上がる石垣 
 
面積としての城の規模は大きいけれど石垣があるのは天守台があった周辺だけのようだ。天守台に登ってみたけれど佐賀市内が見渡せるほどの高さはないので36万石の城にしては石垣の高さは福岡城よりも低い。  
   
ただ、周辺の濠がとても広いので石垣が高くなくてもよかったのかもしれない。 ここに何々櫓がありましたとかの表示が欲しいところですが全くなし。   
戦火に見舞われたのは明治7年(1874)の江藤新平らが起こした不平士族の ”佐賀の乱 ”( 地元の人は乱とは云わないらしく、佐賀の役というそうです )で、その時に佐賀城の主要部分を消失したんだそうです。  
  
お城のぎりぎりまでコンクリート地面になっているのでせめて玉砂利くらいにしてあると風情があるのになと思います。お城を写真に撮る時はなるべく現代の事物が入らないように撮りかたを工夫するんですが,要らぬ看板や旗や標識、ロープなどが張ってあったりしてせっかくのいいアングルが台無しになってしまってもったいないこともしばしばだった。連休で人が多くて人が入らないように撮るのも大変。 
  
お城を見てから長崎街道のスタート地点 高橋というところへ移動。ここから狭い長崎街道を佐賀市内中心部の方へ行く、自転車だから細かいところまで気がつく。途中 肥前の刀工 肥前忠吉一門の墓とか、龍雲寺というお寺には武士道の手本 ”葉隠(はがくれ) ”祖述者である山本常朝の墓があった、”武士道とは死ぬことと見つけたり・・・”だったかな(?)、で有名なんですが実に粗末なお墓だ。 
  
そこから5分も行かないところの小学校のグランド片隅に佐賀藩の反射炉跡があって反射炉と鋳造した大砲のレプリカが飾ってあった。我が国最初の鉄製24ポンドカノン砲とのこと。佐賀藩は早くから長崎港の警備を担当していたので外国の脅威を感じており独自に開発をすすめて1850(嘉永3)年に日本で最初に鉄製大砲の鋳造に成功したと書いてありました(これはご立派)。 そこを過ぎてちょっと街道から外れて本行寺というお寺に行くと 佐賀の乱の首謀者 江藤新平さんのお墓があります。不平士族への見せしめのためか判決即斬首されて晒し首にされたとか・・・・・明治政府の司法卿(いまの法務大臣)まで務めた人なのにこの結果はいかにも残酷、薩摩出身の大久保利通と折り合いが悪かったようなんですが。江藤新平のことは司馬遼太郎さんが「歳月」という小説に書いているそうなのでいつか読んでみよう。
   
佐賀は戦災にはあわなかったそうです、その割りには城下町らしい雰囲気が少ないなあと感じました。36万石の城下町ならもっと武家屋敷が沢山残っていてもおかしくないはずなのに武家門が2~3残っているだけのようです。佐賀の人は案外新し物好きだったのかも
  
途中お寺や名所旧跡が沢山で街道筋なので道祖神とか恵比寿像、江戸時代の古びた道標などが多々ありました。中心街にきてまたまた佐賀城周辺を廻った。副島種臣誕生地とか鍋島氏以前の戦国大名であった龍造寺隆信 誕生地などの大きな石碑があって、2分も行かないところに佐賀の乱で亡くなった官軍墓地があったりして住宅街に新旧ごちゃごちゃ史跡が入り混じっている、こんなところも珍しいのでは。 
 
最後に訪ねたところが早稲田大学の創始者でもある大隈重信 記念館・旧宅でした。まあ経歴を見ると立派なことが一目でわかります、佐賀の七賢人という言葉があるそうですがその筆頭ではないかと感じました。 侍時代の大隈重信の写真も初めて見ました
   
最後に寄った佐嘉神社に飾ってあった大砲、でかいものです。1日かけても廻りきれなかったし博物館などは見る時間がなかったのでまたの機会に再度訪ねよう。佐賀は歴史を尋ねる街でした・・・・・そして佐賀駅
 
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つれづれに(福岡市近郊の油山に登る)

2014年05月05日 | つれづれに
低山歩きは楽しい
5月連休のスタートの5/3は博多市内から近い標高597メートルの油山に登った。前日遅くに鹿児島から帰宅して疲れがあったけれど行きたい気持ちの方が強かった、後半は雨との情報もあったので。昔はよく北アルプスなどの高い山に登ったけれどいまは油山くらいの低い山でも息が切れてしまうほどつらい。でも山頂に着いたときの爽快感は今でも格別。都市に近いのに山も谷もあるところで湧き水も谷川もある不思議なところだ、頂上はまだ風が冷たかったけれどビールとおにぎりのおいしさは格別だった・・・・汗を流すことが大事と久し振りに感じた。
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カナディアン クラシックカントリー

2014年05月05日 | オムニバス レコードは楽し
オムニバス レコードは楽しい(11)

米国盤 Camden Records CAL-677   Canadian Country Jamboree ! / Various Artists
(1)Hank Snow・・・Brand On My Heart (2)Lone Pine・・・Prince Edward Island Is Heaven To Me (3)Scotty Stevenson・・・Alberta (4)Myrna Lorrie・・・I'll Be Lonesome When You're Gone (5)Alberta Slim・・・New Canadian Polka (6)Wilf Carter・・・My Queen Of The Prairie (7)Reg Smith・・・Atlantic Lullaby (8)Stu Davis・・・When The Snowbirds Cross The Rockies (9)Bob King・・・Fort Worth Jail (10)Earl Heywood・・・Isle Of Campobello

ゴールデンウィーク後半の4連休、私にはめったにない連休なので久し振りに昔買ってダンボールに詰め込んでいた古レコードを整理してみた。アメリカから超安くで買っていた廉価の中古盤ばかりで 音はガリガリでジャケットだけが救いのような代物のオンパレード・・・・・買った時に1回くらい聴いてお蔵になっていたものがほとんどなのになぜか懐かしい、古いアメリカの匂いがする。
今日のレコードは私のカウボーイソング興味の一環として Stu Davis (スチュウ・デイヴィス)というカナダのカントリー歌手のレコードを2枚買った時にアメリカの業者さんが2枚の Canadian Country のサンプルとしておまけに入れてくれていたものです。遠い日本からわざわざ注文してくれたことに対する嬉しさの表われなのかもしれないですが私としてもたとえ音はよくなくても何だか嬉しい気分だったものです。 

昔あった日本の「 カントリー&ウェスタン誌 」でカナディアン カントリーの特集記事というのがあって、ハンク・スノウとウィルフ・カーター(モンタナ・スリム)だけではないんだなあ-とそこから Canadian Country Singer の知識を得たのがきっかけでしたが実際に沢山のカナダの歌手を聴くことになったのはまさに業者さんがおまけにくれたこのオムニバス レコードでした。 

でもやっぱりA面トップにはハンク・スノウの ”Brand On My Heart ” B面トップにはウィルフ・カーターの ”My Queen Of The Prairie ” が入っていて共に哀愁のあるスティールギターが伴奏をつけています、現代には聴かれることのない音色のスティールギターです。やはりあちらでもこの二人はカナダ出身のクラシックカントリー代表だったようです。素朴さの極み。 
他には Lone Pine で、アメリカでは Hal Lone Pine という名前で出てきます。日本では ”Columbus Stocade Blues (コロンブス監獄のブルース)”というヨーデル曲が親しまれていたようですが、ここでの ”Prince Edward Island~ ”もトレモロを駆使したスティールギターで快調に歌い飛ばしてなかなか魅力的。(4)の Myrna Lorrie だけが女性歌手でややアクが強い感じ。 (7)Atlantic Lullaby は海鳥の群れの効果音が入って単音のエレキギターとフィドルを伴奏に歌う Reg Smith の歌もとても素朴。(8)When The Snowbirds~を歌うスチュウ・デイヴィスという歌手はバラッド調の歌によさがありそう。 
他の歌手もそれぞれのよさがあって、( 時代的にいつ頃の録音なのかがはっきり判からないのですが・・・・Hank Snow の ”Brand On My Heart ” から判断すると1950年代初期かな?)全般的にいえることは往年のカナディアンカントリーはアメリカに比べてより素朴さに溢れていると感じさせてくれます。今ではとても聴くことのできないサウンドかな、未知の歌手を聴くのは古くてもワクワクします・・・・・朝コーヒーを飲みながら聴いてみた化石ものの1枚でした
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