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Freddie Hart(2) 米国盤 Columbia Records CL-1792 The Spirited Freddie Hart
(1)Loose Talk(2)The Wall(3)I'm No Angel(4)The Key's In The Mailbox(5)Heaven Only Knows(6)What A Laugh!(7)Heart Attack(8)Fraulein(9)Chain Gang(10)Two Of A Kind (11)Farther Than My Eyes Can Be(12)Drink Up And Go Home
先頃92才になる叔父(母の弟)のお見舞いで東京に行った。空いた時間に江戸城を見て廻りたかったけど風邪気味で体調いまいちだったので神田の古本屋散策に変更。前回に江戸城の外周を半分歩いて廻った(桜田門など)ので残り半分を、と思っていたが風邪には敵わない。神田は昔からすると随分古本屋が減ったように思う、中古レコード屋さんも数えるほどしかなくなった......だから宝探しみたいなワクワク感がなくなって淋し気がした。レコードを2枚買うにとどめた、その1まいが今回のフレディ.ハートです。現在生き残っている数少ない旧世代のCountry Legnd のひとりといっていいでしょう。Frddie Hart のColumbia Records 時代というのは珍しいです......不遇時代といってもいいかもしれません。後年古巣のCapitol Records に復帰して放った"Easy Loving" という大ヒット時代からするとですね。この人、同郷の先輩Hank Williams の影響を受けていたようで歌い方はけっこうアクが強いかなぁという印象があります。渋いといってもいいかも。軽快な(1)Loose Talk は自作のヒット曲の焼き直し、(3)I'm No Angel もスチールギター入りの軽快曲、(4)The Key's 〜はフィドル(カントリースタイルのバイオリン)、スチールギター入りのまるで全盛期のBuck Owens を思わせるようなスタイルで嬉しくなる......てな訳で正調カントリーありロカビリースタイルありで何度も聴いていくと魅力が解ってくるというスルメ型のカントリー歌手ですね。ちなみに、彼は昔"Hank Williams Guitar'' なる語りを入れた曲を録音しています、亡くなられた音楽評論家の水野裕二さんがDJをしていたNHK-FMフォーク/カントリーの世界で流されたことがあって感激しましたが ほんのこの前のような気がします......時の流れて早いなぁ