西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

カウボーイ・ソング 安物だけど優れもののレコード

2024年03月04日 | カウボーイ・ソング

米国盤 Spin-O-Rama S-124  Western Hootenanny

(1)Big Rock Candy Mountain  (2)Blue Trail Fly  (3)Bad Brahma Bull  (4)Jack 'O Diamod  (5)Old Chisholm Trail  (6)Traveln' Gambler  (7)Stack 'O  Lee  (8)John Hardy  (9)The Streets Of Laredo  (10)Belle starr

このレコードはアメリカのマイナーレコード会社が出したんでしょうか……いつ買ったかは忘れましたが超安かったと思います。久しぶりに針を落として聴いてみましたがとても優れ物で思わず唸ってしまいました🤣 レコード時代にはこうした見っけものに出逢う楽しみがありました。しかもジャンル分けがしてなくてその他なんてところにあったりしてね……輸入盤レコードセールなんかがあると大体見に行く、これはいまでも変わらないです🤣

このレコードはアメリカ西部やカウボーイ・ソングなどに興味がある人には正にお宝ものという感じ。有名歌手が変名を使って演っているのかも知れない……アコーディオンやフィドル(カントリースタイルのバイオリン)が出てきたりギターの弾き語りだったりで素朴なスタイルです。曲目もそれらしいものが並んでおりこの方面の音楽が好きな人にはたまらない内容😁 今時の音楽からはかけ離れているからとてもCDにはなりにくいかなぁ・・・私はCDに録音して何度で見聴きたい派

ジャケットには featuring Tex Johnson, Slim Boyd, The Range Hands and Bob Jones なんて書いてありますが知らない人ばかり。 どの曲を誰れが歌たっているのかなんかも全く記載がありません🤣 でも優れもののレコードでレコード時代の落とし子って言っていい🤣 

2024(令和6)2/18の記事なのでしばらくしたら元の日に戻す予定

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かつてあった神戸の喫茶店 ” カウボーイ “

2023年05月09日 | カウボーイ・ソング

かつてあった神戸の喫茶店 "カウボーイ“

*2022(令和4)年6月2日の未発表記事です。この(2023=令和5)5月のゴールデンウィークに新たに聴いてみたので載せました……暫くしたらまたもとの位置に戻す予定です

もう随分昔になってしまった……叔母(母の妹)一家が神戸市に住んでいた頃に訪ねて行ったことがある。当時カントリー&ウェスタン誌というカントリー音楽専門誌があって購読していた。その本の中の広告のひとつに神戸の “ カウボーイ ” という喫茶店のことが載っていた……どうやら店主はアメリカ西部やカウボーイ・ソングに造詣の深い人らしく、店内ではギター弾き語りでヨーデルを入れて Cowboy Song を歌っているらしい……という話を耳にしていたのでいつか訪れて行ってみたいと思っていた😁 

叔母一家が門司港から神戸に引っ越したので訪問した時にその “ カウボーイ ” を訪ね歩いた……しかし探し当てることができなかった。電話でもあれば場所を聞くことができたんだろうけど、聞くところによると店主は " 開拓時代のアメリカ西部には電話なんてものはなかったんだから店にも置かない!" ……という主義だったらしい🤣 こんな頑迷なこだわりのある店主がいることに興味があって是非行ってみたい処だったのです😁

でもいつの頃からか ” カウボーイ “  の話は聞かなくなった。店には店主自主制作の cowboy song のレコードが売っている……という話も聞いていたのでCowboy Song好きの私は欲しいなとも思い続けていた。 

ところが、2020(令和2年)だったかなあ……時々覗いて見ていたヤフオクのレコード欄にそれと思われるレコードが出品されていた、知らなかったけれど今では珍しくなったペラペラのソノシートレコード……ヤフーオークションは時々覗くくらいで買ったことはなかったけれど、昔の思い入れがあって買って聴いてみました😁

何とも珍妙なカウボーイ・ソング集という印象🤣ギター弾き語りと時にアコーディオンを弾かれている……歌がもうすこしゆったり歌ってあればいいのにな……でもこだわりの強い店主(?) であってみれば本物のCowboy Song なんてそんなにスマートなものじゃないんだぜ🤣……みたいなそんな気持ちが伝わってくるようで私的には微笑ましく感じたものです😁 これがその時に店で売っていたものなのかなあ・・・?? 歌の趣向が私と似通っていて思わずニンマリしてしまう……沢山の曲をつめこんであるから各曲さわりだけ…という風🤣しかもゆったり感はなくてセカセカ感が目立つ🤣 申し訳ないけど”下手っぴ“ が感想😁……でもなぜか憎めない可愛らしさがある……それはよくぞCowboy Song を歌ってくれたなぁ…という先輩への意気に感じる気持ちと自分の歌を録音してみたいという気持ちもよくわかるからでした🤣🤣🤣録音状況が載っていて"録音は店で、マイク数一本、音源より約1メートル” と🤣 恐らくカセット録音したものをレコード化したんでしょう😁😁 写真はレコードジャケットの表裏と中に入っている案内冊子。カラーの写真はアクセントに私が勝手に入れたもの。

いろんな人がいらっしゃるものだ……これこそ “ 本物のこだわり“ でしょう……一度お会いして話をしてみたかったな

 

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カウボーイ・ソング 秋の終わりに

2022年12月14日 | カウボーイ・ソング

カウボーイ・ソング……秋の終わりに 

”When The Works All Done This Fall"

アメリカのカウボーイ・ソングのひとつにこの歌がある。私が初めて聴いたのは「カウボーイ・ソングの古典(Authentic Cowboys and Their Westwern Folksongs)」なる日本盤LPレコードに収められている大昔のカウボーイ歌手 ( 本物のカウボーイでもあったらしいCarl T. Sprague という人)の歌だった。自らのギター弾き語りで歌う単純なフレーズの繰り返しだけのシンプルな歌だ。

Fall は “ 秋 " ね…秋になってカウボーイの仕事が終わる…解説を見ると ” 子供の頃、家出したままになっていた放浪のカウボーイが、この秋には仕事がすんだら家に帰ろう。お母さんの顔を見たくなった・・・と仲間に語っていた。その矢先、ある晩 牛の群れの大暴走(スタンピード)を止めようとして馬から落ちて亡くなり 家へは帰れなくなってしまった・・・という哀話 ” とあります。  

ちょっとニュアンスが異なるけれど この歌を聴くと「 ウィル・ペニー」という西部劇映画を思い出す……カウボーイとしてしか生きる術を知らない無学文盲の初老のカウボーイをチャールトン・ヘストンが演じている。秋になって牛追いの仕事が終わり仕事が無くなる…さてどうしようか…何とか冬の間山に放牧した牛の見回りの仕事にありつく…独りっきりの山小屋での生活。 

映画だからその後に色々とドラマがある……ただ、私がこの歌と関連して思い出したのは給料を受け取ったらそれで失業してしまうカウボーイ……深秋はそんな時期だったってこと。

「ウィル・ペニー」記憶に残る西部劇だ😁 

しばらくしたら11/14のところに戻す予定です

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カウボーイ・ソングを聴くのにいい季節

2022年12月11日 | カウボーイ・ソング

カウボーイ・ソングを聴くのにいい季節

 

写真は Singing Cowboy に特化した本、そしてジーン・オートリーのところをパソコンで調べていたら載っていた写真をスクリーンショットしたもの😁 私は写真を見るだけでもワクワクします……そして歌を聴きたくなる。本はもう30年くらい前に東京に行った時に渋谷の書店で見つけて買った洋書(CDが付いている)、Cowboy Song や Singing Cowboy とかに興味を持っていたのでここで逢ったが百年目みたいな気持ちで衝動買いした思い出の一冊です🤣 映画やテレビの西部劇からカントリー&ウェスタン音楽に入っていった私は、勿論西部劇映画とカントリー&ウェスタン音楽は別物……というのは認識していましたが、1930〜1950年代の西部劇スターと言われる人達の存在を知ってからは 初期の頃には双方がダブって存在しているようなところもあった……ということを知ったのでした。

初期の頃に Singing Cowboy としてB級西部劇スターとして活躍してその後にカントリー歌手としても名をなしたジーン・オートリー、テックス・リッター、ロイ・ロジャース等はみんな Country Music Hall of Fame に選ばれていますし、他にも似たような経過を辿った人達が沢山いることを思えば納得できることではあります😁

今は昔のレトロチックな意匠のレコード・ジャケットや西部劇映画のポスター等を見るとどこかロマンを感じます。 

しばらくしたら11/24のところに戻す予定

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カウボーイ・ソング

2019年05月05日 | カウボーイ・ソング

カウボーイ・ソング  by various singer

米国盤 (?)Great Songs about Horses / 15 All-time Favorites
(1)Back In The Saddle Again(鞍に戻ろう)(2)Horses In Heaven (3)Four Legged Friend (4)Charlie Grey Mule (5)Mr.Ed (6)The Blizzard (7)Tennessee Stud (8)Cowboy In A Continental Suit (9)Run For The Roses (10)Wildfire (11)Old Paint (12)The Old Grey Mare (13)The Electrified Donkey (14)Old Showboat (15)Molly & Tenbrooks
久しぶりのカウボーイ・ソング集です。連休中にレコードやCD、映画DVD、本などの整理をしましたが 普段聴かないもの見ないものがたくさんあって目をパチクリ。このCDは戴きもので、以前 新潟にお住まいの筑波さんという方が送ってくださったもの。私のブログに Cowboy song についてのレコードやCDに特化したカテゴリーがあって載せているためにわざわざ送ってくださったのでした。
カウボーイ・ソングというのは特殊な趣味といってもよくて、アメリカの昔のカントリー&カウボーイ歌手が歌うものが多くて あまり新しい人達を知らなかったのでこのCDはとても参考になりました。 
 
Cowboy Song には素晴らしい曲がたくさんあるのですが私的にはどうも夏向きではない・・・と思っています。秋から冬にかけてはいいなぁ-と感じることが多い、あくまでも私的な感覚ですよ・・・だからまだ今なら聴いても雰囲気的にはいいかなあ(smile)  
(1)” 鞍に戻ろう ” を歌うのは女性歌手・・・Carolyn Martin という歌手は知りませんでしたがオーソドックスに歌っています。(6)The Blizzard は昔のカントリー歌手 Jim Reeves の歌で有名なんですが僕がいいなあ・・・と思っているのはクリス・ルドゥーやレックス・アレンSr.が歌ったものです。今回の Bob Browning という歌手の歌もなかなか渋いです・・・吹雪のヒューッという音が効果音として入っているのもいい。 (7)” テネシーの種馬 ” を歌うのは Layne Brooks という歌手。この曲は大昔のフォーク&カントリー歌手ジミー・ドリフトウッドという人が歌ったものが有名なんですがエディ・アーノルド等のものもあります。 
(11)Old Paint も有名曲・・・アラン・ラッド主演の西部劇「 シェーン 」のなかでも独立記念日の開拓農民達のダンスシーンにも出てくるくらいですから古謡ですね。 
(13)Electrified Donkey はファーリン・ハスキー、(14)Old Showboat はストーンウォル・ジャクソン、(15)Molly & Tenbrooks はビル・モンローのブルーグラス・・・という具合に往年のカントリー曲もちりばめてあります( 古い例えばかりで申し訳ないですが新しい人達を知らないので・・・苦!)ので楽しい。 
 
アルバム全体の音作りはアコースティックです。カウボーイ・ソングというのはやはり声の深い人が歌うのが映えます、軽い歌声はどうもメリハリがなくて合わないような印象です。




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今日から2月

2019年02月01日 | カウボーイ・ソング

今日から2月( 平成31年)
Where Are You Going, Cowboy? Nowhere, I'm Here Forever! (^^)
1月はあれよあれよという間に過ぎてもう2月😳 時の流れの早さを感じている......このようにして私のような初老のカウボーイは辛い仕事に耐えながらも楽しみを見つけつつ日々の中を流れて行くのであります😁
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カウボーイ ソング

2019年01月25日 | カウボーイ・ソング

カウボーイ・ソングのレコード
1/25土曜日は博多は終日曇り気味で5時までの仕事を終えて帰る頃には空は真っ暗になり吹雪のような雪が降る......超寒い。帰ってからこのレコードを聴いた......いつ頃買ったかもう忘れてしまっているものだった😵
アメリカ建国200年を記念して出されたものらしい🐟ということは1976(昭和49)年頃かなぁ🌿

Peter Pan Records というところから出されたようで ひょっとしたら子供向けのレコードかも知れないです......Dan Taylor という人がアメリカ西部とカウボーイについて話をして合間に歌を歌うといったスタイルの構成になっている。


牛の群れの泣き声とかコヨーテの吠える声などが効果音として入っているのでアメリカ西部の雰囲気を感じられるような工夫がされています😊

曲目を見ると Cowboy Song や西部調の定番曲が並んでおり、Dan Taylor という人の声が深くて渋いので雰囲気は十分伝わってきますし、歌も正統派です🎼日本ではなかなかお目にかかれないレコードと思います。
たまにしか聴くことはないけれど自分の気分次第では元気にしてくれるもの😊😊🌿
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カウボーイ ソング

2018年05月23日 | カウボーイ・ソング
カウボーイ ・ソング( Singing Cowboy たち )


米国盤 Shasta Records SH-539 Cowboy Hall Of Fame
(1) The One Rose...Gene Autry (2)Ghost Riders In The Sky... Eddie Dean (3)Lovesong Of The Waterfall...Sons of The Pioneers (4)Bummin' Around... Tex Williams (5) We'll Rest At The End Of The Trail...Jimmy Wakely (6) When My Blue Moon Turns To Gold...Johnny Bond (7)South of The Border...Gene Autry (8)Hillbilly Heaven... Tex Ritter (9)Along The Santa Fe Trail...Jimmy Wakely (10)The Prodigal Son...Sunset Carson
今日載せたLPレコードはマニアックな物です。往年のカントリー歌手ジミー・ウェイクリーという人が自ら設立した Shasta Records社というところから出したレコード......このJ. Wakely はB級西部劇スターでもあった人で、自分が活躍した時代の同世代の" 歌うカウボーイ " 達の貴重な音源を使ってLPレコードを出してくれていました......もうそんなものは時代遅れで陳腐なものと受けとられ、とても売れそうもないと思われた時代なのにですよ...出し続けた...でも今になって思うと とてもいい志しのある人だったように感じます。
2枚目の写真はジャケット裏に載っている宣伝、" Records By Mail " と謳っているので通信販売のみの発売だったんだと思います。ジャケットが超シンプルだけど顔触れはすごい、音源はジミー・ウェイクリーがホストを務めたJimmy Wakely Show のライブとかラジオ録音からのもののようで伴奏は曲によってバラバラです、シンプルですが雰囲気は抜群......収録曲からみて古〜い Country & Western が好きな人向きと思います。Shasta Records は確かCDも見かけたことがあるからひょっとしてCD化もされているのかもわかりませんが......不明。
ここで珍しいのはB級西部劇スター Sunset Carson です。誰れも知らない、私も知らない、アメリカだけのスター(^^)......歌っているのではなくて全篇語り。レコードの解説も彼のことを主体に書いてあります......私は Sunset Carson について全く知識がありません......私のおばあちゃんが黒川弥太郎という渋〜い時代劇俳優さんが好きだったようなんですが、日本の時代劇俳優さんでいえばそんなところじゃないかな...と推定(^^) 有名どころを横綱、大関とすると関脇、小結あたりの俳優さんかな?......続く
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カウボーイ・ソング(ケン・カーソン)

2017年02月18日 | カウボーイ・ソング

Ken Carson
米国盤 The Longines Symphonette Recording Society LWS-149 America's Favorite Campfire Songs  featuring Ken Carson
(1)Nancy Tll (2)Clementine (3)Oh! Susanna (4)Spanish Cavalier (5)Whoopee Ti Yi Yo (6)Good Bye Old Paint (7)Shenandoah (8)Spanish S A Loving Tongue (9)Riding Old Paint (10)Foggy, Foggy Dew (11)Columbus Stockade Blues (12)Look Down That Lonesome Road

2/18(土曜日)も博多で朝から終日仕事だった、帰ってからバーボン・ウィスキーを飲みながら久し振りに American Cowboy Song~Traditional Folk Song を聴いた。このところ日本の歌謡曲のような歌ばかり聴いていたので、いつもの自分に戻ったようで新鮮な響きでいいなぁ~という気分になった。やはりバーボン ウィスキーにはこうした歌が合うなあ・・・・・バーボンも原点に戻って生まれて初めて飲んだ時の Early Times がいい。 初めて買ったときは丸ビンだった、バーボンがポピュラーになり始めた頃だった・・・・・初めて飲んだときはなんだか急に大人になった気分がしたものです。それからずっと Early Times が好き・・・・・。  
 
今日のレコードは昔のカウボーイ・ソングを歌うグループ The Sons Of The Pioneers に短期間だけど所属したバラッドの上手いケン・カーソン(~)だ・・・・・そうはいっても恐らく The Sons Of The Pioneers の熱烈なファンの人にしか知られていないかも知れない。 
ほぼ全曲とも生ギターとアコーディオンだけの伴奏で Ken Carson は変に崩したりせずにストレートに歌っているので好きなタイプの歌い方で気に入っている。曲も聴いていると題名は知らなくても聴いたことがあるメロディがたくさん出てくる。 
いつ頃買ったかはもう思い出せないけれど きっと The Sons Of The Pioneers のレコードを買った時に一緒に買ったと思う。当たり前のレコード会社が出したようなレコードではないかもしれない。(2)Clementine(いとしのクレメンタイン) とか (7)Shenandoah (シェナンドー ) のようなスロー~ミディアムテンポの曲がこの人には合っているように思う。 CDにはなっていないと思います、CDになったとしても多分今の時代の日本では全然もてないような歌でしょう・・・・・ 
同じ叙情的な内容の歌であっても日本の曲とは曲調がちがってアメリカ的な匂いが横溢している。ギターを持ったときに歌いたくなるような歌が多い。自分的には日本の唄を歌う時とこうしたアメリカ的な唄を歌う時に ガラッと雰囲気を切り替えて歌えるといいなあと感じる。 
 
最近 ちょっと暗めのフォーク演歌ともいえる 「すぎもとまさと」が歌うマイナー調の ” 吾亦紅(われもこう)” という曲のギター弾き語りの練習をしているけれど、これはこれで日本的な情感があっていいし、ケン・カーソンが歌うアメリカの叙情歌ともいえる ”Clementine ” や ”Shenandoah ” は別な意味での哀愁がある中にもアメリカ的な大らかさが感じられるのでいい。 ウーン日本の歌もアメリカの歌もどっちもいい! 
いま自分がアコーディオンを練習していることもあって練習曲としてもとても参考になる・・・・・アコーディオンとしての歌を引き立たせるための雰囲気の出し方とかとても参考になる・・・・・写真もなく未完成につき続く
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カウボーイ ソング52 ( Rex Trailer )

2016年11月27日 | カウボーイ・ソング
  
カウボー・ソングのレコード 
米国盤 Spin.O.Rama Records M-3054 Western Favorites / Rex Trailer and His Cow Hamnds  
(1)Red River Valley (2)Big Rock Candy Mountain (3)Sweet Betsy From Pike (4)Home On The Range(峠の我が家) (5)Songs Of The Wagon Master (6)The Bad Braham Bull (7)Riding Down The Canyon (8)Golden Slippers (9)Cattle Call (10)Blue Tail Fly (11)Cow Poke (12)Big Corral (13)Railroad Corral (14)Last Round Up 
今日(H28.11/27日曜日)は朝から冷たい雨で外は超寒い・・・・・「 Very Old St. Nick 」 とかいうバーボンウィスキーを呑みながら粗末な安いカウボーイ・ソングのレコードを聴く。 Spin.O.Rama レコードとかいう何だかわけのわからない弱小レーベルのもののようで それこそ二足三文で買ったもの。案の定 粗雑な音作りの Cowboy Song が入っている。 ジャケットと入っている曲名群だけは立派なんだけどなあ・・・・・そう、ジャケットにだまされて昔買っておいたものなんです・・・・・でもネこんな粗末なレコードの中にも数曲キラリと光る曲が入っているんです、その辺が捨てがたいところ(Smile)。 
歌手名を見ると Rex Trailer & His Cow Hands といかにもそれらしい名前がクレジットされています、何だかとって付けたような名前、”知らないなあ、聞いたことないなあ ”・・・・・と思わず苦笑い( 300円くらいで買ったものだしマッいいか)。 

(1)Red River Valley は Western Swing 風でアコーディオンが大活躍、(2)Big Rock Candy Mountain は生ギター、フィドル( カントリー風バイオリン )、アコーディオンでこれもスイングしている、マック・マクリントックという大昔のヒルビリー歌手が歌って有名な曲なんです。(3)Sweet Betsy From Pike は ”パイクから来たお嬢さん ” というタイトルで Rex Allen のレコードで聴いていますが、曲自体は古くから親しまれている西部調の曲のようです。(4)峠の我が家、むせび泣くようなフィドルにアコーディオンが絡んで歌を引き立ている、歌が上手くなくても伴奏で何故か映えるんです、(5)Songs Of The Wagon Master は The Sons Of The Pioneers 風でなかなかよいコーラスでバックもスイングしている、(6)The Bad Braham Bull はなかなか西部調のいい歌で Tex Ritter なんかも歌っていました。(8)Golden Slippers はフィドル(カントリースタイルのバイオリン)の演奏でスクエアダンス向きの定番曲なんですが歌が入っています。(9)Cattle Call 有名なヨーデル曲です、曲調がいいのでヨーデルさえしっかりしていれば誰れが歌っても映える曲です。(10)Big Corral も軽快な西部調の歌でサンズ・オブ・ザ・パイオニアズなどが歌っていました。 
このレコードで歌っている2~3流歌手(?)氏に拍手・・・・・雰囲気が出ていました! レコード時代のよいところです。 
 
これ等を聴いたあと日本の歌を聴いた。趣きは全く異なるけれど日本の歌もなかなかいい・・・・「 北上夜曲 」、「 古城 」、「 あざみの歌 」等々、ちょっとメランコリックな歌だけれどチャッチャカチャッチャカした曲はもう自分には無理なので・・・・・その後にイ・ムジチのバロック「 調和の幻想 」を久し振りに聴いてみた、これもよい。 酒で云えばバーボン~日本酒~シャンペンの順の味でそれなりのよさが・・・・
 
ところで「 Very Old St. Nick 」 というバーボン、なかなかの名品らしいけれどいつ買ったのか記憶なし、バーボンにも賞味期限があるのかな?
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