西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

カウボーイ・ソング

2019年05月05日 | カウボーイ・ソング

カウボーイ・ソング  by various singer

米国盤 (?)Great Songs about Horses / 15 All-time Favorites
(1)Back In The Saddle Again(鞍に戻ろう)(2)Horses In Heaven (3)Four Legged Friend (4)Charlie Grey Mule (5)Mr.Ed (6)The Blizzard (7)Tennessee Stud (8)Cowboy In A Continental Suit (9)Run For The Roses (10)Wildfire (11)Old Paint (12)The Old Grey Mare (13)The Electrified Donkey (14)Old Showboat (15)Molly & Tenbrooks
久しぶりのカウボーイ・ソング集です。連休中にレコードやCD、映画DVD、本などの整理をしましたが 普段聴かないもの見ないものがたくさんあって目をパチクリ。このCDは戴きもので、以前 新潟にお住まいの筑波さんという方が送ってくださったもの。私のブログに Cowboy song についてのレコードやCDに特化したカテゴリーがあって載せているためにわざわざ送ってくださったのでした。
カウボーイ・ソングというのは特殊な趣味といってもよくて、アメリカの昔のカントリー&カウボーイ歌手が歌うものが多くて あまり新しい人達を知らなかったのでこのCDはとても参考になりました。 
 
Cowboy Song には素晴らしい曲がたくさんあるのですが私的にはどうも夏向きではない・・・と思っています。秋から冬にかけてはいいなぁ-と感じることが多い、あくまでも私的な感覚ですよ・・・だからまだ今なら聴いても雰囲気的にはいいかなあ(smile)  
(1)” 鞍に戻ろう ” を歌うのは女性歌手・・・Carolyn Martin という歌手は知りませんでしたがオーソドックスに歌っています。(6)The Blizzard は昔のカントリー歌手 Jim Reeves の歌で有名なんですが僕がいいなあ・・・と思っているのはクリス・ルドゥーやレックス・アレンSr.が歌ったものです。今回の Bob Browning という歌手の歌もなかなか渋いです・・・吹雪のヒューッという音が効果音として入っているのもいい。 (7)” テネシーの種馬 ” を歌うのは Layne Brooks という歌手。この曲は大昔のフォーク&カントリー歌手ジミー・ドリフトウッドという人が歌ったものが有名なんですがエディ・アーノルド等のものもあります。 
(11)Old Paint も有名曲・・・アラン・ラッド主演の西部劇「 シェーン 」のなかでも独立記念日の開拓農民達のダンスシーンにも出てくるくらいですから古謡ですね。 
(13)Electrified Donkey はファーリン・ハスキー、(14)Old Showboat はストーンウォル・ジャクソン、(15)Molly & Tenbrooks はビル・モンローのブルーグラス・・・という具合に往年のカントリー曲もちりばめてあります( 古い例えばかりで申し訳ないですが新しい人達を知らないので・・・苦!)ので楽しい。 
 
アルバム全体の音作りはアコースティックです。カウボーイ・ソングというのはやはり声の深い人が歌うのが映えます、軽い歌声はどうもメリハリがなくて合わないような印象です。




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今日から2月

2019年02月01日 | カウボーイ・ソング

今日から2月( 平成31年)
Where Are You Going, Cowboy? Nowhere, I'm Here Forever! (^^)
1月はあれよあれよという間に過ぎてもう2月😳 時の流れの早さを感じている......このようにして私のような初老のカウボーイは辛い仕事に耐えながらも楽しみを見つけつつ日々の中を流れて行くのであります😁
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カウボーイ ソング

2019年01月25日 | カウボーイ・ソング

カウボーイ・ソングのレコード
1/25土曜日は博多は終日曇り気味で5時までの仕事を終えて帰る頃には空は真っ暗になり吹雪のような雪が降る......超寒い。帰ってからこのレコードを聴いた......いつ頃買ったかもう忘れてしまっているものだった😵
アメリカ建国200年を記念して出されたものらしい🐟ということは1976(昭和49)年頃かなぁ🌿

Peter Pan Records というところから出されたようで ひょっとしたら子供向けのレコードかも知れないです......Dan Taylor という人がアメリカ西部とカウボーイについて話をして合間に歌を歌うといったスタイルの構成になっている。


牛の群れの泣き声とかコヨーテの吠える声などが効果音として入っているのでアメリカ西部の雰囲気を感じられるような工夫がされています😊

曲目を見ると Cowboy Song や西部調の定番曲が並んでおり、Dan Taylor という人の声が深くて渋いので雰囲気は十分伝わってきますし、歌も正統派です🎼日本ではなかなかお目にかかれないレコードと思います。
たまにしか聴くことはないけれど自分の気分次第では元気にしてくれるもの😊😊🌿
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カウボーイ ソング

2018年05月23日 | カウボーイ・ソング
カウボーイ ・ソング( Singing Cowboy たち )


米国盤 Shasta Records SH-539 Cowboy Hall Of Fame
(1) The One Rose...Gene Autry (2)Ghost Riders In The Sky... Eddie Dean (3)Lovesong Of The Waterfall...Sons of The Pioneers (4)Bummin' Around... Tex Williams (5) We'll Rest At The End Of The Trail...Jimmy Wakely (6) When My Blue Moon Turns To Gold...Johnny Bond (7)South of The Border...Gene Autry (8)Hillbilly Heaven... Tex Ritter (9)Along The Santa Fe Trail...Jimmy Wakely (10)The Prodigal Son...Sunset Carson
今日載せたLPレコードはマニアックな物です。往年のカントリー歌手ジミー・ウェイクリーという人が自ら設立した Shasta Records社というところから出したレコード......このJ. Wakely はB級西部劇スターでもあった人で、自分が活躍した時代の同世代の" 歌うカウボーイ " 達の貴重な音源を使ってLPレコードを出してくれていました......もうそんなものは時代遅れで陳腐なものと受けとられ、とても売れそうもないと思われた時代なのにですよ...出し続けた...でも今になって思うと とてもいい志しのある人だったように感じます。
2枚目の写真はジャケット裏に載っている宣伝、" Records By Mail " と謳っているので通信販売のみの発売だったんだと思います。ジャケットが超シンプルだけど顔触れはすごい、音源はジミー・ウェイクリーがホストを務めたJimmy Wakely Show のライブとかラジオ録音からのもののようで伴奏は曲によってバラバラです、シンプルですが雰囲気は抜群......収録曲からみて古〜い Country & Western が好きな人向きと思います。Shasta Records は確かCDも見かけたことがあるからひょっとしてCD化もされているのかもわかりませんが......不明。
ここで珍しいのはB級西部劇スター Sunset Carson です。誰れも知らない、私も知らない、アメリカだけのスター(^^)......歌っているのではなくて全篇語り。レコードの解説も彼のことを主体に書いてあります......私は Sunset Carson について全く知識がありません......私のおばあちゃんが黒川弥太郎という渋〜い時代劇俳優さんが好きだったようなんですが、日本の時代劇俳優さんでいえばそんなところじゃないかな...と推定(^^) 有名どころを横綱、大関とすると関脇、小結あたりの俳優さんかな?......続く
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カウボーイ・ソング(ケン・カーソン)

2017年02月18日 | カウボーイ・ソング

Ken Carson
米国盤 The Longines Symphonette Recording Society LWS-149 America's Favorite Campfire Songs  featuring Ken Carson
(1)Nancy Tll (2)Clementine (3)Oh! Susanna (4)Spanish Cavalier (5)Whoopee Ti Yi Yo (6)Good Bye Old Paint (7)Shenandoah (8)Spanish S A Loving Tongue (9)Riding Old Paint (10)Foggy, Foggy Dew (11)Columbus Stockade Blues (12)Look Down That Lonesome Road

2/18(土曜日)も博多で朝から終日仕事だった、帰ってからバーボン・ウィスキーを飲みながら久し振りに American Cowboy Song~Traditional Folk Song を聴いた。このところ日本の歌謡曲のような歌ばかり聴いていたので、いつもの自分に戻ったようで新鮮な響きでいいなぁ~という気分になった。やはりバーボン ウィスキーにはこうした歌が合うなあ・・・・・バーボンも原点に戻って生まれて初めて飲んだ時の Early Times がいい。 初めて買ったときは丸ビンだった、バーボンがポピュラーになり始めた頃だった・・・・・初めて飲んだときはなんだか急に大人になった気分がしたものです。それからずっと Early Times が好き・・・・・。  
 
今日のレコードは昔のカウボーイ・ソングを歌うグループ The Sons Of The Pioneers に短期間だけど所属したバラッドの上手いケン・カーソン(~)だ・・・・・そうはいっても恐らく The Sons Of The Pioneers の熱烈なファンの人にしか知られていないかも知れない。 
ほぼ全曲とも生ギターとアコーディオンだけの伴奏で Ken Carson は変に崩したりせずにストレートに歌っているので好きなタイプの歌い方で気に入っている。曲も聴いていると題名は知らなくても聴いたことがあるメロディがたくさん出てくる。 
いつ頃買ったかはもう思い出せないけれど きっと The Sons Of The Pioneers のレコードを買った時に一緒に買ったと思う。当たり前のレコード会社が出したようなレコードではないかもしれない。(2)Clementine(いとしのクレメンタイン) とか (7)Shenandoah (シェナンドー ) のようなスロー~ミディアムテンポの曲がこの人には合っているように思う。 CDにはなっていないと思います、CDになったとしても多分今の時代の日本では全然もてないような歌でしょう・・・・・ 
同じ叙情的な内容の歌であっても日本の曲とは曲調がちがってアメリカ的な匂いが横溢している。ギターを持ったときに歌いたくなるような歌が多い。自分的には日本の唄を歌う時とこうしたアメリカ的な唄を歌う時に ガラッと雰囲気を切り替えて歌えるといいなあと感じる。 
 
最近 ちょっと暗めのフォーク演歌ともいえる 「すぎもとまさと」が歌うマイナー調の ” 吾亦紅(われもこう)” という曲のギター弾き語りの練習をしているけれど、これはこれで日本的な情感があっていいし、ケン・カーソンが歌うアメリカの叙情歌ともいえる ”Clementine ” や ”Shenandoah ” は別な意味での哀愁がある中にもアメリカ的な大らかさが感じられるのでいい。 ウーン日本の歌もアメリカの歌もどっちもいい! 
いま自分がアコーディオンを練習していることもあって練習曲としてもとても参考になる・・・・・アコーディオンとしての歌を引き立たせるための雰囲気の出し方とかとても参考になる・・・・・写真もなく未完成につき続く
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カウボーイ ソング52 ( Rex Trailer )

2016年11月27日 | カウボーイ・ソング
  
カウボー・ソングのレコード 
米国盤 Spin.O.Rama Records M-3054 Western Favorites / Rex Trailer and His Cow Hamnds  
(1)Red River Valley (2)Big Rock Candy Mountain (3)Sweet Betsy From Pike (4)Home On The Range(峠の我が家) (5)Songs Of The Wagon Master (6)The Bad Braham Bull (7)Riding Down The Canyon (8)Golden Slippers (9)Cattle Call (10)Blue Tail Fly (11)Cow Poke (12)Big Corral (13)Railroad Corral (14)Last Round Up 
今日(H28.11/27日曜日)は朝から冷たい雨で外は超寒い・・・・・「 Very Old St. Nick 」 とかいうバーボンウィスキーを呑みながら粗末な安いカウボーイ・ソングのレコードを聴く。 Spin.O.Rama レコードとかいう何だかわけのわからない弱小レーベルのもののようで それこそ二足三文で買ったもの。案の定 粗雑な音作りの Cowboy Song が入っている。 ジャケットと入っている曲名群だけは立派なんだけどなあ・・・・・そう、ジャケットにだまされて昔買っておいたものなんです・・・・・でもネこんな粗末なレコードの中にも数曲キラリと光る曲が入っているんです、その辺が捨てがたいところ(Smile)。 
歌手名を見ると Rex Trailer & His Cow Hands といかにもそれらしい名前がクレジットされています、何だかとって付けたような名前、”知らないなあ、聞いたことないなあ ”・・・・・と思わず苦笑い( 300円くらいで買ったものだしマッいいか)。 

(1)Red River Valley は Western Swing 風でアコーディオンが大活躍、(2)Big Rock Candy Mountain は生ギター、フィドル( カントリー風バイオリン )、アコーディオンでこれもスイングしている、マック・マクリントックという大昔のヒルビリー歌手が歌って有名な曲なんです。(3)Sweet Betsy From Pike は ”パイクから来たお嬢さん ” というタイトルで Rex Allen のレコードで聴いていますが、曲自体は古くから親しまれている西部調の曲のようです。(4)峠の我が家、むせび泣くようなフィドルにアコーディオンが絡んで歌を引き立ている、歌が上手くなくても伴奏で何故か映えるんです、(5)Songs Of The Wagon Master は The Sons Of The Pioneers 風でなかなかよいコーラスでバックもスイングしている、(6)The Bad Braham Bull はなかなか西部調のいい歌で Tex Ritter なんかも歌っていました。(8)Golden Slippers はフィドル(カントリースタイルのバイオリン)の演奏でスクエアダンス向きの定番曲なんですが歌が入っています。(9)Cattle Call 有名なヨーデル曲です、曲調がいいのでヨーデルさえしっかりしていれば誰れが歌っても映える曲です。(10)Big Corral も軽快な西部調の歌でサンズ・オブ・ザ・パイオニアズなどが歌っていました。 
このレコードで歌っている2~3流歌手(?)氏に拍手・・・・・雰囲気が出ていました! レコード時代のよいところです。 
 
これ等を聴いたあと日本の歌を聴いた。趣きは全く異なるけれど日本の歌もなかなかいい・・・・「 北上夜曲 」、「 古城 」、「 あざみの歌 」等々、ちょっとメランコリックな歌だけれどチャッチャカチャッチャカした曲はもう自分には無理なので・・・・・その後にイ・ムジチのバロック「 調和の幻想 」を久し振りに聴いてみた、これもよい。 酒で云えばバーボン~日本酒~シャンペンの順の味でそれなりのよさが・・・・
 
ところで「 Very Old St. Nick 」 というバーボン、なかなかの名品らしいけれどいつ買ったのか記憶なし、バーボンにも賞味期限があるのかな?
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カウボーイ ソング 51 [ レッド・リヴァー・デイヴ (2) ]

2016年11月20日 | カウボーイ・ソング
  
 Red River Dave (2)
米国盤 Varsity Records 6907 Popular Range Songs by Red River Dave 
(1)Red River Valley (2)Home On The Range (3)Wagon Trail (4)Empty Saddles (5)Take Me Back To My Boots And Saddle (6)Ole Faithful (7)The Last Roundup (8)Mexicali Rose
 
久し振りのカウボーイ・ソング集です。レッド・リヴァー・デイヴ()という大昔のカウボーイ&カントリー歌手の古~いLPレコードを400円という安価で手に入れたので聴いてみました。 内容は今では全ての曲がCDにもなっていて聴くことが出来るものです・・・・・このレコードを聴いてみるとLP にもかかわらずまるでSPレコードを聴いているような感じでした。SPレコードのサーという針音が重なって聴こえるのです、古いものなのでかなりすれているといってもいいのかも知れませんが私はそんなことはなんのその Cowboy Song の雰囲気が出ていればかえって Good なのでした。 
Red River Dave は戦前から活躍していた歌手のようで そのサブネームの ”Red River ” が示すように Cowboy Song はお手のもの、そのほかウェスタン・スイング系の曲やカントリーバラッドにもいいものがあって、この人の持ち味である深いバリトンボイスが冴えわたる線の太い歌手です。同じような系統の歌手だったレックス・アレンに似た声質でとてもオープンな感じがしますよ。 ジャケットが時代を感じさせるもので このようなシンプルな作りは個人的には大好きです。フィドル( カントリースタイルのバイオリン )、アコーディオンがバック演奏の主体になっていて、”Mexicali Rose ” ではラップスチールギターとクラリネットのような管楽器が入っているようなものもあります、数曲では彼のヨーデルも聴かれます。”Home On The Range ( 峠の我が家 )” がクレジットされているんですが何故か入っていません・・・・・時々アメリカのレコードではこんな大雑把なことがあります( smile )・・・・・ ”Home On The Range ”・・・・聴きたかったのに残念だなあ。 
でも今はイギリスのJasmine Records 社というところから彼のCDが2枚出されているんですね(写真2)、その中にちゃんと入っていてヨーデルを入れながら牧歌的に歌っています。戦前からのカントリー&カウボーイ歌手という人達はどこか雰囲気が違います・・・・・やはり古いアメリカ西部の香りが身に染み付いているというか・・・・まあ上手く説明が出来ないですがそんなところ。 元気が出る歌い方! 
   
ところで、今朝バーボンを飲みながらこのレコードを聴こうとしていたら小さな蝶ちょがグラスの横に止まってやがて移動してグラスにくっついた・・・・亡くなった弟が兄ちゃん俺にも飲ませろよ・・・とやってきたのかな?(smile)
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カウボーイ ソング 44 ( エド・マッカディ 2 )

2015年04月15日 | カウボーイ・ソング
  
Ed McCurdy  西部の歌を歌う 
米国盤 Elektra Records EKL-112 Songs Of The Old West sung by Ed McCurdy  
( 日本盤 日本ビクター SJET-8100 開拓者の魂 / エド・マッカーディー )
 
(1)Sacramento (2)Hoosen Johnny (3)Great-Granddad (4)Trail To Mexico (5)Sally, Let Your Bangs Hang Down (6)Buffalo Skinners (7)State Of Arkansas (8)Jesse James (9)The Cowboy's Dream (10)Little Old Sod Shanty (11)Brown-Eyed Lee (12)Chuck A Little Hell (13)The Dying Cowboy

今回はとっても地味~なレコードでアメリカ西部のことを歌ったフォーク歌手エド・マッカーディー( )のもの。以前に彼のレコードは一度載せています・・・・やはり西部&カウボーイのことを歌った地味なアルバムでした、参考にしてください。ただ、私のような団塊世代の人間 ( それ以前の先輩方にも ) は子供時代に映画やテレビ( Rawhide など )、漫画などで西部劇があっていたので多少はイメージとしてのアメリカ西部を想起することができるんですが、案外こうした経験がこの手のレコードを聴く時に助けになる、つまり興味をつなぎとめる指針になるし参考になると考えています。まったくこういう経験がないと今日のようなレコードは退屈でしょうがないかも知れません・・・・・だからアメリカ西部的なドラマや本がほとんどなくなってしまっている現代の若者達にはきびしいジャンルかなぁ-とは思います。それでもひとりでも興味を持ってくれる人が出てきたらそれで私の役目は good です。 

カウボーイソングとか西部の歌というのは労働歌であったり物語性の要素が強かったりするのでメロディが単調であっても歌詞の内容で聴かせるものが多いと感じています、歌詞を丁寧に見て訳していくと特にそう感じます、有名でもない一般の人の名前や土地名が出てくるのも特徴。 
さて、内容ですが全曲エドのギターにエリック・ダーリン()という人のバンジョーが伴奏をつけて素朴そのものという趣きです。 
 
(1)Sacramento は1848年に始まったゴールドラッシュ時代に あっという間に町が出現したカリフォルニア州サクラメントとその頃に一攫千金の夢を求めて押し寄せたあらゆる人々のことを歌った曲。ポコポコスタイルのバンジョーと自身のギター伴奏で歌われる 
(2)Hoosen Johnny は19世紀中頃に西部移住への基地になっていたイリノイ州で 西部からのいい情報が来るたびに歌われた歌だとか 
(3)Great-Granddad はギターの弾き語りでを伴奏に歌われる・・・・解説によると西部開拓に寄与した多くの先達達のことを代表しているような内容 
(4)Trail To Mexico は Berry Me Not On The Lone Prairie ( 駅馬車 )と同じメロディの曲・・・・あるカウボーイが結婚の約束をしてメキシコへキャトルドライブへ行くが帰ってみたら娘は金持ちの男と結婚していた・・・・・失意のうちに I'll stay on the trail till the day I die と歌われる
バンジョー 
(5)Sally, Let Your Bangs Hang Down は演奏だけの曲になっていますがカントリーではローズ・マドック&マドックス・ブラザーズの歌で有名です 
(6)Buffalo Skinners  
 
(7)State Of Arkansas には面白い逸話が解説されています。アーカンソー州は一時は合衆国の中ではもっとも原始的な(primitive state)ところと思われていたようで、こんなことも移住してきた労働者の不満が口伝えで周辺に広まっていったせいで歌われたような歌だろうとのこと・・・・・実際 歌詞の中にも ”I never knew what mis'ry were till I came to Arkansas ”というところがあります・・・・教科書的な知識では決して得られないアメリカ史の一面がわかって面白いなと感じます(smile)。ポコポコ調のバンジョーを伴奏に国中を放浪する Stamford Barnes なる人物がアーカンソーに寄った際の出来事がちょっとコミカルに語られる物語・・・・・歌い方にちょっと往年のフォーク&カントリー歌手ジミー・ドリフトウッドに似た雰囲気があります 
(8)Jesse James は西部の無法者兄弟フランク&ジェシー・ジェイムズのことを歌った歌ですが、一般に知られている歌とはメロディ、歌詞ともに異なっています。 解説によると兄弟は人々の間ではあたかもヒーローのようにみなされていますが実際は cold-blooded killer and robber だったとのことが書いてあります。 

(9)The Cowboy's Dream ( カウボーイの夢 )はイギリス民謡の ”My Bonnie Lies Over The Ocean ” のメロディで知られている親しみやすい曲ですが、アメリカに渡ってからカウボーイソングになったという例です。”Last night as I lay on the prairie And looked at the stars in the sky I wonder if ever a cowboy       Would drift to that sweet by and by~ ”と ポコポコと弾かれるバンジョーと本人のギターを伴奏にオーソドックスに歌われています。素朴でなかなかいい雰囲気 
(10)Little Old Sod Shanty は ”Little Joe The Wrangler ” というカウボーイソングや”The Little Old Log Cabin in the Lane"と同じメロディをもった歌です。 解説によると、南北戦争後にネブラスカ、カンザス、アイオワが開放され その地に家を建てて5年間住み、政府に18ドル払えばだれでも160エーカーの土地をもらえるという条件で定住する開拓者達に解放されたとのこと。彼等が作った 夏は涼しく、冬は暖かいというシンプルな家のことを sodbusters とか sod shanty と呼ばれたとのこと。 そこでの生活ぶりを歌った歌で、バンジョー( ブルーグラススタイルのバンジョーではない ) と自身のギターで素朴に歌われる。 
 
(11)Brown-Eyed Lee は自身のギター弾き語りでうたわれる。1899年テキサス州ベル郡で実際に起こった cowboy unhappy in love の歌 
(12)Chuck A Little Hell はバンジョーだけの演奏のみの曲 
(13)The Dying Cowboy は Bery Me Not On The Lone Prairie と同じメロディの曲で故ジョン・フォード監督作の西部劇 ”駅馬車 ” の主題曲にも使われたこともあるのでご存知と思います。ギターだけの弾き語り。 
 
私ははじめアメリカ盤LPを中古で買ったのですが、東京に行った時に中古屋さんに日本盤を見つけてびっくり、こんなものまで日本で出されていたんだ-と知って1960年代初期の頃の日本でのフォークブームのすごさを改めて知ることになったのでした。日本盤は曲順を替えてあります・・・・このレコードがアメリカでCD化されているかどうかは不明
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カウボーイ ソング 42 (The Willis Brothers)

2015年02月25日 | カウボーイ・ソング

     
The Willis Brothers (2) 
米国盤 Starday Records SLP-119 The Code Of The West / Sixteen Songs And Tales By The Willis Brothers 
(1)Wagon Train (2)Cimarron (Roll On ) (3)Cool Water (4)Rye Whiskey (5)That Pioneer Mother Of Mine (6)Buffalo Gals (演奏だけ) (7)Cody Of The Pony Express (8)Streets Of Laredo (カウボーイの哀歌) (9)Tumbling Tumbleweeds (さまよう枯れ葉) (10)Missouri (11)Red River Valley (12)I've Been Working On The Railroad (13)I Stll Do (14)Strawberry Roan (15)Ace In The Hole (16)Battle Hymn Of The Republic (17)Oh Susanna Ending 
 米国盤 Cumberland Records SRC-69504 Songs Of The Old West / Oklahoma Wranglers 
(1)Happy Cowboy (2)When My Blue Moon Turns To Gold Again (3)Sioux City Sue (4)Down In The Valley (5)Cimarron (6)Take Me Back To Tulsa (7)Chant Of The Plains (8)On The Old Chisholm Trail (9)Tumbling Tumbleweeds (10)Home On The Range 

久し振りのカウボーイソング & 西部の歌です。 
今回は私にとって今や永遠のコレクターアイテムになってしまっているウィリス兄弟による Songs Of The West ともいえるLPレコードです。1963( 昭和38 )年にアメリカの Starday レコード社から出されたものです、どうでしょうこの黒いレコードジャケット! いかにもそれらしくて私は大好きです。 
 
私のカウボーイソングへの興味は今でも続いているんですが なぜかこの Willis Brothers の Starday レコードだけは今でも手に入らないままになっています。このレコードは人気があるのか状態のよいものがなかなかないということです、人気があるのかも知れません。 気長に探している状態なんですが、そうこうするうちに新潟市にお住まいの Indy 筑波さんという方がご好意でCDに録って送って下さいました・・・・・嬉しかったですよ( 有難う筑波さん )。 

ウィリス兄弟はオクラホマ州出身でまだ10代だった頃の1930年代から活動を始めたようで、1960年代になって Grand Ole Opry ( 古くからテネシー州ナッシュヴィルで開かれているカントリー・ミュージックショウ ) でも人気者であってレコードも沢山出されていたようなんです。 が、彼らのステージでのカウボーイコスチュームのいでたちの割りには彼らが演奏する内容はトラックドライバーソングとか Novelty song とかいったものが多くてなかなか本格的なカウボーイソング集( Songs Of The West ) のレコードがなくて 一番はこのレコードかな-と思っていました。

Skeeter(1907~1976)、 Guy(1915~1981)、Vic(1922~1995) の3兄弟なんですが、特記すべきことは かのハンク・ウィリアムス Sr. の初期レコーディング伴奏を務めたという栄光の歴史をもっていることでしょう。当時は Oklahoma Wranglers ( オクラホマ ラングラーズ )と称していた時代です。 
さて、このレコードの内容的にはアメリカ西部に関するあらゆることに及ぶ歌をやっているようです。兄弟のギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)、アコーディオンの他には誰れが弾くのか5弦バンジョーがフューチャーされています。 ”おースザンナ”の軽快なバンジョーにのって軽快にスタート、曲と曲の間に3人の語りが入って簡単な曲紹介のような形式になっており和気合々と進行していきますが 伴奏が3人のギター、フィドル、アコーディオンに時折り5弦バンジョーが入るといった素朴なスタイルなのでこの手の音楽が好きな人には申し分なく楽しめるものとなっています。 私的には(5)The Pioneer Mother Of Mine 、(7)Cody Of The Pony Express ( ポニー急行便乗馬時代の若き ”Buffalo”Bill Cody のことを歌った唄か )、(9)Tumbling Tumbleweeds が気に入り。 ”線~路は続くよどこまでも~ ”で有名な(12)I've Been Working On The Rairoad 、”権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた~ ”のメロディでなじみの(16) ”リパブリック賛歌 ”のような誰れでも知っているような唄を歌ってくれているところも嬉しいところ(こんな唄はカントリー歌手はなかなか歌ってくれないです)。 
将来このLPレコードに出会ったらやっぱり買ってしまうことでしょう、レコードが好きなのでレコードでも聴きたいのが私。 
 
尚、2番目に挙げたレコードは ”オクラホマ ラングラーズとして ” のレコードで過去に載せていますのでカウボーイ・ソングのカテゴリーで見てみてください
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カウボーイ ソング 41

2014年10月27日 | カウボーイ・ソング

久し振りの Cowboy Song
米国盤 Folkways Records FH-5259 Songs Of The West sung by Dave Fredrickson  
(1)Frenchman's Ranch (2)Lone Star Trail (3)Farewell, Fair Ladies (4)Billy The Kid (5)Pretty Boy Floyd (6)Mole In The Ground (7)Hang Me (8)George Campbell(Child #210) (9)More Pretty Girls Than One (10)Jack Of Diamonds (11)Austin's Fair City (12)Gypsy Davy(Child #200) (13)Bonnie Blue Eyes (14)The Girl I Left Behind (15)The Fair Maid From The Plains (16)Letter Edged In Black (17)Cowboy's Life Is A Very Dreary Life (18)Big City Jail

アメリカのフォークウェイズレコード社( 現在 Smithonian Folkways Records となっていると思う ) というのは全くもって地味な存在で、こんなんで採算がとれるんだろうか・・・・・というくらいアメリカの良心ともいえるレコード会社でした。フォークのウッディ・ガスリーとかピート・シーガー、ブルーグラスのカントリー・ジェントルメン、ドク・ワトソンとか有名どころのレコードも発売されたりはしていたんですが、全体的なストックからいうとごく一部で、大半は目立たない地味なアーティストのものがほとんどで 世界的に保存しないといけないような民族音楽( 例えば日本の琴演奏などもある ) 等も沢山あってほんとに殊勝な志しを持ったレコード会社です。 
 
今日採りあげたレコードもそんな1枚。 私のカウボーイ・ソングへの興味の一環として初期の頃に買ったもの・・・・・コマーシャルぺースには乗らないまったく Traditional Cowboy Song というもので地味の極みです。Dave Fredrickson という歌手(1927年カリフォルニア州 Berkeley 生まれのフォーク歌手だそうです)が生ギター1本でたんたんと歌っています。 
 
ちょっと知られている曲 ( メロディ的に ) といったら(3)Farewell, Fair Ladies で ”Good-bye Old Paint ” と同じメロディの曲かなぁ。 往年の西部劇名作 ”シェーン ” の中で独立記念日の野外パーティシーンでシェーン(アラン・ラッド)とマリアン(ジーン・アーサー)がダンスを踊るシーンがありましたが その中で ”Good bye Old Cheyenne(シャイアン)~ ” と歌う曲が出てきますが あれ。 
(4)Billy The Kid も有名な古謡で テックス・リッターのような古いカウボーイ&カントリー歌手や The Sons Of The Pioneers のようなカウボーイ・ソング専門のグループ等けっこう歌われています、そういえばマーティ・ロビンスも 「 Gunfighter Ballades 」 というアルバムの中で歌っていました、なにせ有名な西部のアウトローですからね・・・・・。

(10)Jack Of Diamond はフィドル曲( カントリースタイルのバイオリン )としても知られていますが 古くはテックス・リッターが ”Rye Whisky (ライ・ウィスキー)” というタイトルで歌ったものが知られているかも知れません。
(15)The Fair Maid From The Plains は ”On Top Of Old Smokey (スモーキーの山頂で) ” のタイトルで Rex Allen 他が歌っているのがたくさんあると思います。  
(16)”黒枠の手紙 ” はレフティ・フリッツエルやハンク・スノウが歌っているけどそんなに古い唄なんだろうかなぁ 
  

ところで、LPジャケットを見ると3人のカウボーイのうち左の男はライフルを持ち、他の2人はギター( 脇にケースもある ) とマンドリンを持っています・・・・この時代には非常に珍しいのではないかと思います。 レコードには小冊子が付いていて、歌っている Dave Fredrickson についてと歌詞とその説明が述べられています。もともと本物のカウボーイではないので誰々が歌ったレコード( 例えば Ken Maynard )を参考にしたとか、何々から学んで歌ったとかが書いてあります。 
今日ではCDとしても出ているアルバムだと思います。
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