西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

カントリー ヨーデル (1)

2023年02月13日 | 懐かしのカントリースター

カントリー ヨーデルについて(1)

ヨーデルが好きな女の方でしょうか 自身でもヨーデルを歌ってらっしゃる方でしょうか……私のブログに応援をいただきました、嬉しいです😁

折角ですから Country Yodel について私が知る範囲で載せてみようと思います。

昔からアメリカのカントリー&ウェスタン音楽の世界ではヨーデルを得意としていたカントリー歌手がいました。アメリカは移民の国ですからヨーロッパからの伝統や影響が多々持ち込まれてアメリカ独特の形で発展していったものがたくさん見られます。 小さいことだけどヨーデルもそんな中のひとつと言えるかも知れせん

 

私が初めてカントリー系のヨーデルを聴いたのはスリム・ホイットマン( Slim Whitman 1923年フロリダ州出身 2013年亡 ) が歌った ”I'm Casting My Lasso Way-up To The Sky(大空に投げ縄を放れば) “ という曲でした。彼がまだ駆け出しの頃RCAレコードに録画したものが秀逸で、アップテンポの軽快な曲で この曲でいっぺんでカントリーヨーデルが好きになりました。

その次に聴いたのはエディ・アーノルド ( Eddy Arnold 1918年テネシー州出身 2008年亡 ) が歌った “ Cattle Call ”  で、カウボーイ  ソング系の曲でした。牧歌的なゆったりした曲ですがアメリカ西部のカウボーイ の世界がロマンチックにうかがえるような歌でした。ヨーデルは専門ではないですが上手ですね😁

カントリーを幅広く聴くようになってからはもっと遡ってエルトン・ブリット ( Elton Britt 1914年アーカンソー州出身 1978年亡 ) の “ Chime Bells “ なども聴くようになりました。この人のヨーデルは曲によっては驚異的な息の長さでビックリします。私は今の時代においても最高のヨーデルだと思っていますが、忘れられた存在になっているのが残念です🤣

 “ She Taught Me How To Yodel ( 彼女が教えてくれたのさ .) ” とか “ Alizona Yodeler “ などを歌うケニー・ロバーツ(Kenny Roberts 1926年テネシー州出身  2012年亡 )なんて歌手も聴くようになりました。

勿論 Blue Yodel と呼ばれて歌の合間によりシンプルな形のヨーデルを入れて歌の効果を高めるように歌うジミー・ロジャース( Jimmie Rodgers 1875年 ミシシッピー州出身 1935年亡) も好きで色々な曲を聴きました。この人の歌は曲調がいいものが多くてギターの弾き語りによく合うし素人でも真似て歌えそうなところがいいと思っています😁 

このジミー・ロジャースは後進の歌手に大きな影響を与えたようでたくさんの人がジミーの模倣からスタートして一流のカントリー歌手に大成していました。このことについては次回に続く……

私なりの感想ですが……カントリーヨーデルないしはウェスタンヨーデルと呼ばれる歌はどこか清々しいところがあって、昔からある ” 惚れた振られた捨てられた“🤣…的内容のカントリーには合わない気がしています🤣 現代のカントリー界にヨーデルを得意として採り入れているカントリー歌手がいるのか私は全く知識がないのですが、広いアメリカのことなのできっといるのだろうな…とは思いますが、メインストリームのカントリーをみるとヨーデルは難しい気がします。

尚、レコードジャケットほか写真は私の持っているレコード、過去のブログ掲載分のほかアメリカのものをスクリーンショットして調整して載せました。

続く

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2 コメント

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私は E.Britt でした。 (凸椪)
2023-02-22 20:03:31
カントリー音楽を聴き始めた頃、学生街のレコード店へ足を運ぶようになりました。自分の街のレコード屋には演歌や民謡などの邦楽が主体で、洋楽はジャズやロック、ラテンなんかが申し訳程度に在庫しているだけ。カントリーは昔はやったウエスタンが映画音楽コーナーに西部劇主題歌と混じって数枚あっただけでした。それでも学生街の店では、少ないながらも洋楽ファンの購買層があったためか、狭いながらもカントリーのコーナー(LP時代には“エサ箱”などと呼ばれた仕切りに格納されていました…)に懐メロ的(?)なアルバムとともに、Yodel Song もありました。タダで試聴はできませんでしたが、購入すると1~2曲は聴かせてくれていたっようで、誰か大人のファンが購入していた中に、Elton Britt の Give Me A Pinto Pal〔まだら馬〕があり、聴いた途端に心躍る気分に。だいぶ後年になってビクターRCA盤に収録された同曲を入手した時には、天にも昇る気持ちでレコード盤に“穴が開くほど”繰り返し聴いたものでした。
続編も期待しております。ありがとうございました。
Unknown (ハンク秋山)
2023-03-02 08:40:12
凸木並さまコメント有難うございました♫ 自らの懐かしいお話嬉しく拝読いたしました😁 私は田舎育ちですのでカントリーのレコードへの接触への苦労はよく解ります🤣 Elto Britt の” Give Me a Pistol Pal " という曲に思い入れがある…とのこと、いい話ですね。 私のコレクションの中に有れば聴いてみます😁 私の中では彼がギターだけの弾き語りで"Patent Leather Boots" という古〜い曲があって好きで弾き歌いの練習をした頃があります😁ただ、ヨーデルが出ず諦めましたが……🤣 カントリーにロマンが感じられた時代がいつまでも好きです♫

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