日本盤25AP-1583 西部の巨人 ジョン・ウェイン The Last American Hero
(1)The Green Leaves Of Summer(遙かなるアラモ) (2)David Crockett' Speech(デビー・クロケットの演説) (3)Bury Me Not On The Lone Prairie(淋しい草原に埋めてくれるな) (4)She Wore A Yellow Ribbon(黄色いリボン) (5)Deguello(皆殺しの歌) (6)North To Alaska(アラスカ魂) (7)I Left My Love(騎兵隊マーチ) (8)The Longest Day(史上最大の作戦) (9)The High And The Mighty(紅の翼) (10)Greensleeves(グリーンスリーヴス) (11)The Sons Of Katie Elder(エルダー兄弟) (12)El Dorado(エル・ドラド) (13)True Grit(勇気ある追跡) (14)David Crockett(デビー・クロケット)・・・・
あまり話題になりませんでしたが今年(2007年平成19年)は西部劇の王者ジョン・ウェイン(1907~1979年アイオワ州出身)が生まれて100年でした。ウェインの最後の西部劇「ラスト・シューティスト」(1976年作)を見た時のウェインの役が癌を患って死期間近かの老ガンマンの最後の7日間を描いたものでした。老婦人(ローレン・バコール)とのふれあいと、最後のガンファイトで死ぬまでのしみじみとした味わいのある西部劇だったのですが、その時はウェイン自身も癌と闘っていた時期と皆が知っていたので何か特別の思いがありました。
ウェインに”あんたは癌だ”と告げる医師の役がジェームス・スチュアートでしたが、彼とは1963年のジョン・フォード監督の西部劇「リバティ・バランスを射った男」でも共演した間柄でしたのでなおさら共感するところがあったように思います。ウェインの最後の映画が西部劇「ラスト・シューティスト」だったというのも何だか彼の人生を象徴しているような気がします。
ウェインが死んだ時追悼レコードが何枚か出されましたが、僕が買ったのがこのレコードです(まだビデオもDVDも無い時代でした)。内容はウェインが主演した映画のテーマ曲集で、(1)はブラザーズ・フォーの歌が素敵です、(2)(14)はウェイン自身の語り、(3)(5)(7)(9)(10)(13)は各種オーケストラ演奏です。(4)と(8)はミッチ・ミラー合唱団、(6)はカントリー歌手ジョニー・ホートンの元気いっぱいの熱唱で、カントリーに興味をもつきっかけになった1曲でもありました・・・ウッ懐かしい!(11)と(12)はともに西部劇でサウンドトラックから・・・といった具合です。あれから30年近くたったなんて・・・・ほんの昨日のことのように思えます。
でもよかったなぁ・・・ぎりぎり今年中(ジョン・ウェイン生誕100年の年)に書くことが出来て。仕事が忙しくてなかなかビデオやDVDでウェインの作品を見ることが出来なかったのが残念だけれど、来年は沢山見ようと思います、とりあえずお正月に1~2本(本当は映画館の大きな画面で見たいですけど)。