西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

蜂須賀小六のこと

2024年10月12日 | 医療の仕事

蜂須賀小六のこと……医療の仕事

蜂須賀小六と医療の仕事……アハハ 直接は関係ない🤣

私は今までにこの珍しい名前の人 ( ハチスカさん ) に3人出会ったことがある。中学校時代の同級生にいたし、あとは医療関係の仕事についてからの二人はいづれも患者さんだった。さてその一人が先日会った高齢女性でその名前だった……私はピンと “ 蜂須賀小六 “ の名前が頭の中で蘇えった😁

私のような団塊世代が小さい頃、割りと歴史上の人物の伝記的な漫画があった……豊臣秀吉の幼少期の名前が日吉丸。ひょっとしたことから蜂須賀小六という盗賊の頭 ( おかしら ) に出会って子分に日吉丸がなる……時は過ぎて日吉丸は出世した天下人の太閤秀吉となる。一方の蜂須賀小六は大名に取立てられて後年にはその子孫が阿波徳島の30万石の大名に収まった🤣……というわけなんですね、正に主従逆転。まあ後世になっての作り話も入っているんでしょうが面白い話ではある🤣 徳島の大名 蜂須賀氏はこの “ 盗賊(野盗) の出 "  という言葉に悩まされ続けたもようなんですね🤣

そのおばあちゃん、私が “ ハチスカといえば小六 “……と言ってみたところ “ 盗賊です “ と言われた🤣 古い年代の人はたいてい知っているんだよなぁ🤣

看護婦さんに “ ハチスカコロクって知ってる? “……と尋ねてみたら “ ?? “ だった。そうだよなぁ古い話だもんなあ🤣

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" 先生 早くお迎えが来てほしい"

2024年03月22日 | 医療の仕事

“ 先生 早くお迎えが来ないかなあ "

医療の仕事をしていると 治療してもなかなか良くならない症状に " 早くお迎えが……" と言うお年寄りに遭うことがある。言葉で言うのはおばあちゃん達に多い……単に病気のことだけではなくて他にも不安を抱えていたりすることもある。身寄りが無くて独り暮らしだったり金銭的な不安を抱えていたり等等。

人間誰れでも同じだと思う…男は弱音を人に言葉で話すことは少ないと思うけれど心の中ではおばあちゃんと同じかも🤣

そんな言葉が出てきた時には " そんなこと言わないでね、あっちの世界も人口過密でまだ来るな、まだ暫くはそっちにおれ…と神様が言っとるのよ!" と冗談気味に笑いながら話す🤣 " 早くお迎えが…" は日本人にある独特の死生観なのかなあ それとも世界的に共通のことなのかなあ……と思ってみたりする

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春の雨

2024年03月07日 | 医療の仕事

春の雨

鹿児島での話……先日午後から雨になった日があった。救急車が入ったりでけっこう忙しかった。それでも時間内に仕事が終わり救急受け入れの出入り口から外に出ようとしたら 雨……たまたま看護部長さんがいて ” 先生雨ですよ、濡れますよ ”  と言われたので笑いながら " 春雨じゃ濡れて行こう "……と言った。看護部長さんは還暦ちょっと前かな?クスッと笑われた。ハハンわかっているな……と思ってちょっとした反応に嬉しさがあった🤣

昔の時代劇…月形半平太が帰ろうとすると女将が " 月さま雨が…” と云う。それに対して " 春雨じゃ、濡れて参ろう "  と答える😁 今はこんなちょっとした言葉のやりとりも通用しない時代になっている🤣 因みに月形半平太という架空の人物は幕末の筑前藩士 月形洗蔵と土佐藩の武市半平太の名前を合わせて名付けられたとか。

以前にも打撲で目の周りを腫らして来たおばあちゃんに まるでお岩さんみたいになってますよ……と云った時に ” まぁ先生そんなこと言って ! ”  と言われて笑い合ったことがありましたが、対応していた看護婦さんはキョトンとしていましたから何のことかわからなかったんでしょう🤣 四谷怪談ね

時代が変わっていくというのは色々なところで感じさせられます🤣

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辛い二つの別れ

2023年04月05日 | 医療の仕事

辛い二つの別れ

医療の仕事をしていると入院受け持ち患者さんが不測の事態で亡くなることがある。整形外科そのものの疾患で亡くなるということはめったにないけれど、大抵はもともとかかえている内科的な合併症からの悪化だったり高齢で体力に予備力がないために徐々に衰えていく……みたいなこと。たいていは食思の低下、意欲の低下から始まることが多い・・・それを防止して元気に退院できるようにしていくのが私たちの役目だと認識してはいる。でも現実にはなかなか思うようには進まないことが多い。 

この1か月で2人の80歳代の受け持ち患者さんが亡くなり死亡診断書を書いた・・・整形外科ではめったにないこと。私が若い頃に救急医療に携わっている頃には小児から老人までいろいろな事情で亡くなって診断書を書いたことが多々あった。DOA(Death On Arrival)といって、救急車で運ばれてきたときには既に亡くなっている状態というのも数多く遭遇したこともある。 

ただ、今回は立て続けに2人亡くなったことで久し振りに老人と生きることについて考えてしまった。 

今の時代(昔からそうかも知れないですが)家族の受け入れ態勢が十分でなかったり・・・具体的には退院しても家族が少なかったり、日中仕事で不在がちな家族があったりで十分な看護、介護が難しかったりするなどの例が多い。 

一言でいえば ” 老人にとって行き場所がない ” ということかなあ。自分の両親や親戚のことを思い出してみてもそうだけど、ホントに行き場所がなかったなあ・・・と反省も込めて思うことしきりだ。 

 

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Hg先生の退職

2023年03月31日 | 医療の仕事

Hg先生の退職

15年間 整形外科の非常勤医として勤められたHg先生が(2023=令和5)3/30退職された。週のうち1日だけの務めだったけれどそれでも15年間という年月は重い。私よりも先輩の方の存在は自分にとっては何処か精神的に安心感があった……それがなくなり一番の年長者になった🤣 時は全てを変えていく🤣 Hg先生お元気で!

 

 

 

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超高齢でも元気🤣

2022年12月03日 | 医療の仕事

超高齢でも元気🤣

私が勤めている鹿児島の病院でいつも13〜15人の入院患者さんを受け持っている。100歳のおばあちゃんが11/30に元気で退院された🤣背骨の圧迫骨折で入院となっていたけれどその必要もないくらいに耳も目も歩きもしっかりしていた……ただ独り暮らしなので家族が心配してリハビリのための入院依頼があり受け入れた。

看護婦さん達の話では“ 元気だもんですからちょくちょく病室から出てきて私達が心配しているんです”……とのこと、転んだりしないか…ということらしい🤣 

話をしにいくと早く退院したい様子……私もそうしたいけど家族の受け入れ状況待ち…老いては子に従えですよ…と話す。すこし不満げに “ ハイ ” と言われた。高齢でも皆んなこれくらい元気だといいんだけどなぁ・・・百歳🤣🤣

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秋のちょっと切なくなる話

2022年11月28日 | 医療の仕事

秋のちょっと切なくなる話・・・2022(令和4)年11月28日 

月曜日はいつも博多の中心街に近いH病院で半日勤めている。仕事開始前に電子カルテを見る……外来受診の人、入院している人の一覧。

入院患者さんの中に以前通院で診ていたHさん(女性)の名前があるのに気づいて、何で入院に…と気になって診療録をみたら脊椎の圧迫骨折だった。経過を追ってみると意欲低下とか食思不振で点滴、老衰…などの記事が見られるようになっている。8月半ばの入院当初は比較的元気だったらしい……通院で診ていた頃は私の焼酎好きを知って焼酎の五合瓶をお土産です…とよく持ってきてくれていた🤣出身が鹿児島の大口(よく北薩の中心都市という)で実家が作り酒屋とかいっていた。

気になって帰る前に病室にHさんを訪ねた…衰弱が進んでいるようでほぼ寝たきりにみえる。

寝ているHさんに“ Hさん覚えてますか?秋山です、よく焼酎をいただきましたよ。何という銘柄でしたかね ” と言うとうっすらと目を開けて微笑んで“ 伊佐錦 " と言われた。手を握って ” 元気になってまた歩けるようになって下さいね “ と言って別れた。リハビリが充実しているところではないのが気がかり。

通院されている時はよく鹿児島の話をしたものだった……今はこんな人たちがたくさん

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腰のコルセットでミス🤣

2022年06月08日 | 医療の仕事

腰のコルセットでミス🤣 

整形外科の仕事をしていると腰が痛い、膝が痛い、肩が痛い……の訴えの人達がとても多い。

ある日 体格のいい50才代の女性が腰痛を主訴に来られた。レントゲンを撮ってみると年齢相応の軽い変形があるくらい。痛みさえ無ければ元気そう。痛み止めの薬と湿布で様子みましょう、コルセットも着けるといいですよ・・・と説明。はじめは薬だけくださいだってけれど、あとでコルセットも希望された。いざ着ける段になってサイズがとても大きい・・・つい◯◯さんこれって幕下のお相撲さんサイズですよ・・・と言ってしまった🤣 その時は本人も笑って ” あらまぁ “ と笑って済んだ。

しばらく経ってから看護師長さんから " 先生、さっきの患者さんから電話があって 幕下のお相撲さんなんて言われた “ と抗議の電話がかかってきたみたいです・・・とのこと。" あちゃー余計なこと言ってしまったかなぁ ” と冷や汗🤣

普通太った女性 ( この表現も禁句で体格がいいと言うべきか??🤣 ) は陽気な人が多いと思っていたのでその方も同じ印象だったからつい冗談で “ 幕下のお相撲さん "  と言ってしまったんだけど・・・その方、後で思い返して ” 失礼ね “  と怒りがムラムラと湧いてきて抗議の電話になったもよう🤣 なんでも何処かの先生 ( 同業者 ) の奥様だったらしい・・・あ〜口は災いのもと とはこのことか🤣 反省と同時に女性は怖い を実感した😁 

しばらくしたら4/26のところに戻す予定です

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入院患者さんが"ベンハー“を

2022年06月04日 | 医療の仕事

映画“ベンハー” の方が効果あり🤣

ある日の午後 入院している患者さん達の様子伺いに回診していたらBさん(男性)が小さなパソコンの画面にしきりに見入っている姿が目についたので " Bさん、何見てるの?” と尋ねたら “ ベンハー " と言われた😁

私がチラと画面を覗くと恥ずかしそうなそぶりをされたので ” アッ、チャールトン・ヘストン!“ と言ったら私の顔を見てニコッとされた。そこでひとしきり映画の話になって回診終わり🤣 B さんは高齢で身体が弱っている他は特に異常はなく、ただ奥様が腰骨の圧迫骨折 をおこして動けなくなって入院されたのでBさん独りでは生活できないためセットで入院になった・・・いわゆる社会的入院というわけ。子供さんたちは遠くに住まい、高齢化社会になってこんな例は増えています。誰れにでもあり得ることです🤣

今はB さんにとって昔見た ” ベンハー "  の映画が元気の素なんでしょう……薬よりも一本の映画の方が元気になる( 治療効果がある ) ようなことも私は信じています😁

写真は時々飲みに行くカントリー・バーのマスターからもらった洗濯バサミを細工して作ったおもちゃ🤣

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11/8 秋深し

2021年11月08日 | 医療の仕事

朝の通勤の風景

月曜日の朝は西鉄電車の天神のひとつ前の薬院駅で降りる。駅横にあるドトールというお店でモーニングのサンドイッチとコーヒーで軽い朝食をすませてから職場に向かう。最後の横断歩道(渡辺通り)を渡る時に天神方面の写真を携帯で撮った。まだ8時ちょっと過ぎだからか車も少なめ……都会の秋の風景を…と思ってみたもののまだ木々も色づいていないし風が冷たい割りに秋の情景には見えていない。もう深秋なのになぁ・・・携帯では写真のピントがどうもよくない

 

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