西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

5年分を数日で🤣

2022年06月29日 | つれづれに

5年分を数日で🤣

 

私のサブネームに使っている” ハンク“ は昔から大好きだったカントリー歌手の Hank Snow (1914〜1999カナダ出身)から拝借したものです😁 ハンク・スノウ が好きでレコードを集めた時代がありました……でも九州の田舎に住んでいるとハンクのハの字も聞かないしレコードはない、あっても高い……などでなかなか手にすることは出来なかった。

先日AmazonのCDの欄を何気なく見ていたら写真のCDが載っていた……色々なところが扱っているらしく値段がまちまちだったので一番安価で買えるところから買う(770円で送料無料だった)。ハンクの古いLPレコード5枚を1枚のCDにしたもの…ビックリしてお得感の反面複雑な気分も🤣 私はこのLPレコードを買い揃えるのに5年以上かかったと思う…それが1枚のCDで数日で買うことができた……ホントに恵まれた時代に生きているんだなぁ…と実感した。

ぼくは手に入れたいきさつまで覚えていてそれこそ1枚1枚のレコードを大事に大事に聴いてきたけれどCDでこんなに簡単に手にはいるなんて……苦心して集めた時代て何だったんだろうなと思ってしまった🤣 今やCDも必要ないくらいの状況になってきてもいるらしい。

有難みが薄れていく……でも自分はやっぱりレコードがいいな🤣

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カントリー・ギターの神様チェット・アトキンスの本

2022年06月28日 | 懐かしのカントリースター

カントリー・ギターの神様の本

 

先日ある楽器屋さんの本のコーナーを覗いていたら目についた本。装丁がしっかりした綺麗な本、カントリーが好きで本にも随分目を配ってきたけれどこんなにチェット・アトキンスに焦点を当てた本はなかったと思う。アトキンスはカントリーギターの名手ですが、カントリーにとどまらず幅広く活躍できるセンスと力量をもっていた人でしたので残されたレコードも数知らずです。本当はもっと早い段階で ( チェットの生前に ) 採り上げられるべき人だったはずなんですが、なんせ日本の音楽雑誌の世界はカントリー & ウェスタン音楽には冷たくてチェット・アトキンスのような大御所でさえまとまった本にはなっていなかったのですから。でも遅れたとはいえこうしてひとつの形ある本として出されたことは喜ばしいことであります。これを見てチェット・アトキンスのレコードをきたくなりバーボン・ウイスキーを飲みながら2枚組のレコードを聴いた……

米国盤 Camden Records CXS-9006  Chet Atkins / Country Pickin'

(1)Make The World Go Away  (2)Oh Baby Mine  (3)Release Me  (4)The Bells Of St. Merry's'  (5)April of Portugal  (6)Foggy  Mountaio Top  (7)Bandera  (8)Yankee Doodle Dixie  (9)Lonesome Road  (10)Goin' Down The Road  (11)Wildwood Flowers  (12)Oklahoma Hills  (13)Early Times  (14)Prancin' Filly  (15)Hot  Mocking Bird  (16)San Antonio Rose  (17)Kicky  (18)Wabash Cannonball

こんな大昔の写真もあるんですね……ハンク・ウィリアムスSr. のバックで演奏しているチェット・アトキンス😁 チェットは最晩年になるまで顔があまり変わらない人だなぁという印象でした😁

 

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早っ! もう梅雨明けだって

2022年06月27日 | つれづれに

早っ!もう梅雨明けだって

今年は雨に打たれるアジサイの花はほとんど見ることができなかった……自宅近くの公園のヤブに咲く野生の紫陽花(アジサイ)

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漫画 いつ以来かなぁ

2022年06月26日 | つれづれに

漫画で読む日本の古典🤣

従来から日本の古典本を読んでみたいと思っていた……でもこの歳になって長い文章は多分長続きはしないだろう…と思って楽な漫画で読むことに決定🤣 完全でなくても絵と文字で大まかなイメージは掴めるだろうと思ったら案の定正解だった😁 大部のシリーズ本が出ている。当代一流の漫画家たちが分担した古典集…順不同で松尾芭蕉の「奥の細道」からスタートして今は上記の二冊。

吾妻鏡を選んだのは今NHKの大河ドラマで “ 鎌倉殿の十三人 ” というのがあっているので選んでみた。“「吾妻鏡」は鎌倉幕府の公用記録書である。治承四年(1180)四月から文永三年(1266)年七月までの鎌倉幕府の事蹟が編年体で記されている “……とのこと。平家が滅んで源頼朝の鎌倉幕府成立のいきさつあたりから先まで漫画で大まかに知ることができて面白い🤣

しばらくしたら4/30のところに戻す予定

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時代劇映画”峠“ を見た

2022年06月22日 | 時代劇映画

時代劇映画“峠" を見た

 

仕事が終わってから鹿児島中央駅の映画館ミッテ10で映画を見に行った。とはいえ、時間帯が悪くて夜9時30分開始で終わるのが11時半だった🤣  この映画は新型コロナの影響からか随分と上映延期になっていたもの。

私は読んだことはなかった亡き司馬遼太郎さんの小説の映画化。期待していた映画だったけど残念ながらやや失望、期待外れで何の感動もなかったというのが正直な感想です。

徳川幕府が倒れて明治の世になり、東北諸藩を鎮圧するための戊辰戦争の時代。越後新潟の小藩である長岡藩は家老河井継之助の指導のもと中立を図るが征討軍(官軍)に拒否され、万策尽きて戦うはめにおちいるのだった🤣 河井継之助(1827〜1868)という人は西洋事情に通じて先見の明を持った人だったようで、小藩ながら西洋式の訓練をした藩兵を持っていました。一時的には政府軍に太刀打ちできても負け戦さになるのは目に見えていたはずですが、それでも最後のサムライの意地を見せるための戦いだったのでしょう……小説を読んでいないので何ともコメントのしようがないのですが、地方の小藩をテーマにする場合には戦う(武闘派)か降伏するか(恭順派)などの内的な葛藤があったはずだし、来たるべき官軍、戦争への緊迫感などがあったはずでその辺に焦点をおいた方がより重みがあったのでは……冗漫なムダなシーンが多かった気もします。 この監督さんをはじめとする制作スタッフは昔の時代劇映画名作といわれれる作品群をあまり見ていないのではないかなぁ……時代劇としての力量不足を感じました。出演俳優さんはいいのになぁ…もったいない。

後年になってこの河井継之助について色々な人達(勝海舟など)が人物評を述べている……生きていれば日本に有意義な人であったろうという評価が多いだけにこの映画では河井継之助とその時代の長岡を描き切れていない気がして10回くらいのテレビドラマにでもしないと無理かなあ……河井継之助という人物を理解するにもこの映画ではインパクトが弱いかなぁ……それでも隠れた幕末史ですからなるべく多くの人に見てほしいなと思います

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ジミー時田さんの鹿児島公演のポスター

2022年06月21日 | 懐かしのカントリースター

ジミー時田さんの鹿児島公演のポスター

断捨離とまではいかないけど色々と不要になったものを片付けてしまおうとひっぱり出していたらポスター類が沢山出てきた……その中にあったひとつ🤣

もう30年近く前になるはず……鹿児島のチサンホテルの2階ホールでジミー時田さんのコンサートがあった時のポスターです。持っている人はそんなにいないかも知れない。私はこの時聴きに行きました……鹿児島の " からいもカントリー ”  の主催だったはず。前座に鹿児島のカントリーバンド “ White Rose " が出演、大野義夫さんも賛助出演されたコンサートでした。

ジミー時田さんは真っ赤なカントリースーツにテンガロンハット姿で、視覚的にもオーラがありました。ジミーさんは形にもこだわりがある人だったので昔気質のカントリー歌手という感じでした😁

” テネシー・ワルツ “ や ” I Love You Because “ など昔のカントリーの良さに溢れていたなぁ……” テネシー・ワルツ “  は俺が一番上手い……なんて話されていたなあ、それくらい自信を持っていたプロ中のプロでした……過ぎて還らぬ日々

この手のポスターは沢山あるんでしょうけどこれも今は貴重かなぁ

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ブルーグラス

2022年06月19日 | つれづれに

ビル・クリフトン カーターファミリーを歌う

 

日本盤 Londn Records MH-61 (原盤Starday Records SLP-146) Bill Clifton Carter Family Memorial Album  

(1)March Winds (2)Green Fields Of Virginia (3)Bring Back My Bleu Eyed Boy To Me (4)My Clinch Mountain Home (5)Little Joe (6)No Hiding  Place Dowo Here (7)Give Me Your Love  (8)Stern Old Bachelor  (9)Are You Lonesome Tonight  (10)Cannonball Blues  (11)I'll Be All Smiles Tonight  (12)Old Cottage Home

ビル・クリフトン・・・ブルーグラス・ミュージックでは懐かしい人です。まだ健在のはず。このレコードは昔の(1960年代)アメリカのスターデイレコード社が出したLPレコードで、スターデイ社が発売したカントリー&ブルーグラス関連のレコードの中では人気が高かったものではないかな・・・と思います。日本盤も何度か出されたことがあります・・・私はスターデイのオリジナルレコードと同じジャケット仕様の日本盤はずっと後年になって中古屋さんで買いましたが、ジャケットの良さと曲の内容がとても良くて今でもBill Cliftonといえばこのレコードが大好きです。スターデイのオリジナル盤は欲しいなと思っても今でも手に入らないです(もう諦めている)。

ビル・クリフトンの全盛期にはBill Clifton & his Dixie Mouutain Boys の名のもとに自分のバンドと一緒に活動していたようですが、このアルバムの演奏陣の顔振れを見ますと大半は当時のスタジオミュージシャンが参加しての録音になっているようです。

後年の色々なグループのような楽器テクニックの派手さはありませんが、本来のBluegrass Music の良さに溢れていると私的には思っています。単品のCDになっていれば・・・と思いますがないのかも

4/11に戻す予定

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腰のコルセットでミス🤣

2022年06月08日 | 医療の仕事

腰のコルセットでミス🤣 

整形外科の仕事をしていると腰が痛い、膝が痛い、肩が痛い……の訴えの人達がとても多い。

ある日 体格のいい50才代の女性が腰痛を主訴に来られた。レントゲンを撮ってみると年齢相応の軽い変形があるくらい。痛みさえ無ければ元気そう。痛み止めの薬と湿布で様子みましょう、コルセットも着けるといいですよ・・・と説明。はじめは薬だけくださいだってけれど、あとでコルセットも希望された。いざ着ける段になってサイズがとても大きい・・・つい◯◯さんこれって幕下のお相撲さんサイズですよ・・・と言ってしまった🤣 その時は本人も笑って ” あらまぁ “ と笑って済んだ。

しばらく経ってから看護師長さんから " 先生、さっきの患者さんから電話があって 幕下のお相撲さんなんて言われた “ と抗議の電話がかかってきたみたいです・・・とのこと。" あちゃー余計なこと言ってしまったかなぁ ” と冷や汗🤣

普通太った女性 ( この表現も禁句で体格がいいと言うべきか??🤣 ) は陽気な人が多いと思っていたのでその方も同じ印象だったからつい冗談で “ 幕下のお相撲さん "  と言ってしまったんだけど・・・その方、後で思い返して ” 失礼ね “  と怒りがムラムラと湧いてきて抗議の電話になったもよう🤣 なんでも何処かの先生 ( 同業者 ) の奥様だったらしい・・・あ〜口は災いのもと とはこのことか🤣 反省と同時に女性は怖い を実感した😁 

しばらくしたら4/26のところに戻す予定です

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高山彦九郎の九州

2022年06月07日 | 歴史はロマン…九州の歴史を中心に

高山彦九郎の九州

 

長い間かかってやっと吉村 昭の ” 彦九郎山河 “ を読み終えた。途中まで読んでは一旦やめ、前のストーリーがわからなくなってまた初めから読んで……の繰り返しだった🤣

幕末の勤皇思想の先駆けとなった人への理解を深めるための小説だった。

吉村さんが高山彦九郎に興味を持ったのは「解体新書(ターヘル・アナトミア)」の訳者の中心的役割りを果たした前野良沢のことを小説にするために調べものをしていた時、何故か高山彦九郎が出てくることに気づいてかららしい。戦前の軍国日本の皇国史観に利用されて曲解された高山彦九郎、彼が残した膨大な日記を読み、彼の本来の姿を是正したい気持ちからこの小説を書かれたらしい。日本史の歴史教科書には出てこない人ですね。

小説には3本の筋が通っている

①身内内の確執(実兄との)

②多くの学者達の著した書物から蝦夷地、千島列島がロシアの侵攻の恐れを感じて蝦夷地に渡り実地検証を目指した時代

③徳川氏の幕藩体制を批判して天皇による文治政治に戻すべき…との王政復古思想を広めるための活動

驚くべき行動力で全国を行脚している、しかもハッキリした目的を持って🤣早くから幕藩体制から天皇中心の統治に戻すためには有力大名、特に薩摩藩の後ろ盾が必要と判断して九州に赴く……幕府からは危険思想の持ち主として目をかけられているので漫遊の旅を装うため九州各地を訪ねて各地の学者、有力者と交流しながらの旅。

高山彦九郎が鹿児島まで来ていたことを知って驚いた。開聞岳にも登り、枚聞(ひらきき)神社や霧島神宮にも参拝、坊ノ津までも行っている🤣

江戸時代の薩摩藩は他国からの出入りを厳格に制限している……高山彦九郎も入国するのに野間の関所(鹿児島県出水市)で半月も待たされている。薩摩藩では始め歓迎され、入国の目的が知れるにつれて疎まれていく……失意の彦九郎はその後も九州各地を放浪するが如く点々とする。最後に頼ったのは久留米藩の藩医 森 嘉膳……その屋敷で失意のうちに自刃する。

早すぎた勤皇思想家だってのでしょう。藩という確固とした後ろ盾のない孤独な思想家……久留米の寺町地区の遍照院に墓がある。幕末期の勤皇の志士と言われた人達は久留米を通る時は必ずといっていいほど高山彦九郎の墓前を訪れたとのこと。

高山彦九郎 上野国新田郡細谷村(現在の群馬県太田市)の出身 

吉村 昭さんは ” 私は、彦九郎の日記を読みながら、かれの豊かな教養と純粋で物悲しい人間性に魅せられた ” と書いておられますが、この本はまさに吉村さんの情熱が感じられる作品でした。鹿児島まで来た高山彦九郎だけど、鹿児島でのその手の郷土本なり資料なりがあまり見当たらないなぁ?

しばらくしたら5/18のところにに戻す予定

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入院患者さんが"ベンハー“を

2022年06月04日 | 医療の仕事

映画“ベンハー” の方が効果あり🤣

ある日の午後 入院している患者さん達の様子伺いに回診していたらBさん(男性)が小さなパソコンの画面にしきりに見入っている姿が目についたので " Bさん、何見てるの?” と尋ねたら “ ベンハー " と言われた😁

私がチラと画面を覗くと恥ずかしそうなそぶりをされたので ” アッ、チャールトン・ヘストン!“ と言ったら私の顔を見てニコッとされた。そこでひとしきり映画の話になって回診終わり🤣 B さんは高齢で身体が弱っている他は特に異常はなく、ただ奥様が腰骨の圧迫骨折 をおこして動けなくなって入院されたのでBさん独りでは生活できないためセットで入院になった・・・いわゆる社会的入院というわけ。子供さんたちは遠くに住まい、高齢化社会になってこんな例は増えています。誰れにでもあり得ることです🤣

今はB さんにとって昔見た ” ベンハー "  の映画が元気の素なんでしょう……薬よりも一本の映画の方が元気になる( 治療効果がある ) ようなことも私は信じています😁

写真は時々飲みに行くカントリー・バーのマスターからもらった洗濯バサミを細工して作ったおもちゃ🤣

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