西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

西部劇の本「ワンダフル・シネマライフ75」

2024年06月28日 | 西部劇の本

西部劇の本「ワンダフル・シネマライフ75」  

私家出版 著者:原川順男 

熱心な西部劇愛好家、ジョン・フォードファン、映画ファンでいらっしゃる原川順男さんという方から過日 私家出版の本を送っていただきました。かつて西部劇映画について鹿児島の西部劇ファンに対して講演されたことがあってその時に知己を得た先輩の方です。 思いがけずこの本を送って頂きました・・・私家版ですから一般には販売されてはいないと思われますが是非紹介だけはしておきたくて載せました。 

「はじめに」という欄に「映画を観始めたのは小学4、5年の頃、近所の校庭や広場にかけられた白幕のスクリーンで ” 青い山脈 ” や ” 暁の脱走 ” を観たのをよく覚えています。その後映画館に通うようになり、1951年の5月、中学1年のときに ” 駅馬車 ” と出会い、ジョン・フォード、ジョン・ウェインの大ファンとなり、映画ファン人生が始まりました」・・・・とあります。 

氏が長年にわたって熱心にこだわってこられた世界だけにとても興味深く読みましたし、面白かった。個人の思い入れが入った文章というのは読んでいて面白いもので共感したり、新しい発見があって納得したりまた自分はこう思うんだけどなあ・・・と心の中で議論を戦わせたり・・・で一気に読んでしまいました。次のような内容が収録されています。写真も豊富 

 

今の時代に西部劇やジョン・フォード監督やジョン・ウェインについての個人的な思い入れのある本に出合うことができないのでワクワクしながら読みました。原川さん、有難うございました。願わくばこの本ができるだけ多くの方々に接することが出来るように願っています。 

*なんとかしないと携帯でとる写真の画像鮮明度がどうも悪いなあ・・

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西部劇の本"西部劇の文化学"

2024年06月13日 | 西部劇の本

西部劇の本 " 西部劇の文化学 "

 

久しぶりに西部劇の本についてです。 男たちが西部劇映画を見なくなって久しい。というよりも見せてもらえなくなった……というべきでしょう。今の時代でもアメリカでは西部劇映画は作られてはいます。ただ、もう映画の主力になることはないしこれから先もそうでしょう🤣  死んでしまったジャンルと言ってもいいかもしれません……私自身は昔の西部劇映画を見続けていますが、元気を得るためと仕事への日々の活力を得るためにね🤣 

さてこの本の作者は哲学の専門家のようです……私の苦手とする領域の方が西部劇映画を採り上げている、しかもほぼ私と同世代🤣 この方は専門は難しくても子供や若い頃に見た西部劇映画のことが頭の隅に引っかかっていた…何とか文章にして発表したい…みたいな気持ちがあったんでしょうね🤣 嬉しい本です😊 共感出来るところが多々あります😁

最初に「 Director's Note 」というページがあり 著者の言わんとすることが集約されている気がします。その中で " そうだよなぁ ”  と共感するところ……例えば「 西部劇はでたらめなフィクションでもって描かれていない。実に背景に歴史そのもの、人間史を超える人類史そのものが描かれているということ 」「 西部劇は単品で見ていたのではいまとなってはさほどおもしろくない。全てがリンクしている、壮大な文化遺産、文化の西部大陸である……自分なりのテーマを設定して作品をさがしてみていくと、いろいろな発見にであうことは保証する……無意味な西部劇はなにひとつとしてない。」……と述べられていることなんかです。写真も豊富に載っています。

2023(令和5)年12月28日朝の未発表記事です……しばらくしたら元の日のところに戻す予定

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西部劇の本

2021年08月20日 | 西部劇の本

古本屋さんでみつけた西部劇の本

 

表紙の写真を見ると懐かしい、スティーブ・マックイーンだから・・・でもこんな本が出されていたのは知らなかったです。「映画物語」の西部劇特集号は第1〜第15巻まで出版されたそうだけど私は4冊持っているだけだったから出逢った時は嬉しかったですよ。このような本はもう古本屋さんでしか出逢わないからね。こうした本を見ていると西部劇はホントに過去の遺物になってしまったなあ・・・と感じる。 

読者のお便り欄を見ると13~15才の若い女性の投稿が5~6人も載っていて目立っている😁 そう、昔は西部劇が好きという女性が結構いたんだよなぁ・・・やはり好きなスターのことで頭がいっぱいのようで、いつの世も同じなんだなあ(smile)。「ローハイド」のエリック・フレミングとかクリントン・イーストウッド、「ララミー牧場」のロバート・フラー、他にもマイケル・ランドン(大草原の家よりもずっと前の)なんていう人気スターがいたからなぁ。 

クリント・ウォーカー、タイ・ハーディン、トロイ・ドナヒュー、ヴァン・ウィリアムス・・・なんて名前が出てきて微笑ましい。彼女たちも今ではいいおばあちゃんになっていることでしょう(smile) 

表紙のスティーブ・マックイーンもそのひとりでした😁 50代で癌で亡くなった 

しばらくしたら8/20のところへ戻す予定

 

 

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日曜日の朝は西部劇

2019年11月10日 | 西部劇の本


普段の日も早起きになったけど だいたい日曜日の朝も早いのでコーヒーかバーボンウイスキーを飲みながら本を読んだりレコードを聴いたりして一日が始まる。大抵は過去に買い集めたものを引っ張り出してきて......今日は古本屋さんで買った昭和38年発売の 「 別冊スクリーンの西部劇スター特別号」なるもの(^^) 今となっては懐かしいものばかりで血沸き肉おどる時代のものだね...書いてくれている人達も出てくる俳優さん達もほとんど故人になっている🐟でも見ていて楽しい。表紙や目次内容を見て" 懐かしい〜" と思われる人もいらっしゃるかもしれません。

当時の新進気鋭のスティーブ・マックイーンのことがスティーヴ・マッキーンとなっているのも時代を感じる。西部劇の王者ジョン・ウェインの記事を書いている岡俊雄さんが「 ジョン・ウェインは本名をマリオン・マイケル・モリスンといい、1907年五月ニ六日アイオワ州のウィンターセットという小さな町にうまれた」....なんて書いてあるのを見ただけでもうのめり込んでいくんですよね(^^) 本当はマリオン・ロバート・モリスンなんだけど情報量が少ない時代のことだから載ってるだけでよしとして細かいことはなしね(^^)

執筆者の中に何人か女の人もいらっしゃる😊今では考えられないですよー(^^)🌴
というわけで私はこんな本を読んでたいつも頭に新鮮な血液を送って頭の中を軟らかくしているんですー😁✌️

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西部劇の本 「 西部劇論 」3

2018年12月12日 | 西部劇の本

「 西部劇論 」3
この本の内容目次

第一章 初期西部劇
第ニ章 古典的西部劇
第三章 西部劇を変えた男
第四章 フィルム・ノワール=西部劇
第五章 神話と化す西部劇
第六章 不透明と透明の葛藤
第七章 西部劇の黄昏
第ハ章 オルタナティブ西部劇
第九章 西部劇に引導を渡した男
西部劇主要作品解説
西部劇関連年表
あとがき
以上簡単に。まだ第1章だけを読んだだけですが、映画も見ないといけないし それプラス書き下ろしですから完成までに相当な時間がかかっていることが実感できます......西部劇を見るきっかけになって有難いと思います(^^)
写真は本とは無関係、散歩していたら落ちていた、何かの木の実のようだ。ドングリとは違う 何かなぁ?
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西部劇の本 「西部劇論 」2

2018年12月11日 | 西部劇の本

「 西部劇論 」 に刺激されて
新出版の「 西部劇論 」のさわりを読んでいたらまたぞろ西部劇のDVDを見たくなった。 始めの頃のページにゲーリー・クーパー28才の頃の主演作「 ヴァージニアン 」のことが載っていたからだ...確か廉価西部劇パーフェクトシリーズの一巻に収録されていたはず...とさがす。
あったあった...とニンマリして見る。生まれて初めて見る「 The Virginian 」、なかなかいい西部劇だ...西部劇のエッセンスが詰まっている。1929(昭和4)年の作品だからもちろん白黒で画像も鮮明とは言えないけれど、クーパーの1952(昭和27)年の「 真昼の決闘 」の原点を垣間みる思いがして満足する。1920年代の西部劇なんてなかなかきっかけがないと見ないんだよなぁ...DVDを持っているだけで " いつでも見れるや " と満足していることが多くて無精している自分に気づかされた思いだ
😵

いま古〜い雑誌(写真)を眺めながら「 西部劇論 」を読んでいる。映画は見なくちゃ始まらないけど、こうした本が見るきっかけを作ってくれるんですよね(^^) 「バージニアン」についてはまた別の日に是非載せたい...
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西部劇の本「西部劇論」

2018年12月10日 | 西部劇の本

「 西部劇論 」 その誕生から終焉まで
著者: 吉田 広明 2018( 平成30 )年10月30日発売 作品社
(平成30年)12月10日は月曜日、半日の仕事帰りに天神のジュンク堂書店に寄る。映画の本のところに行ってみたらこの本が目に入って衝動買い......ハードカバーで500ページを越える分厚い本で4600円もする。前日の日曜日に全く久しぶりに1円パチンコに行ってやっとこさ勝った3000円を全部つぎ込んで更に1600円をつぎ足して買う。Easy come Easy go(悪銭身につかず)が有益なものに変わってよかったよかった(^^)

買ったばかりでまだ先は長いのですが、筆者のあとがきから読んでみました..." 私は1964(昭和39)年生まれの地方出身者、自分が西部劇を見始めた時点で西部劇作家としては「最後」のイーストウッドしかいなかったし 西部劇の終わりから西部劇を見ざるを得なかった世代です" …と表明されています。 これはとっても好感が持てる表明ですね。さらに、筆者はいいます " 人は自身の置かれた歴史的、地理的環境に規制されざるを得ないのだし、その規制ゆえに見えてくることもある..." と。
つまり自分がいつ生まれたか-とか田舎に生まれた-とかは西部劇見る経験については絶対的な不利、どんなに背伸びしても越えられない壁がある、それでも努力すれば克服できる...といいたいのだと思います。

私は筆者の気持ちが良く理解できます。私は筆者よりは年上の団塊世代ですが、それでも西部劇については遅れてきた世代と感じるからです。ただ、熱心さにかけては自分よりも先輩方にだって引けをとらないと思っているんですね(^^)
そう思うと気持ちがよくわかる

次回に内容目次を載せます
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西部劇の本 「 西部劇を極める事典 」

2018年09月26日 | 西部劇の本

「 西部劇を極める事典 」 発行: 天夢人 発売: 山と渓谷社 ¥ 1800 (2018=平成30年10月)
新聞広告欄に載っていたのでさっそく本屋さんに行って買いました。表紙がマカロニ・ウェスタン的で少し不満、でも西部劇に関する本が今の時代に出版されるだけでも稀有で 贅沢は言えません。
パラパラと拾い読みしてみました......過去にもこの手の西部劇本はたくさん発刊されてきましたので私的には特に目新しいものは感じませんでしたが、これから西部劇を見たいと思っている若い人達には参考になると断言できるものです。 西部劇をたくさん見てきたオールドファンと称する人達には" 極める " という文言に不満があるでしょうけど......まぁどんな人が書いたとしても単行本で完全に満足できる西部劇本は無理と思えば見て楽しいだけでも...と思った方が気楽です(^^)
今の時代に西部劇を映画館で見ることは99%かなわないのでDVDで見るしかありません......
西部劇が面白くない......という人は西部劇に関する基礎知識が足りないからだ......と私は思っています。そうすると今回のような本が役立つことになります......以下の具合
*プロローグ(西部劇を観ればトランプ大統領が理解できる)
第1章 クリント・イーストウッド
第2章 西部劇十大事件(第7騎兵隊の全滅など...)
第3章 ジョン・フォードから学んだこと
第4章カウボーイ「御三家」スター物語
第5章 懐かしのTV西部劇グラフィティー
第6章 ワイルドウェスト雑学事典
第7章 21世紀西部劇
*付録 戦後公開西部劇全作品リスト(1946-1999)


ちなみに、昭和36年(1961年)に発売されたガン・マンの臨時増刊号も一緒に載せてみました...古本で買ったものです。私的にはこっちの方がはるかに面白かったです......まだ西部劇全盛時代の名残りがあった時代の雑誌。比べるのは酷というものかなぁ......それにしても60年近く前の本とさほど変わらない、これは何というべきか(^^)
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13人

2018年07月25日 | 西部劇の本
法務大臣の決断
サリン事件他に関与したオウムの教祖等13人が死刑になった。折りから大きな自然災害があったりでそんなに大きな扱いではなかった印象です。死刑廃止論などの意見もあるようですが、さすがにオウムの無差別殺人は許されないでしょう......時間がかかり過ぎたといってもいいくらい。被害に遭われた家族からすれば断罪されなかったら仇討ちしたいくらいの気持ちでしょう。上川陽子法務大臣はよく職責を全うされたと思います。

ちなみに、日本では明治6年(1873)に「仇討ち禁止令」というのが発令されています。でも、幕末の筑前秋月藩の藩内抗争で両親を殺害された臼井六郎(当時10才)という人が明治13年(1880)に東京で仇討ちを果たしています......私は城下町の秋月を何度か訪ねたことがありますが(記事も書いてます)、臼井六郎さんの墓は両親と並んで立っていました。
現代でも理不尽な殺人事件が多いものなあ、法が納得のいく判断をしてくれなかったら仇討ちってわかる気がする
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古い西部劇の記事

2018年07月19日 | 西部劇の本

古〜い記事っす!!
友人の K君がこれでも読みな......と「 映画評論 」なる本に載っていた西部劇の記事をコピーして届けてくれた。私が大の西部劇ファンということを知っていて気を利かせてくれたもの。この本自体がなんと昭和37年3月1日発行だとか、1962年だよ......昭和は遠くなってるなぁと実感する(^^)
" 西部劇三大名作を再評価する " という題名で「 駅馬車 」「荒野の決闘 」「 シェーン 」について述べてある。この手の記事はもうたくさん見てきたけれどまた違った人が書いているのを見るとまた面白い......色々な人が色々な視点を持っているから。ただ、私的にはそれぞれの作品を比べる必要はないと思う…...ただ見て楽しめばいいと思うんです。 これらに 「 真昼の決闘 」と 「 ウィンチェスター銃73 」を加えた5作品はこれからの人達にも西部劇の古典を知るという意味で必見と思う(^^)

ついでに...と持ってきてくれた雑誌、往年の西部劇スター ジョン・ウェインを特集したもの。既に私も持ってる本だけど心配りが嬉しい(^^) これはこれで後日別途採り上げたいと思います。
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