西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

懐かしのカントリー&ウェスタン-227-( マーヴィン・レインウォーター 1 )

2013年11月28日 | 懐かしのカントリースター
マーヴィン・レインウォーターが亡くなった
  
Marvin Rainwater (1)(2)(3)

米国盤 Guest Star GS-1435 Marvin Rainwater  Country And Western Star
(1)Gotta Go Get My Baby (2)Daddy's Glad You're Home (3)Don't Try To Change Your Little Woman (4)Do You Want To Know (5)What You Got, You Don't Want (6)The Key (7)In Prison, Livin' A Lie (8)So Long (9)Teardrops (10)The Boy And The Engineer

イギリス盤 Westwood Records WRS-101 some old, some new Especially For You
(1)Lonesomest Guy In Town (2)Darling Where Are You (3)Whole Lotta Woman (4)Cold Woman (5)Looking Good (6)I Dig You Baby (7)Happiness For Me (8)Indian Momma (9)Old Rivers (10)I Miss You Already

ちょっと時期が外れて古くなってしまいましたが書いていたそのままを載せます。

ベア・ファミリーレコードの記事を訳しながら書いている期間に往年のカントリースター Marvin Rainwater が亡くなっていました。連続性の記事を書いている途中だったので平行して書きながら後で載せようと思っていて今回やっと登場です。

いつも訪ねるアメリカの Hillbilly サイトを見ていたら往年のカントリースター歌手 Marvin Rainwater が亡くなった・・・・と出ていました。カントリースターの中でも比較的名前の通った人ではありましたが 今ではほとんど忘れられた歌手ともいえる人です。 私は高山宏之さんの「 ウェスタン音楽入門 」( 音楽之友社: 下の写真 )という古い本で知っていましたが、その本の中にあるウェスタン・アーティスト150選の項目にマーヴィン・レインウォーターについて次のように書いてあります・・・・「1925年7月2日、カンサス州ウィチタの産。”恋を運ぶ青い鳥 ”( 57年 )のヒットで広く知られる。ハンク・ウィリアムスの影響を強く受けた一人。」・・・・・とのことですよ。

この ” Hank Williams の影響を強く受けた一人 ” というところが私の頭の中にはずっとインプットされていました、でも知識だけは得ても彼の歌を聴いたのはずっと後年になってからです・・・・本にあった ” Gonna Find Me A Bluebird ( 恋を運ぶ青い鳥 )” という歌が一番知られているようですがそれもずいぶん昔の歌です、日本でもシングル盤が出たことがあるそうなんですが未だに私は見たことありません。特に好きというわけではありませんが たまたま出くわして買った3枚のLPレコードを持っています。

アメリカから安い中古盤ばかり買っていた頃(船便で3ヶ月もかかるけれど安かった)に初めて買ったのが Guest Star というレーベルのどうにも粗末な廉価盤です( 絵のジャケット写真のもの )。 ちょっとした紹介文が載っています・・・・・

「 マーヴィン・レインウォーターはカントリーミュージック界では偉大な歌手の一人として受け入れられてきました。彼の正統派としての演奏をこのレコードで皆様方に提供できることは Guest Star レコード社の大きなよろこびであります。マーヴィン・レインウォーターは1952(昭和27)年に Washington. D.C.地区でカントリー歌手としての仕事をスタートさせています。首都ワシントン地区の小さなクラブで演奏し、やがて成功への道を獲得していくことになる貴重な経験を積んだのでした。彼がタレントスカウトコンテストに優勝したのを見た Arthur Godfrey() が並々ならぬ興味を示し、自身のテレビショウにレギュラーとして迎え入れてくれたのです。MGM レコード社とレコーディング契約をむすんだ時にさらなる成功への波が来て、”Gonna Find Me A Bluebird ( 恋を運ぶ青い鳥 )”、”Gotta Go Get My Baby ” のようなヒット曲が続き、紛れもないスターになったのでした。 何千マイルも旅しながら国中のたくさんの都市で公演し、新しい友人達を得てうなぎのぼりに有名になっていったのでした。今日でも、マーヴィンは旅を重ねては行く先々で多くの友人やファンたちを訪ねることを楽しみにしています。 マーヴィンは ”Ddown-to-earth ” Country boy だと解ってくれている全ての人達に愛されているのです。 大衆の歌を心を込めて歌う Marvin は誠実で心優しい男です。

彼がレコードの中で歌っている唄のほとんどは彼自身の作品で、自分の体験、見聞体験に基づく歌なのです。 Marvin Rainwater のような人の日々のスケジュールはやたらに忙しいものですが、しかしそんな中でも新しい曲を作る時間を見つけ、多くの友人やファンからの手紙に返事を出し、新しいレコード制作にいそしんでいるのです。 ロード(演奏旅行)に出ていない時はバージニアにある自分の小さな農園で過ごすことが多く、そこでは土にまみれて働き、大好きな馬の飼育にいそしんでいます。もちろん愛する妻や子供たちもいて、一緒にアウトドアな生活を楽しんでいるのです。

マーヴィン・レインウォーターはハンク・ウィリアムスやジミー・ロジャース、ウエッブ・ピアスのようなカントリー歌手と同等の存在であり続けるだろう-という人がいます。いい歌を作って歌い、このアルバムで聴かれるような等しくよい歌う。もし彼の歌を聴いたことがなければこのレコードが絶好のチャンスです。ファンならこのアルバムをコレクションに加えたいと思うことでしょう。誰れであろうと私たちが提供するこのアルバムを聴いていただくと最高の喜びを得ることでしょう。」といった具合・・・・・なんだかあたり障りのないことが書かれたライナーノートという感じ。 いつの時代に出されたLPレコードかは判りませんが古くても粗末でもそそるようなジャケットなんですね。

音的には単音のエレキギターに歯切れのよいベースがマーヴィンのやや鼻にかかったカントリーボイスの歌に絡む伴奏をつけており、曲によってはスティールギターやフィドル(カントリースタイルのバイオリン)が入るシンプルな音作りです。ロカビリーでも活躍したようでアップテンポの曲にはそんななごりがあります。でも全般的には Country boy sings country という感じが横溢しています。 このLPの(2)Daddy's Glad You're Home は ”Long Gone Lonsome Blues ”に似た曲でハンク・ウィリアムスそっくりのスタイルでロォオ~オ~ンゴンみたいに延ばして最後に裏声にかえす歌い方で通していますが、なるほどハンクに影響された人なんだなあとわかるところ・・・・・・何となく可愛げのある雰囲気。

2枚目のLPは中古レコードセールでたまたま出逢ったものでこのレコードで初めて Marvin Rainwater の顔写真を見ました、英国盤で録音(1975=昭和50年)も英国というのが不思議。こちらの内容はタイトルにあるように B面が Some Old、A面 がSome New ということで新旧のスタイルということなんでしょうか・・・・・両面ともカントリーフレイバーが横溢しているんですが 曲によってはドラムがバタバタとうるさいロックのたたき方でカントリーらしさを殺していて残念なのがあります(いい曲なのになぁロカビリーを意識した作りだからなのかな?)。Mervin Rainwater は自身にインディアンの血が混じっているからかその手の歌があります、(8)Indian Momma がそんな曲。(9)Old River は声色を変えて全編コミックに語りで通す曲で別な面が垣間見れて面白い。  録音スタッフは全てイギリス人のようでエレキ、スティールギター、ピアノ他の伴奏

この人のレコードやCDは今やドイツの Bear Family Records 社に頼るほかないのかも知れません
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