西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

雑多なハンク・ウィリアムスへの Tribute Records

2024年03月02日 | ハンク・ウィリアムスを歌う

雑多なハンク・ウィリアムスへの Tribute Records

ハンク・ウィリアムス関連のレコードについてネットで検索していたら超マイナーなレコード会社から出されたらしいた〜くさんのLPレコードに出逢った🤣名もない歌い手によるハンク・ウィリアムスの曲集らしい…歌手の名前が載っているのもあれば Unknown なんてものもあるようだ……一流のカントリー歌手によるハンク・ウィリアムスに捧げるレコードは沢山知っているけれど、今回のような超マイナーレコード会社から発売されたものはほとんどお目にかかったことがないのて面白く眺めることができた🤣 こんなのをみると Hank Williams を歌うアルバムなんて無数にあるのでは…と思ってしまう🤣 レコード時代のワクワクするような産物でしょうね これからも実物に出逢うこともないでしょうし……ここに載せた写真はほんの一部かもしれません🤣

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジミー時田 ハンク・ウィリアムスを歌う

2021年02月05日 | ハンク・ウィリアムスを歌う

 ジミー時田 ハンク・ウイリアムスを歌う

過日パソコンでヤフーオークションのカントリーレコードのところを覗いてみた時に見かけたレコード。日本が誇る往年のカントリー歌手ジミー時田さん()の古いレコードがいくつか出品されている中の1枚にあったのがこれです・・・ジミーさんのレコードは何故か高値で出品されていたり落札値も高額だったりのようで少々驚いています。ジミーさんの Hank Williams を歌うアルバムは特に人気があるはずだと思ってどれくらいの人達が応札されるのかな・・・と値段とともに興味深く数日追っかけて覗いてみたことがありました・・・結果がどうなったのかは不明ですが。私はレコードジャケットが見られただけで満足。 

私自身はあまり日本のカントリー歌手には興味を持ったことはありませんがジミー時田さんだけは " さすがだな〜 " と感じていました。もう随分昔 鹿児島のチサンホテルの会場でジミーさんの公演があった時に聴きにいきました。オーラがあってプロフェッショナルだなぁと感激したのを覚えています。 その時のポスターとチラシはまだ持っているはずで探して出てきたら載せてみよう(^^)

このレコードはちょっと前なら単品でCD化されても売れたかも知れない・・・と個人的には思いますがどうかなぁ?今の若い人達には Hank Williams 自体も知らないという人がいることだし 難しいのかもなあ。  便利な時代で、載っていたジャケット写真をスクリーンショットして載せてみました(^^)

尚、何かの記事でジミーさん自身はハンクを歌うアルバムは満足していない・・・といったようなことを後年になって言われていたと記憶します

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カントリーのレコードパーティー

2019年05月08日 | ハンク・ウィリアムスを歌う

Rattlesnake Annie ハンク・ウィリアムスを歌う
米国盤 Montnan Country-310012 Rattle snake Annie Sings Hank Williams
(1)Intro by Grant Turner (2)Low Down Blues (3)I'm So Lonesome I Could Cry (4)Sundown And Sorrow (5)The Old Home (6)Crying In Your Sleep (7)Wedding Bells (8)My Buckt's Got A Hole In It (9)Rock My Cradle (10)House Without Love (11)Pale Horse And Its Rider (12)Tennessee Border (13)Waltz Of The Wind

仕事で鹿児島に行っている時に時々カントリー好きの人達とレコードパーティーと称してカントリーのレコード、CDを持ち寄ってみんなで聴く会をすることがある。それが5/8(水)に中古レコード店をしている友人のK君のお店であった。閉店後に机椅子をセッティングして焼酎にバーボン、お惣菜、乾きもののつまみを用意してそれぞれパラパラとやってくる夜8時頃からスタート、揃ったところで皆で乾杯~い!レコード、CDの音響装置を前にあれこれ話しながらの楽しい時間。 
 
今日のテーマは Hank Williams だった・・・今時なんでそんなに古い歌手を・・・と思うかもしれないですが 時には皆で聴きたいものです。何てったってカントリー・ミュージックの神さまなんだから(smile)。それに、ハンクの曲は割りとコード数が少なくて単純な曲が多いけれど、名曲揃いで 数えきれないくらいの歌手がハンクの曲をカバーしているのでハンク自身の歌では気に入らなかったとしても他の歌手が素晴らしい表現をしていて思わずエッ!・・・となることがあるんですね。そんな歌手達も登場させて・・・ということで決して古臭くはないのです。 
基本はレコードなんだけど私は博多からレコードを抱えていくのも難儀なので1枚のレコードとあとはCDを持って行ったのでした。ハンク・ウィリアムスの音源は数限りなくあるので選択が大変・・・皆がみんなハンクに思い入れがあるわけではないからあまりマニアックになってもいけないし、ありきたりの曲なっても面白くないし・・・で みんなで聴くとなると選曲がけっこう難しい。 

私が持って行ったCDの1枚がこれ。”ガラガラ蛇アニー” なんて面白い名前の歌手。チェロキーインディアンの血を引いていてなかなか線の太い歌声を持っています。日本でも何枚かCDが出されていたと思いますが私は全く持っていませんでした。 私のブログに ” ハンク・ウィリアムスを歌う ” というカテゴリーがあってハンク関連のレコードを紹介したりしているので 以前新潟にお住いの筑波さんという方が送って下さったのがこのCDです。内容はスティールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)入りのハンクスタイルの正調カントリーです。私の気に入りは(4)Sundown And Sorrow で(1)Intro by Grant Turner(往年のカントリーの名物司会者&アナウンサー)のアニー紹介の語りの次にこの曲をかけるのが好きでいつもそうしているもの。この曲がハンクのレコードに入っているのを見たことがなくてこのCDで初めて聴いたのでした。まだまだこんな未知の曲がいっぱいある。(13)Waltz Of The Wind も気に入っている・・・送ってくださった筑波さん有難う。

 ちなみに、私の選曲では他のCDでハンクの曲の中でフラットマンドリンが入っている曲 ” May You Never Be Alone ” と奥さんのオードリー・ハンクとのデュエット ” Jesus Remembered Me ” を聴いてもらったのでした。 他の人たちの選曲も色々な人の歌があって面白い企画だった・・・バーボン・ウィスキーが美味かったなぁ 酔ってしまった(smile)

 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hank Williams 映画

2016年10月11日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
ハンク・ウィリアムズ映画「I Saw The Light」を見た 
博多の映画館で見てきました。 
正直なところ私自身は物足らなかった・・・・・感動したら映画を見た後にハンク・ウィりアムスのレコードを聴きたくなるかもしれないと思っていましたがそれはなかった。どこがどうとは言えないのですがもう少し音楽サイドに重きをおいてもよかったのでは・・・というのが感想です。ハンクの苦悩に入り込めないんです・・・バンドの The Drifting Cowboys  のメンバーは何だかほとんどかかわってこないし、同時代のカントリースター達とのステージ上での音楽的な関わり(やりとり)とかもう少しあってもよかったのではないかなぁ。まあ Hank Williams の時代に生きてハンクとかかわった人達がほとんど故人になってしまっていることも制作する上で支障になっているのかもなあ・・・・と考えたりして。 私は過去に日本で発売された「ハンク・ウィりアムス物語」という本を2回読んだことがあるのですが、そういう基礎知識があったとしてもあまり面白くなかった。ましてやカントリー・ミュージックについて知識のない人にはストーリーが掴めない物語になるんでしょうきっと。 実際、ある若い人がこの映画を見た感想のコメントが載っているのを見ましたが、ただただ眠たかった・・・みたいな感想を述べていました。私もそれを感じました、いっそ音楽に焦点を置いて楽しませてくれた方がよかったのにな・・・・私の好きなHank Snowが何らかの形で出てきてくれるといいな・・・と思っていましたが、それもなし。 
救いは、ハンク・ウィりアムス役が歌う唄が上手だということです。 
自分が感動したら全く門外漢の人にもお奨めしようと思っていましたがそれはなくなりました。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スリーHanks の時代

2016年10月09日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
  
スリーHanks の時代 
現在「アイ・ソー・ザ・ライト」という題名の映画が上映されています。Country Music Fan にとってはご存知のハンク・ウィリアムスSr.の自伝映画です。ハンクが作った ” I Saw The Light ” という Sacred song に近い唄が題名になっています。 
”ジャンバラヤ”、”Lovesick Blues ”、”Your Cheatin' Heart ” など今に残るたくさんの名曲を残したカントリー歌手です。彼の残した曲はカントリー界に限らず広くアメリカンポップスの世界に広がっていったことを思えば American Legend といえると思います。
写真は同時代に活躍した Hank Thompson、Hank Snow 、 Hank Williams です、今は3人とも故人ですが ハンク・トンプソンの「 Hank Thompson 25Th Anniversary Album 」( Dot Records DOS-2-2000 ) という2枚組LPアルバムの中にスリーHank が一緒に収まった写真が載っているんですね・・・・・この写真を初めてみた時は私はもうビックリビックリでした、こんな写真があったんだ・・・と思ってね、そして妙に嬉しい気分になったものです。 「 アイ・ソー・ザ・ライト 」 まだ未見ですが洋楽ファンは見るべき映画かな・・・・・と
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンク・ウィリアムズ映画 ” I Saw The Light ”

2016年10月02日 | ハンク・ウィリアムスを歌う

Hank Williams 映画 ” I Saw The Light ”
とうとうハンク・ウィリアムズの伝記映画「I Saw The Light」が日本全国で公開されることになりました。私達カントリー&ウェスタン音楽愛好者にとってはとっても喜ばしいことです。Country & Western だけではなくて広くアメリカンポピュラー音楽にまで貢献したといわれる人ですから音楽好きの人達にはぜひ見てほしい映画です。 
鹿児島のカントリーフェスタが終わって数日してから鹿児島の友人K君からこの映画のポスターとパンフレットをもらった。博多にきたら見に行きます。 
パンフレットを見ると表紙にはマイクを前にギターを抱えて立つ Hank Williams (役)の写真と ”アイ・ソー・ザ・ライト ” の文字があるだけで下のほうに 「 ”ロックの父 ” と呼ばれ、29歳でこの世を去った伝説のシンガーの光と影 」 と簡単な説明があります。カントリー・ミュージック ファンにとっては ”ロックの父 ” という謳い文句がとっても気になります・・・・・これは興業的に ”カントリー ” とすると失敗するとの配慮なんでしょうね きっと。 日本では堂々と ”カントリー ” と謳えないところが残念な思いですが、まあ公開されるというだけでもよしとしなければです。


なぜ ”アイ・ソー・ザ・ライト ” という題名なのか一般の人にはわからないかも知れません・・・・せめて「 不世出の歌手 ハンク・ウィリアムス物語 」 とでも表紙に入れたらどうだったのかなあ-と思ったりして・・・・なりふり構わずの勢いで勝手に入れてみました。 
映画を見たらまた感想を書いてみたい
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hank Williams Steel Guitar

2016年08月27日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
  
初めてネットで買ってみた中古レコード 
Hank Williams Steel Guitar  
日本盤 フィリップス・レコードM-4008 Steel Guitar Sounds Of  Hank Williams (米国盤:Smash Records SRS-67001)
(1)Your Cheatin' Heart (2)Wedding Bells (3)You Win Again (4)Half As Much (5)Take These Chains From My Heart (6)Jambalaya (7)There's Be No Teardrops Tonight (8)Cold, Cold Heart (9)Kaw-Liga (10)Hey Good Lookin'
 
久し振りのハンク・ウィリアムズ関連です・・・・・初めてネットオークションとかで中古レコードを買ってみた。偶然見つけたもので、レコード自体はずっと前から Hank Williams 関連のものとしてこのレコードがあることは知っていていつの日か・・・・と思っていた私にとってコレクション アイテムでした。でも日本盤が出ているとは全く知りませんでしたし、新鮮な驚きでした。 米国盤はいつ頃発売になったのか不明、日本盤はペラジャケットの10インチ盤( 普通のLPレコードよりちょっと小さいサイズ ) になっていますので1960年代発売かな?? 
Hank Williams 関連に興味があることの他に 自分でもお遊びでスティールギターを練習して楽しんでいるのでその参考にしたい-という思いもあるので求めたのでしたが、なんと300円で手に入ったことも驚きでした。 
 
スティールギターを弾いているのは故ハンク・ウィリアムス(1923~1953年アラバマ州出身 )のバンド The Drifting Cowboys に在籍して実際にスティールギターを弾いていたドン・ヘルムズ( 1927~2008年アラバマ州出身 )です。 収録されているのは全てハンクのお馴染み有名曲です・・・・・それに Don Helms はそんなに凝った弾き方はしていませんので私のようなラップスチールギター初心者にも真似できそうなサウンド( smile )。 スチールギターのほかにはピアノ、軽いバックコーラスが付いているくらいのシンプルな音作りです( フィドル=カントリースタイルのバイオリンは入っていません )・・・・・とても参考になる。 現代のスチールプレーヤーの弾き方なんかとても凝った弾き方だったりするので自分にはとても真似できないなあ-という感じなので Don の弾き方がシンプルでいい、簡単でもやっぱり Hank Williams のバックをつけた人が弾いている-というのがいいな。
現代カントリー事情からすればサウンド的に CD にはなりにくいかも知れないです・・・・でも私自身には貴重。 
写真はレコードジャケットと昔の写真( Hank Williams と Don Helms、顔だけ映っているのはエレキギター奏者のサミー・プルーイット )
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲しきハンク

2015年05月14日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
Hank Williams  が100円なんて!! 
 
日本盤 ポリドールレコード 23MM-0296 The Very Best Of Hank Williams 
(1)Your Cheatin' Heart (2)Jambalaya (3)Lovesick Blues (4)Half As Much (5)Cold Cold Heart (6)Hey Good Lookin' (7)Kaw-Liga (8)Wedding Bells (9)Why Don't You Love Me (10)I'm So Lonesome I Could Cry (11)Ramblin' Man (12)Honky Tonkin' 

博多の中古レコード屋さんの ”持ってけ泥棒 ”的なダンボール箱中にあった100円セールのハンク・ウィリアムスLPレコード……キャラメル代よりも安いや、コーヒー1杯の値段にもならないや・・・・こんなんでいいんだろうかーとの思いでジャケット写真を壁飾りにする目的で買いました(1983=昭和58年発売のもの)。 曲はすでに何度も聴いているハンクのベスト物ばっかり、でもね、それでも無視できないかわいそうな Hank Williams のレコード。 ジャケットは超きれいだし、帰って聴いてみたけれど音も悪くない・・・・・”Ramblin' Man (さすらう男)”を3回も聴いてしまった。100円ならこのレコードジャケットだけで十分だ!! 
マイナー曲 ”Ramblin' Man ”いいなぁ・・・これぞ Hnak の真髄!
 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デル・シャノン ハンク・ウィリアムスを歌う

2015年04月19日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
   
デル・シャノン ハンク・ウィリアムスを歌う 
西ドイツ盤 Line Records LLP-5071 AS Del Shannon Sings Hank Williams
(1)Your Cheatin' Heart (2)Kaw-Liga (3)I Can't Help It (4)Honky Tonk Blues (5)(See I Hear) That Lonesome Whistle (6)You Win Again (7)Ramblin' Man (8)Hey Goodlooking (9)Long Gone Lonesome Blues (10)Weary Blues (11)I'm So Lonesome I Could Cry (12)Cold, Cold Heart 
 
久しぶりの「~ハンク・ウィリアムスを歌う」です。今回は主に1960年代に活躍したポピュラー歌手のデル・シャノンが歌うハンク・ウィリアムズ集・・・・・私が持っているのは1964(昭和46)年に西ドイツで出されたものの復刻盤です、たまたま中古レコード屋さんで出逢って買っていたもの。スチールギターを主な伴奏にオーソドックスに歌っています。デル・シャノン自身が書いているライナーノートが載っていますのでそのまま訳して載せることにします。

「 録音レコーディング歌手自身が書いたアルバムノートというのは不思議に思われるかも知れません、でも自分にとってはとても身近に思われて私は書きたかったのです。私がはじめて買ったギターのきっかけはハンク・ウィリアムスが理由だったのです。弦まで入れて5ドルのギターでした。弾けるようになってミシガンの Grand Rapids の放送局から流れてくるハンクの歌を歌えるようになるまで6ヶ月かかりました。これらの歌を学んで後、とても好きになったのでチャンスがあるたびに( パーティーや集会、学校のロッカールーム、はてはフットボール試合の行き帰りのバスの中でも )それらを歌いました。私はフットボールのコーチがこんなことを言ったのを覚えています ”シャノン、お前がこのフットボールチームにいるたった一つの理由(わけ)はお前の歌がチームの連中の士気を高めるからなんだな ”・・・・とね。 

だんだんハンク・ウィリアムスの曲が私の生活の大きな部分を占めるようになってきたので 間もなく自分の町の周辺にあるいろんなクラブで演奏するようになりました。小さなバンドで一緒に演奏して ”Long Gone Lonesome Blues ”とか ”I Can't Help It ” 、”Your Cheatin' Heart ”といった曲を歌ったものです。好きなカントリー曲と一緒にポピュラーソングを歌うことができたのもこんなクラブでのことでした。 
 
過去4年間 幸運にもたくさんの曲をポップチャートに送り出すことができました。でも、ずっとカントリーミュージックへの愛着を保ち続けていました。私のマネージャーである Harry Balk と Irving Micahnik それに Amy Records 社がハンク・ウィリアムスのアルバムを作らないかといってきた時には私のキャリアの中で天にも昇る瞬間のひとつでした。 それを実現するにあたってスチールギターで伴奏をつけてくれる有能な友人 Buddy Gibson を Grand Rapids から呼び寄せました。彼はセッションへの参加に喜んで賛同してくれました。さらに、もっとミュージシャンが必要だったので Bill Knight と Dennis Coffey をギターに、ドラマーの Marcus Terry 、ベースの Bob”Babit”Kreinar にコンタクトをとりました。デトロイトから参加してくれたこの優秀な2人を加えてセッションをしてレコーディングしました。このレコーディングアルバムは私がこれまで長い間好きで歌ってきた Hank Williams のヒット曲のいくつかを皆さんと共に享受できる機会を与えてくれました。 
 
私のキャリアの始まりがハンクに啓発されてのスタートだったのでハンク・ウィリアムスに感謝したいと思います。いまここにやっとカントリーミュージックと不滅のハンク・ウィリアムスに捧げるアルバムをレコーディングするチャンスを持つことができました。」・・・・・・・・とのこと。 

さて内容の方はというと コーラスなしでハンクの歌い方をそのまま踏襲する形で正統派の歌い方です。全体に正調カントリーに出てくるスチールギターがHank Williams の雰囲気を十分に醸し出していてなかなかの出来ばえになっています。曲はハンクの代表作が並んでいますが、ハンクの曲の中でもめったに採りあげられないマイナー調の(7)Ramblin' Man 、(10)Weary Blues を歌っているところをみるとかなりのハンクファンだったことがわかります。 
ハンクの声をひっくり返すような裏声の曲群もそっくりに真似ていますので思わずニンマリしてしまいます。 
デル・シャノン自体は比較的有名な歌手でしたのでこのハンク集もCD化されているかもわかりませんが・・・・・・??
なお、ポピュラー歌手としてのデル・シャノンは ”悲しき街角 ”という曲が有名のようですが私はあまり興味はありませんでした。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョージ・ジョーンズ ハンク・ウィリアムスを歌う 3

2013年05月26日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
 
George Jones (4)
日本盤 GXC-2006 George Jones / My Favorites Of Hank Williams  
(1)Wedding Bells (2)I Heard You Crying In Your Sleep (3)I Just Don't Like This Kind Of Living (4)You Win Again (5)I Could Never Be Ashamed Of You (6)You're Gonna Change (7)Lonesome Whistle (8)A House Without Love (9)Your Cheating Heart (10)They'll Never Take Her Love From Me (11)Mansion On The Hill (12)Take These Chains From My Heart

なぜかしら今ジョージ・ジョーンズのカントリーがとてもいとおしく感じる。
ジョージはウィリー・ネルソンのように何でも歌ったりすることはなかったので 日本では Country Music が好きで聴く人達以外にはそんなに知名度はなかったと思われます。 バック・オウエンズ、マール・ハガードと同様にまさにカントリー・ミュージック一筋で通した Nice Guy でした。
ただ、私の印象ではキャリアが長い割りに ”ジョージ・ジョーンズならこの曲だ!” というのが少ないように思います。 なるほど ”Why Baby Why ”とか ”She Thiks I Still Care ”、”The Race Is On ” とかありますが、それでも 誰れでも知っているというようなヒット曲がちょっと少ない。 思うに、ジョージは総合力で勝負するタイプのカントリー歌手といえるんじゃないかな・・・・・・バンドの the Jones Boys を伴なっての可もなく不可もないけれど 曲調から演奏スタイル、歌い方まで含めて ”これぞカントリー !” という曲が山ほどあります。そして、僕は何度も云っているんですが ガチガチの Country Sound であっても特に若い時代のG.ジョーンズにはどことなく可愛げがあって・・・・・だから好きといえるのかも。 

若さにまかせて歌い飛ばしていたのは Musicor レコード社までだと思います、次の Epic レコード時代からはどことなくイメージチェンジしていって いわゆるド・カントリーではなくなっていきますが でも円熟の域に達したとでもいうのか Country Spirit は変わらなかったはずです・・・・・正直言って私はEpic レコード時代とそれ以降のジョージ・ジョーンズはあまり聴かなくなってしまってよく判らない、知らないというところなのです。

さて、今日のハンク・ウィリアムスを歌うアルバムは Starday から Mercury とレコード会社を移ってきて次の United Artistsレコード社時代の元気いっぱいの頃に出されたものです。私が東京で見かけたこのレコードのアメリカ盤表ジャケットは確か2枚目の写真のイラストの方だったと思いますが、日本盤だけでしょうか??・・・・ Hank Williams の顔を配した紫色のジャケットを使っているのは、ちょっとインパクトの強いジャケットになっていますね。日本盤の裏ジャケットはイラストの方になっていますし、英語の解説は何も載っていません。

全曲フィドル、スティールギター入りの Honky-Tonk Style Country で、バックコーラスは入っていませんのでジョージ・ジョーンズの塩辛声の歌唱をたっぷり聴くことになります。 若い頃のアイドルであったハンクの曲を歌うわけですから ”入魂の ” といってもいいんでしょう。
僕自身は()()()がよかったです・・・・・ただ、曲によってはピアノが入っていた方がよかったのに-という印象を持ちました、率直な感想です。

という訳で、マーキュリー時代に次いで2枚目のジョージ・ジョーンズ/ ハンク・ウィリアムスを歌うアルバムでした・・・・・2枚も出しているなんてよっぽど傾倒していないと出来ないことでしょうね
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする