Carl Butler (1)
米国盤 Columbia Records CS-8802 Don't Let Me Cross Over
(1)Don't Let Me Cross Over (2)I Know What It Means To Be Lonesome (3)River Of Tears (4)I'll Cry Again Tomorrow (5)I Like To Pretend (6)For The First Time (7)I Know Why I Cry (8)Griff In My Heart (9)I Know You Don't Love Me (10)Wonder Drug (11)Honky Tonkists (12)I'm A Prisoner Of You
往年の米コロンビア カントリーのスター歌手だったカール・バトラー(1924~1992年 テネシー州出身)という人がいましたが 今の時代には顧みられることのなくなったカントリー歌手のひとりですね。でも真にカントリーらしいカントリーを歌ってくれたことで僕は今でも聴くことがあります・・・・・一般的には1963(昭和38)年のヒット曲 ”Don't Let Me Cross Over (恋の38度線)” だけでかろうじて覚えられている人なんでしょう、でも彼のファーストアルバムであるこのLPを聞くとこの曲以外にも味わい深い country flavor にあふれた佳曲がたくさんあって 忘れ去るにはもったいないカントリー歌手だと私自身は思っています。
このLPはもう37~8年位前に大阪の 「 LPコーナー 」 という大阪梅田にあった輸入盤店で買いました( 買ったところまで覚えているのはこのレコードが気に入ったからかなぁ )、正価盤に穴を開けて廉価盤にしたものでした(左上に穴が開けてある)が、以来カールは僕の好きな Country Music のタイプ基準の一つになっています。 ところでこのレコードには Carl Butler の写真が載っていません、ではなぜ顔も判らないような歌手のレコードを買ったのか-ということなんですが、高山宏之さんの本 「 ウェスタン音楽入門 」 に載っていた-ただそれだけの理由です 今から思うと自分でも不思議なんですが 初めの頃にカントリー&ウェスタンを広く知るために ”オムニバス盤にすること ” とか ”カントリー歌手一人LP一枚主義 ” なる目標を掲げていたので 全くの未知の歌手への出逢いというそれだけの理由なのです。 でもよかった!! このLPを聴いて Carl Butler という自分の好みのカントリー歌手に出会えたのですから。
ところでカール・バトラーのキャリアの初めの頃にはなんとブルーグラス ミュージックとの接点があるんですね、生まれがテネシー州だから不思議ではないですが ビル・モンローの Bluegrass Boys にもいたことがある??・・・・まさか??と思うんですがその辺のところはよく判りません。 とにかく私はやはりホンキートンク カントリー歌手としての方がずっと魅力的だと思っています。 ずっと前に Hawkshaw Hawkins の記事のところでヒット曲ではないけれど妙に自分的に気に入って何気なく口ずさむようなカントリー曲がある-と書いたことがありますが、このレコードの中にもそんな曲があって(5)I Like To Pretend がそんな曲になっています、とても好きな自分だけの Country song かな・・・・・・サウンド的にはスティールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)、ホンキートンクピアノがジャンジャン出てくるスタイルでカールの元気いっぱいの Down to earth なシャウト唱法がバック演奏と相俟ってなかなかよいと思っています(もちろん自分的にということですが)。 私の気に入りは(4)I'll Cry Again Tomorrow、(5)I Like To Pretend 、(6)For The First Time 、(11)Honky Tonkists、(12)I'm A Prisoner Of You で、カールのバラッド歌手としての上手さがよく出ていると思います・・・・・このアルバムがそのままCDになっているなら欲しいな
・・・・・・・2009(平成21)年2月22日の未掲載の記事ですが最近聴きなおしたので載せました。
Carl Butler (2)
米国盤 Columbia Records CS-1039 Carl Butler & Pearl's Greatest Hits
ついでに挙げたこのレコードはカール・バトラー夫妻のカントリーデュエット集で まさに本格的なホンキートンク カントリーです・・・・・素晴らしいスティールギターのほかにフィドル( country style のバイオリン )、ホンキートンクピアノの伴奏で全くの正調カントリー。
カール・バトラーはシャウトスタイルのボーカルで、 ハーモニーをつける細君のパールとの絶妙のデュエットは ” カントリーを聴いている ” -という気分にさせてくれますし 大人のカントリーだなと感じます・・・・・ただこれは私にとっての感覚ということなので 2人のカントリースタイルが今の Country Music ファンに受けるか-ということになるとはなはだ疑問で自信がありません。 全体的にみて可もなく不可もないカントリーなんでしょうが 特にペダルを駆使したスティールギターとピンピコはねるようなホンキートンクピアノの組み合わせがよく Country feeling を出していて二人のボーカルも乗りに乗っている感じです。 私の気に入りは(2)Can I Draw The Line 、(3)We'll Sweep Out~、それに 誰れが弾いているのか出だしのスティールギターが秀逸な(4)If I'd Only Met You First はとても my taste of country music 自分の好みにぴったり。(7)Loving Arms、(8)Sundown In Nashville もいいなあ・・・・・となると全部になってしまいそう・・・・・・・・とにかく全体的にセンス抜群のスティールギターとピアノの組み合わせが Good!!
カール・バトラーのカントリーはアメリカ Columbia Records 社の時代が一番よいと思います。
米国盤 Columbia Records CS-8802 Don't Let Me Cross Over
(1)Don't Let Me Cross Over (2)I Know What It Means To Be Lonesome (3)River Of Tears (4)I'll Cry Again Tomorrow (5)I Like To Pretend (6)For The First Time (7)I Know Why I Cry (8)Griff In My Heart (9)I Know You Don't Love Me (10)Wonder Drug (11)Honky Tonkists (12)I'm A Prisoner Of You
往年の米コロンビア カントリーのスター歌手だったカール・バトラー(1924~1992年 テネシー州出身)という人がいましたが 今の時代には顧みられることのなくなったカントリー歌手のひとりですね。でも真にカントリーらしいカントリーを歌ってくれたことで僕は今でも聴くことがあります・・・・・一般的には1963(昭和38)年のヒット曲 ”Don't Let Me Cross Over (恋の38度線)” だけでかろうじて覚えられている人なんでしょう、でも彼のファーストアルバムであるこのLPを聞くとこの曲以外にも味わい深い country flavor にあふれた佳曲がたくさんあって 忘れ去るにはもったいないカントリー歌手だと私自身は思っています。
このLPはもう37~8年位前に大阪の 「 LPコーナー 」 という大阪梅田にあった輸入盤店で買いました( 買ったところまで覚えているのはこのレコードが気に入ったからかなぁ )、正価盤に穴を開けて廉価盤にしたものでした(左上に穴が開けてある)が、以来カールは僕の好きな Country Music のタイプ基準の一つになっています。 ところでこのレコードには Carl Butler の写真が載っていません、ではなぜ顔も判らないような歌手のレコードを買ったのか-ということなんですが、高山宏之さんの本 「 ウェスタン音楽入門 」 に載っていた-ただそれだけの理由です 今から思うと自分でも不思議なんですが 初めの頃にカントリー&ウェスタンを広く知るために ”オムニバス盤にすること ” とか ”カントリー歌手一人LP一枚主義 ” なる目標を掲げていたので 全くの未知の歌手への出逢いというそれだけの理由なのです。 でもよかった!! このLPを聴いて Carl Butler という自分の好みのカントリー歌手に出会えたのですから。
ところでカール・バトラーのキャリアの初めの頃にはなんとブルーグラス ミュージックとの接点があるんですね、生まれがテネシー州だから不思議ではないですが ビル・モンローの Bluegrass Boys にもいたことがある??・・・・まさか??と思うんですがその辺のところはよく判りません。 とにかく私はやはりホンキートンク カントリー歌手としての方がずっと魅力的だと思っています。 ずっと前に Hawkshaw Hawkins の記事のところでヒット曲ではないけれど妙に自分的に気に入って何気なく口ずさむようなカントリー曲がある-と書いたことがありますが、このレコードの中にもそんな曲があって(5)I Like To Pretend がそんな曲になっています、とても好きな自分だけの Country song かな・・・・・・サウンド的にはスティールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)、ホンキートンクピアノがジャンジャン出てくるスタイルでカールの元気いっぱいの Down to earth なシャウト唱法がバック演奏と相俟ってなかなかよいと思っています(もちろん自分的にということですが)。 私の気に入りは(4)I'll Cry Again Tomorrow、(5)I Like To Pretend 、(6)For The First Time 、(11)Honky Tonkists、(12)I'm A Prisoner Of You で、カールのバラッド歌手としての上手さがよく出ていると思います・・・・・このアルバムがそのままCDになっているなら欲しいな
・・・・・・・2009(平成21)年2月22日の未掲載の記事ですが最近聴きなおしたので載せました。
Carl Butler (2)
米国盤 Columbia Records CS-1039 Carl Butler & Pearl's Greatest Hits
(1)It's Called Cheating (2)Can I Draw The Line (3)We'll Sweep Out The Ashes In The Morning (4)If I'd Only Met You First (5)Punish Me Tomorrow (6)Don't Let Me Cross Over (7)Loving Arms (8)Sundown In Nashville (9)We'd Destroy Each Other (10)For A Minute There (11)Goodbye Tennessee
ついでに挙げたこのレコードはカール・バトラー夫妻のカントリーデュエット集で まさに本格的なホンキートンク カントリーです・・・・・素晴らしいスティールギターのほかにフィドル( country style のバイオリン )、ホンキートンクピアノの伴奏で全くの正調カントリー。
カール・バトラーはシャウトスタイルのボーカルで、 ハーモニーをつける細君のパールとの絶妙のデュエットは ” カントリーを聴いている ” -という気分にさせてくれますし 大人のカントリーだなと感じます・・・・・ただこれは私にとっての感覚ということなので 2人のカントリースタイルが今の Country Music ファンに受けるか-ということになるとはなはだ疑問で自信がありません。 全体的にみて可もなく不可もないカントリーなんでしょうが 特にペダルを駆使したスティールギターとピンピコはねるようなホンキートンクピアノの組み合わせがよく Country feeling を出していて二人のボーカルも乗りに乗っている感じです。 私の気に入りは(2)Can I Draw The Line 、(3)We'll Sweep Out~、それに 誰れが弾いているのか出だしのスティールギターが秀逸な(4)If I'd Only Met You First はとても my taste of country music 自分の好みにぴったり。(7)Loving Arms、(8)Sundown In Nashville もいいなあ・・・・・となると全部になってしまいそう・・・・・・・・とにかく全体的にセンス抜群のスティールギターとピアノの組み合わせが Good!!
カール・バトラーのカントリーはアメリカ Columbia Records 社の時代が一番よいと思います。