西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

看護師A君のこと

2020年05月22日 | 医療の仕事

  看護師A君の貢献 

鹿児島で勤めているHd病院の看護師A君が病院を辞めることになって5/20(水)挨拶にきてくれた。” ここに何年勤めたの?” と尋ねると ” 学生の頃からだから26年になります、お世話になりました ”・・・と。彼が今よりも若くてふっくらしていた頃に 体格が良かったので手術後の患者さんの包交(術後患者の消毒とガーゼ交換)で一緒に病棟を回る時に ” A君 今度の九州場所では頑張らんとね! ”   とからかい気味に冗談を言うと ” 先生またそんなこと言って " と笑いあったものでした。 

男性の看護師さんの存在がまだ珍しいころからこの道を選び、Hd病院での仕事しながら学校に行って正看の免許を取り、同じ病院の看護婦さんをお嫁さんにもらって、そして1か所に26年勤め続けることの重み十分わかるなあ・・・本当に地に足がついていないとできることではないと思う。 若い頃は大きなバイクに乗って通っていた、いつ行ってもそこにいた馴染みの看護師さんが居なくなるのは淋しい気持ちがする・・・家を建てて田舎に帰るとのこと、これからもまた別なところで元気で頑張ってねと話をして別れた。 地味ながらもある意味カッコいい人生を送っているA君(smile)

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ビル・モンローのこと

2020年05月21日 | ブルーグラス音楽

Bill Monroe (3) 

カントリーバーでT君に会ってちょっとブルーグラスを聴きたくなって元祖のビル・モンローのレコードを聴いてみた。日本でもたくさん出されていたビルのレコードだけど今回コロナ騒ぎの休みで大掃除して出てきた米国盤を聴いてみた。かなり昔に買った中古レコードでジャケットは傷んでいるけど写真に撮るとちょっときれいに見える(smile) 中身のレコード盤自体はきれいで音もきれいだった。ビル・モンローの初期アメリカ コロンビアレコード時代の名曲が入っておりそれなりに楽しい・・・” ケンタッキーの青い月( Blue Moon Of Kentucky )” はワルツ調で通すものでこの後のデッカレコード時代に曲の後半をアップテンポにした盤よりかずっと好きだ。ワルツ曲はワルツ調で通した方が曲の良さがあるというのが私の意見。 

エルヴィス・プレスリーがこの曲を歌った時の調子に似せてビルは曲の後半部をアップテンポに変えて録音したという話ですが・・・う~んどうもね!せっかくのきれいな曲が落ち着きがなくなるし情緒もなくなるから・・・ 

米国盤 Harmony Records HL-7290  The Great Bill Monroe and His Blue Grass Boys 

(1)Rocy Road Blues  (2)Kentucky Waltz(ケンタッキー・ワルツ)  (3)Footprints In The Snow(雪の足跡)   (4)Blue Moon Of Kentucky(ケンタッキーの青い月)  (5)Mother's Only Sleeping  (6)Blue Grass Stomp  (7)My Rose Of Old Kentucky  (8)Blue grass Breakdown  (9)Can't You Hear Me Calling  (10)The Girl In The Blue Velvet Band
 

ブルーグラスの古典曲のよさがあふれており今も昔もたいして違わないなあ・・・と思う。何回か来日して公演していますし、最晩年になってから熊本の南阿蘇での第1回カントリーゴールドにも出ています。私は情報がなくて見に行けなかったのが今でも心残りになっています。フラット&スクラッグスとこのビル・モンローが日本に Bluegrass music の種をまいたといえるでしょう・・・目立たないまでもしっかりと根を下ろしていると思います。

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西部劇映画 「必殺の一弾」を見た

2020年05月20日 | 西部劇映画

西部劇「必殺の一弾」を見た  

   

グレン・フォード西部劇「必殺の一弾(The Fastest Gun Alive )」を見た 

(1956年製作 MGM映画 監督:ラッセル・ラウス)

これは年の記事です。(2023=令和5)2/15にまたDVDで見直したので少し補足したりして再掲載しました。しばらくしたらまた元に戻す予定です。

私が西部劇が大好きと知っていて西部劇のDVDを送ってくださる太宰府市にお住いの Eさんという方がおられる。何度かお会いして話をしたこともある・・・ご自身も大変な西部劇通で もうほとんどといっていいくらいに作品のコレクションがあって 私が見たことがない作品をDVDに録って送ってくださったりする。私自身は今は仕事の忙しさと自分の体力との相談でなかなかDVDも見る時間がとれずにいて 本で言えば積読状態で、DVDも数だけあっても見ていないものが沢山の状態。  

そんな中、この5月の連休の外出自粛の中 Eさんから頂いた往年の名優グレン・フォード(1916~2006 カナダのケベック州出身)主演の西部劇「必殺の一弾」を見た。西部劇の名作の一つと言われながらこれまでに見る機会がなかった作品。 

生まれて初めて見たけれどゲーリー・クーパーの「真昼の決闘」の雰囲気に似た印象・・・白黒映画ながら画面に緊迫感のあるなかなかの秀作と思った。僕は昔東京の神田の古本屋さんでこの映画のパンフレットだけを買って持っていた(写真)。読んだと思うけど内容は忘れていて今度DVDを見て”百聞は一見に如かず”ということわざ通りだなあと実感した。

<ストーリー>1889年西部の町クロスクリーク。ジョージ・テンプル(グレン・フォード)と妻ドーラ(ジーン・クレイン)は4年前にこの町に落ち着いて雑貨屋を営んでいる。夫のジョージは平凡で実直な男だが、意外なことに拳銃の腕前は一流と自負しているどこか陰のある男だった・・・(実際に拳銃の練習をしている場面も出てきます)。

そんな時、隣町シルバー・ラビッドで拳銃の名手とうたわれていた保安官ファロンが病的なまでに拳銃の早射ちにこだわる無法者ヴィニー・ハロルド(ブロドリック・クロフォード)に挑発されて撃ち殺さるという事件が起こった。その現場に居合わせた老人がクロスクリークの町に帰ってきてその事件のことを触れ回った。その話を聞いたジョージは自分の自負心(一番の早射ちは自分だ)を乱されて心穏やかでなく町の衆人の中で自分の銃の腕前を披露して見せるのだった。 

そうこうするうちに銀行強盗をやらかした無法者ハロルド等3人がクロスクリークの町へ逃げてくる・・・病的なまでに拳銃の早射ちにこだわるハロルドが雑貨屋ジョージの存在を聞きつけて決闘になるのではないか・・・と町の人たちは恐れる。無法者3人はクロスクリークの町に近づいてくる・・・ハロルドとジョージを接触させまいと住人たちは策を練るが意外なところでその目論見は破綻して拳銃使いハロルドの知るところとなりやがては2人は対決することに・・・嗚呼運命は・・・というわけなんですね。 

雑貨屋ジョージはカウボーイでもなく拳銃とは無縁なような市民、それが拳銃の早射ちで銃の練習までしている・・・何故なのだろうか? 

無法者ハロルドの早射ちのうわさを聞き 自分の銃の腕前を衆人の前で披露してまで自己主張している、何故なのだろうか? 

神経質そうに何かにイラついている雑貨商のジョージ、何故なのだろうか?・・・・と不可解な状況に見ている方はハラハラドキドキしていくような展開の西部劇。 ハロルド役のブロドリック・クロフォードはアカデミー賞をとったほどの名優と言われていますが、そこはアメリカの俳優のこと しっかりと西部劇にも出ているんですね。粗野な拳銃使いの迫力十分・・・て感じが出ています。この西部劇は面白いなぁ・・・・・

ところで、ブロドリック・クロフォードは(私の世代では)子供の頃の30分テレビドラマ「ハイウェイ・パトロール」の警官ダン隊長役で出ていたのを覚えていますが、当時はそんなにすごい俳優さんなどとは知りませんでした。 

というわけで積年の見たくても見られなかった西部劇 ” 必殺の一弾(The Fastest Gun Alive)” を堪能したのでした 。見ながらけっこう写真も撮ったので後日載せたいと思います

E さん有難う!

 

 

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鹿児島のCountry Bar

2020年05月19日 | 野球

鹿児島のカントリーバーRyu's Bar 

(令和2年)5/19火曜日 仕事が終わって一段落したあと、新しくできた Ryu"s Bar というところに一人でふらりと行ってみた。カントリーやブルーグラスを流しながらお酒を飲みながら談笑できるところ。鹿児島ではホントに珍しい飲み屋さんなんですね、何が珍しいといって店の中で流している音楽がすべて Country music か Bluegrass だからです。本物のこだわりの店という感じ。 入ると先客に旧知の T君がカウンターにいた・・・ブルーグラス大好き人間で楽器の Flatt Mandolin の名手でもある。 

しばらく話をして楽器の話になった、彼はマンドリンを3台持っているという・・・まあブルーグラス音楽をする人は楽器の演奏テクニックが半端じゃなくてホントに上手でこだわっている人が多い。ブルーグラスのことも詳しいし、私が今はアコーディオンを習っていてこれが自分の終(つい)の楽器だよ・・・ 演歌・歌謡曲・シャンソンなどのほかカウボーイ ソングなどにも合うし、ブルーグラスのビル・モンローも初期の頃にはアコーディオンを入れていたしね・・・・といったら T君がいきなり ” サリー・アン・フォレスター! ” と言った。私は思わずビックリ、エッ!Sally Ann Forresyer (女性アコーディオン奏者)を知っているんだと驚いてしまった。Bluegrass music  の神様 Bill Monroe の極初期の曲にはアコーディオンが入っているのを知っているなんてよっぽど聴きこんでいないと知識として出て来ないはずなんですね。さすが T君・・・ブルーグラス魂(Spiritts)が入りはしっているなあと感心。 マスターの Ryu さんはバンジョー弾きだというからさぞブルーグラスのことで盛り上がるんだろうなぁ 

こんなことがあるとアコーディオンの練習にも熱心になれる(smile) 

写真は Bill Monroe のグランド・オール・オープリー(アメリカ テネシー州 Nashville市 に古くからある有名なカントリー・ミュージックの専門催場)でのステージ姿。これは彼が1974(昭和49)年に来日公演した時のプログラム表紙写真です(その時見に行った弟が持っていたもの)。彼が持っているのがフラット・マンドリンという楽器で、普通のマンドリンは胴底が丸いですが カントリーやブルーグラスでは平底になっているんですね。

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新撰組血風録を見た

2020年05月16日 | 時代劇映画

 

テレビドラマ「新撰組血風録」を見た 

司馬遼太郎原作をもにした昔のテレビドラマ「新撰組血風録」を見た。いつ頃だったかなあ(私がまだ10代の頃)もう忘れてしまったけれど白黒映像だけど新撰組の物語としてはよくできたテレビドラマで、土方歳三役の栗塚 旭さん一世一代のはまり役だったと思う。  ずいぶん経ってからビデオになりそしてDVDにもなった・・・僕は後年になってBook Offで見つける度に少しづつ買った。本当はレンタルビデオ屋さんにあれば安上がりだから借りて見たかったけれど置いてないんだよなあ・・・1巻に3~4話収録されている。全部で何巻あるのかわからないけれど歯が抜けたように飛び飛びしかないのが残念。  新撰組物としては超秀作と思う。栗塚旭さんはこれだけで記憶に残る俳優さんとなったのでした、俳優をやめられてからも歳をとってもたしか新撰組についての案内役かなんかで活動されておられるんじゃなかったかな?土方歳三役はかっこよかったもんなあ。 まるで幕末てこんな風だったのだと錯覚させるようなリアルな映像です。映像に哀愁を感じる・・・もうこんなドラマは作れないのではないだろうか・・・DVDで見ることができるのはホントにしあわせだと思う。

この夏に岡田准一が土方歳三役で「燃えよ剣」が映画公開になるという・・・コロナの影響で予定通りの公開になるのか分からないけど楽しみだな

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今年(令和2年)の鹿児島カントリーフェスタ

2020年05月13日 | つれづれに

 

今年の鹿児島カントリーフェスタ 

令和2年5/13(水曜日)夜7時から鹿児島カントリーフェスタに携わる数人で集まって飲みながら話し合いをした・・・・色々なことを考慮して結局 今年9月に開催予定のカントリーフェスタは新型コロナウイルスの影響が収まりそうもないということで中止することに決定した。 

とても残念だけれど 県をまたいでの参加があることで感染の広がりの危険性もあり、ビクビクしながら開催しても集客は望めず、楽しさも半減するだろうとの判断のもと苦渋の決断でもありました。コロナウイルスの終息がいつになるのかはわからないためいつ再開するのかも未定(😢)  淋しいな😢

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あくまき

2020年05月12日 | つれづれに

  

あくまき

博多で鹿児島出身の方から「あくまき」をいただいたので食べる・・・「あくまき」という言い方は鹿児島だけかなあ・・・とずっと思っていた。私が子供の頃は田舎の自宅でも作っていたので懐かしい・・・今は鹿児島中央駅のお土産コーナーなんかでも売っているから食べたくなると時々買って食べることがある。「ちまき」という呼び方が一般的なのかも知れないけど私はいつまでたっても「あくまき」・・・竹の皮に包んである・・・切り方はナイフや包丁ではなくて竹の皮を薄く裂いてそれで巻き切るようにする。きなこか砂糖をつけて食べる・・・昔からある非常食、携行食みたいなもの。故郷の味みたいなところがある

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The Story Of " You Are My Sunshine "

2020年05月12日 | 懐かしのカントリースター

 

「ユー・アー・マイ・サンシャイン物語」/ アメリカ南部の音楽と政治 

三井 徹(筑摩書房 1989年発刊)  

この(令和2年5月)ゴールデンウィークの最中にCD、レコード、カセット、ビデオ、本の大整理をした。散在しているものをまとめて探し出しやすいようにした。数十年来の大整理で出てきた本のなかで目に付いたのが今回の本。 

カントリー&ウェスタンの曲の中で誰れでも知っている有名な曲は何かなぁ・・・と考えた時、私は ” テネシー・ワルツ ” と ” You Are My Sunshine ” ではないかなと思っています。ひょっとしてこの2曲とも Country & Western の曲だとは意識しないで知っているという人の方が多いかもしれない。 じゃ、どっちの方がより知られているかな・・・となると ” You Are My Sunshine ” に軍配が上がるかも。 

というわけで今回は1989()年に発売された本を取り上げてみました。買ったもののざっと拾い読みだけにしていたもので、この連休中に通しで詳しく読み返してみました。この曲を歌って政治活動を展開しルイジアナ州の知事(2回選出されている)にまで出世したという往年のカントリー歌手ジミー・デイヴィス(1899~2000 ルイジアナ州出身)の話を絡めての物語・・・三井 徹さん自らルイジアナに出向いてまだ存命していたジミーにインタビューしたり関係筋に手紙で問い合わせをしたりしてまとめ上げたという実録篇でもあります。 

カントリー歌手としての Jimmie Davis のことだけではなくてジミーを通してアメリカ南部ルイジアナ州の風土、政治他などのほかカントリー・ミュージックと政治など一般的なことまで述べている稀な本でもあります。 

ジミー・デイヴィスといえば ” You Are My Sunshine ” のほか ” Nobody's Darling But Mine ” とか ” There's a New Moon Over My Shoulder(肩にかかる月)”、” Where The Old Red River Flow ” などの曲が比較的知られている人です。とはいってもどっちかというと Sacred Song 、Gospel など宗教的な歌の方が多くてLPレコードも大半がその方面のものになっています。 

駆け出しのころはかのブルーヨーデルで有名な Jimmie Rodgers と何年かは活動期が重なっていてジミー・ロジャースそっくりの歌の時代があった・・・というくらいなのでかなり昔の人ということで日本ではめったに話題になるほどのカントリー歌手ではありません。 

” You Are My Sunshine ” の作者がジミー・デイヴィスと彼のバンドのスチール・ギター奏者チャールス・ミッチェルと言われているんですが 三井さんによると実のところはジミーよりも古く録音したグループがいくつかあって 結局 J・デイヴィスが ” You Are My Sunshine ” の版権を買って自分が作ったようにしたということが判っているということが真相だとのことです。 こんなことは昔のアメリカのカントリー界ではよくあったことで、その辺の事情も含めて述べられているのでなるほどなぁと理解できて面白く読めました。  

ちなみに、ジミー・デイヴィス自身は ” You Are My Sunshine " を何度も録音しているようで、歌だけで通しているもの、途中に語りを入れているものなどがあります。作者の件についてはタブーになっているのかもしれないですが、たとえ作者がジミー・デイヴィスではないにしてもこの曲を世界的に有名にしたのは彼の功績だと言えるでしょう。 

現在読み進めている東 理夫さんの ” アメリカは歌う ”に触発されて読み返してみた ” ュー・アー・マイ・サンシャイン物語 ” でしたが、とても良かった。

 

 

コメント (2)
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令和2年5月1日

2020年05月01日 | つれづれに

 

令和2年5/1 

Where are you going, cowboy? Nowhere、I still here forever.I wanna ride again!

5月、世の中いつまでコロナに翻弄されるのかな・・・と思いながらも ”これしきのことで!” と頑張ることとする

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