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西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

7/17ジミー時田と西部劇

2025年08月12日 | 西部劇映画

7/17 ジミー時田と西部劇

   

 

 

私的には日本のカントリーといえばどうしても(亡くなって久しいですが)ジミー時田さんになります。カントリー&ウェスタン音楽に対しては英語の発音、イントネーションはもちろんのことステージでの姿形にもこだわった人だったと思いますね。間違ってもジーンズ、T-シャツ、スニーカー、黒眼鏡サングラス🕶といったスタイルではステージに立たない人でした。徹底的に昔スタイルのカントリーにこだわりを持っていたと感じました。ふつう西部劇映画とカントリー音楽とは無関係ですが、それらしい雰囲気をもったテーマ曲についてはジミー時田さんはたくさん歌っています……過日ジミーさんについてネットサーフしていたら昔のシングル盤レコードがたくさん載っていました。そうなんだ、レコードも沢山出ていたんだなぁ……と納得。いつだったか忘れたけど、何かの対談で西部劇についてのことが話題になった時 “  僕はランドルフ・スコットが好きなんです "……といっていた。雰囲気的にランドルフ・スコットやジョエル・マクリーなんだろうな🤣  

西部劇に関する歌なんかはそれに対する愛情を持っていないと歌わないと思います・・・その点ではジミーさんの時代はいい時代だったとも言えます。 

7/17の記事ですがしばらくしたら元の位置に戻します

 

 

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5/7西部劇「アリゾナの決闘」2

2025年05月07日 | 西部劇映画

5/7西部劇「アリゾナの決闘」2

 

チャールス・ケンパー(ピースフルという役)とビクター・マチュア(偽名でテックス・キャメロンと名乗っている)の出会いの場面……立木に寄りかかってハーモニカを吹いている。“Red River Valley“だ。キャメロンが話しかける……

“テックス・キャメロンというんだ、よろしくな“ 

ピースフル " テキサス人だろ、皆んなTexと同じ名前を名乗ってやがるからな…ワハハ"

キャメロン笑いながら “ 州からのお達しなんだ、ワハハ “……みたいな会話を交わして親しくなる。チャールズ・ケンパーが演じている大らかで大酒飲みで屈託のない憎めないキャラクターの人物が出てくるのも昔の西部劇の楽しいところです🤣🤣

 

悪漢

町を牛耳っている親分に仕えている悪もの子分達……悪ければ悪いほど映画が締まって面白いのです🤣

若いひと達に ”アリゾナの決闘 “ のような西部劇を見ることをおすすめしたいなぁ

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西部劇「アリゾナの決闘」を見た

2025年05月06日 | 西部劇映画

西部劇「アリゾナの決闘(Fury at Furnace Creek)を見た

 

1948(昭和23)年公開 20世紀Fox映画 ブルース・ハンバーストン監督

私が生まれる前の古〜い西部劇です……今年(令和7年)5/6ゴールデンウィークの最後の日、一抹の寂しさがある中この作品を選んで見た。生まれて初めて見る作品だ…この歳になって初めてみる……面白くて素晴らしかった。2025(令和7)年という今の時代に見ても楽しめる作品だ。主演のヴィクター・マチュア ( 1913~1999 ケンタッキー州出身 ) が丁度ジョン・フォード監督の “ 荒野の決闘(My Darling Clementine “    にドク・ホリデー役で出演した時期に重なる作品。荒野の決闘でのヴィクター・マチュアしか知らないもので、“アリゾナの決闘“ 見ていて思わず主人公が咳き込んだりしないか…と心配した🤣荒野の決闘では結核もちのガンマン役だったからね🤣……こんな冗談が解かる若い人が増えてくれるといいんだけど……🤣 例によって西部劇パーフェクトコレクションDVD-Boxシリーズのひとつに収録されているもの。原題にあるFuryは激しい怒りとか憤怒…という意味ですね。さあどんな怒りなんでしょうか?その解説を借りると

<物語> 1880年、凶暴なアパッチ・インディアンの勢力下にあったアリゾナ。辺境のファーネス・クリーク砦に食料を運ぶ幌馬車隊が目的地にあと少しの地点で護衛の騎兵隊に転進命令がきて護衛隊長ウォルシュ大尉(レジナルド・ガーディナー)は一隊を率いてローズバーグへと立ち去った。護衛を失った幌馬車隊はリトル・ドッグ(ジェイ・シルバーヒールズ)が率いるアパッチ族に襲われて全滅する。幌馬車隊に化けたアパッチは易々と砦に乗り込んで守備隊を虐殺してしまった……という事件で始まります。

 

転身を命じたという第6騎兵隊ブラックウェル将軍はその責任を問われて軍法会議にかけられるが、命令は嘘だという無実の訴えが晴らせぬまま心臓麻痺で死亡してしまう。

の名誉回復のために2人の息子がファーニスの町に向かう。兄は無頼のキャッシュ ( ビクター・マチュア ) 、弟ルーフ ( グレン・ランガン ) は騎兵隊将校。兄弟二人が協力して悪漢たちを制裁していく・・・という展開。

 

悪漢というのが町を牛耳る顔役レヴァレット(アルバート・デッカー)一味、拳銃捌きに長けたキャッシュがその悪漢達の用心棒に雇われたり、弟の

ルーフが危うく縛り首になりかけたり…とか面白い展開。紅一点のモリー(コーリン・グレイ)とキャッシュの恋も含めて展開していくストーリー、他にも面白い脇役たちが出てきたりの歯切れがよくて白黒画面もきれいで西部劇の秀作と思います……最後の決闘も一対三で意外な結末を迎える……こういう西部劇は時代を経ても色褪せないもので見ることをお奨めしたいです🤣

過去の西部劇関連の本では全くといっていいほど採り上げられていませんが今の時代に見ても面白いと思います🤣 大根役者といわれていたようですがビクター・マチュアの男ぶりがなかなかかっこよくて「荒野の決闘」に劣らず…goodです😅

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リチャード・ディックス西部劇「硝煙のカンサス」を見た

2025年01月29日 | 西部劇映画

リチャード・ディックス西部劇「硝煙のカンサス」を見た 

かつてPDクラシックというところから超安いDVD(380円)が沢山出されていました……昔の西部劇も含まれていましたが最近は Book Off なんかでもほとんど見かけなくなりました。この作品もそのひとつです。因みに、PDというのはPublic Domainで製作から年数が経って版権が切れたので安く販売ができるようになった・・・という意味らしいです。見る側にすれば有難いです。

 

1943(昭和18)年製作 硝煙のカンサス(The Kansan) 監督:ジョージ:アーチェンボー 

 

情報が少ないのでDVDの解説を参考にして補足しながらみていくと下記のような具合

<ストーリー> オレゴンに行く目的でカンサスの町ブロークン・ランスを訪れたジョン(リチャード・ディックス)は偶然にジェシー・ジェームズ一味の銀行強盗の現場に出くわした。持ち前の拳銃の腕でそれを未然に防いだが、ジョン自身も負傷して病院で手当てを受けた。回復すると町の名士達に見込まれて保安官となる。推挙したのはその町の銀行頭取スティーブ(アルバート・デッカー)だった。しかし、この頭取には裏の顔があった。不当に橋の通行料をとるなど悪辣なやり方で私腹を肥やしていたのだ。やがて保安官ジョンはスティーブの前科を暴き、更に町の治安のために悪と戦うのだった。 

  

アハハ・・・白黒映像で画面は雨が降っているような粗い像で昔の西部劇を見ているんだ~という感じがあってニンマリ。馬での追っかけあり、酒場での大勢での派手な殴り合いあり、酒場の喧騒の中での踊り子たちのステージあり、牛の群れの暴走 ( スタンピードという ) あり・・・で昔の西部劇ではよく見られるシーンだ。大の大人たちが子供みたいな殴り合いを演じているので今の時代からすればどことなくユーモラスで可愛い感じがするけれど、この映画の時代当時はお決まりのシーンだったんでしょう。 音楽面では酒場の踊り子達によって ” ジョニーが凱旋する時(When Jhonny Comes Marching Home) ”  が歌われますし、夜間に牛の群れを落ち着かせるために( night herding song という ) カウボーイ達が唄を歌うシーンも出てきます……カウボーイ・ソングの一種でもあります。

   

パソコンで検索するとアメリカでのポスター日本でのパンフレット、プレスシートが載っていましたのでスクリーンショットして載せてみました。 

主人公のリチャード・ディックス(1893〜1949年 ミネソタ州出身)という俳優さんは戦前からの人で決して美男でもなくどっちかというとずんぐりむっくりで西部劇スターといった感じの人ではないですが西部劇として却ってわざとらしさがなくて楽しめるなあ・・・と思いました。私は自称 西部劇研究家を名乗っているからにはこの人も研究の対象になりそう(smile) 

 

  

ヒロインのジェーン・ワイアットは現代にもってきても通用するような清楚な美人女優さんという雰囲気です。バラット兄弟(銀行家のスティーブと賭博師のジェフ)に扮するアルバート・デッカー、ヴィクター・ジョリーは昔の西部劇にはよく悪役として出ててきます。若き日のロッド・キャメロンが端役で出て来たのにもニンマリでした。 

この「硝煙のカンサス」のような西部劇定番てんこ盛りのB級西部劇を沢山見ないと西部劇の良さは解らない・・・と感じます。 他の人はわかりませんが私にとっては元気の源(smile)

 

2024年6月9日の未発表記事なのでしばらくしたらまた元に戻す予定です

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カーク・ダグラス西部劇「星のない男」

2024年12月09日 | 西部劇映画

カーク・ダグラス西部劇「星のない男」を見た

 

1955年 ウニヴァ―サル映画 星のない男(Man Without A Star)監督:キング・ヴィダー カラー作品

昔の西部劇の面白さを代弁するような楽しい作品でした。ユーモアやコミカルなタッチのところもありますが、西部劇らしくシビアな面もあって見どころ満載、娯楽作品としては一級品で私的には好み🤣 解説によると以下の具合……

「流れ者のデンプシー(カーク・ダグラス)は貨物列車にただ乗りしてワイオミングのある町へ流れ着いた。貨物列車の中でジェフ(ウイリアム・キャンベル)という若者を助けたことで連れになった。デンプシーは昔馴染みの酒場女アイドニー(クレア・トレバー)のもとを訪ねた。そしてアイドニーの酒場でトライアングル牧場の牧童頭ストラップ( J.Cフリッペン )に気に入られてジェフと一緒にカウボーイとして雇われることになった。牧場の仕事をしながらデンプシーは若いジェフに拳銃捌きや牛の扱い方を教え、二人の間には次第に兄弟のような絆が生まれていった。 

 

ある日ふたりは隣のC牧場を訪問した。そこの娘テス(マーナ・ハンセン)とジェフはすぐに仲良くなり夕食にも誘われたが、牧場主が有刺鉄線のことを話題にするとデンプシーはいきなり怒りをあらわにした。かつて解放牧草地に鉄線を張り巡らせたことが原因で争いが起きデンプシーの弟が命を落としたという苦い過去があったからだった。それ以来デンプシーは有刺鉄線を嫌悪していたのだ。そんな中、東部からやってきた牧場の新しい女性オーナー リード(ジーン・クレイン)が現れた。そして、彼女は波乱を呼びそうな計画をデンプシーたちに話すのだった。」

キング・ヴィダー監督がカーク・ダグラスを迎えて放つ痛快西部劇。本作でダグラスがトリックなしで見せた華麗でアクロバット的な拳銃さばきは西部劇ファンの間で語り草となっていた・・・とのこと。ジェフに拳銃の射撃を教えるシーンで出てきます。

 

私はこの映画はてっきり白黒映画だと思っていましたがカラーだったんですね。世代的にリアルタイムで見れるような作品ではなかったのでこの歳になって初めて見ることになるんです。西部劇関連の本、映画雑誌では写真やストーリーの概要は知っていてもやはり本物に接すると感慨深いものがあります。よく、カーク・ダグラスがバンジョーを抱えて歌っているシーンの白黒写真が載っていました・・・そう、バンジョーをかき鳴らしながら唄も歌っている・・・いいシーンです。

 

はじめの貨物列車ただ乗りシーンではちょい役としてギョロ目のジャック・イーラムが出ていたり(ただ、配役表に載っていません)、敵対するカウボーイ頭にリチャード・ブーン(若い頃でやせて精悍な趣き)シェブ・ウーリー(昔のテレビ西部劇”ローハイド”でお馴染みでした、カントリー歌手でもあった)、ジェイ・C・フリッペンが出ていたりと昔の西部劇ではお馴染みさん達でした🤣 映画の主題歌があってフランキー・レインが題名と同じタイトルの唄を歌っているのにもビックリ🤣 

多数の牛を追う屋外でのロケシーンが素晴らしいし、牛の暴走(スタンピード)シーンも出てきます・・・CG(コンピュータ・グラフィック)では得られないものでしょうね、臨場感がすごい。

 

男達はじめは雇い主の牧場主が東部の男と思っていて、家の中にお風呂が来る…と知って東部の男は変わっているな・・・などと噂をするユーモラスなシーンがありますが、やってきたのが女性だったのでしっかりとお色気の入浴シーンが出てきて楽しませてくれます。

  

写真は現在発売されているDVDのジャケットと昔の公開時のポスターで、ネットからスクリーンショットで拾ってきたものです……便利な時代だなぁ🤣 

11/9の記事なのでしばらくしたら元に戻す予定

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また見たよ、カーク・ダグラスの「ガン・ファイター」

2024年12月08日 | 西部劇映画

また見たよ カーク・ダグラスの「ガン・ファイター」

(2024=令和6)12/8土曜日 博多での終日の仕事を終えて帰る途中にBook Off があるので寄った。「ガン・ファイター」DVDが格安で売っていたので衝動買い。以前にジャケット違いのDVDを持っているのにまた買った。ジャケットが違うのとHDリマスター版と書いてある……そうでなかったら買わなかったと思う。

買った理由は「ガン・ファイター」は私の若い頃の特別に思い入れのある西部劇だったからというのが大きい🤣数年前にカーク・ダグラスが103才の天寿を全うして亡くなった記憶もあったし。

自分にとってのカーク・ダグラスは「OK牧場の決闘」のドク・ホリデイ役の印象が強いけれど、後年ビデオやDVDで見た「 脱獄 」「 探偵物語 」などもよかった。とにかく、気性が激しくて一途な男役の印象があるけれど、何処かに孤独感と切なさを秘めているところがあるな……いずれにしろ強烈な個性のスターでした。

ちょっと「ガン・ファイター」の評価が知りたくなってスマホで調べてみた……今の人達からみても好評価が多い。でも、ある人なんかは映画のタイトルについてクレームをつけている。曰く、“ 邦題の「 ガン・ファイター」なんてこの映画を観ていないとしか思えない。考えた奴は罪深いほどのクソバカだ。原題は「The Last Sunset」で終盤に意味がわかる。“……と過激にも書いている🤣

< 私の意見 >  それは違うよ……パソコンも携帯もなくて映画の情報は街の看板や映画雑誌しかない時代、”この映画は西部劇である”…ということを知らせること が一番なのであって、私はたばこ屋の外壁に貼ってあるポスターで「ガン・ファイター」を知って 見たいなと思ったものです。何の情報もなくて現代風に題名を文字だけで「The Last Sunset」としたら何の映画なのか分からなくて興味も湧かなかったことでしょう🤣 西部劇が沢山上映されていた頃はガン・ファイターという言葉だけて西部劇…と分かったものです。 " Stagecoach " を " 駅馬車 " としたり " My Darling Clemetine " を " 荒野の決闘 " と題名をつけたのはこれは西部劇映画で、沢山のお客さんが入って興行的に成功するように…という当時の映画関係者の努力があったということを思うべきではないでしょうか。

先人達が名付けた題名はもうそれはそれでその時代の風であったし、約束事でもあるから勝手に変えるべきではないと考えます。

「ガン・ファイター」……いい題名だ!

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映画&英会話 「駅馬車」

2024年11月05日 | 西部劇映画

映画&英会話 「駅馬車」

  

面白そうな中古本を買った🤣 西部劇の名作「 駅馬車 ( Stagecoach ) 」の全シーンの会話が載っている本だ……本来なら映画から直接収録したカセットがついていたらしいけど買ったのは本だけだった。面白そう……学校の英語教材もこんなのだったら楽しかったかもなぁ🤣 

頭の体操で毎日10分ずつ読みすすめていくことにした🤣 誰れが喋っているのかのシーンを思い浮かべながら🤣

何回も見ていると覚えてしまう駅馬車の9人🤣

*リンゴー・キッド ( ジョン・ウェイン )   *町のうるさ型婦人達から追い立てられる酒場女ダラス ( クレア・トレバー )  *南部出身の賭博師ハットフィールド ( ジョン・キャラダイン ) *公金持ち逃げの銀行家ゲイトウッド( バートン・チャーチル ) *ウイスキー商人ピーコック ( ドナルド・ミーク ) *騎兵隊将校の夫に会いにいく身重の淑女ルーシー ( ルイス・プラット ) *酔いどれ医者ブーン ( トマス・ミッチェル ) *駅馬車の馭者で臆病なバック ( アンディ・デヴァイン ) *保安官カーリー( ジョージ・バンクロフト )

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映画「独立愚連隊」を見た 11/3🇯🇵文化の日

2024年11月03日 | 西部劇映画

11/3 祭日 文化の日 “独立愚連隊“ を見た

朝から晴れて穏やかな一日だった。 

終日家にいて色々と片付けをした……合間にレンタルのDVDを2本見た。一本目は岡本喜八監督 ( 1924〜2005 鳥取県出身 ) の戦争映画 “ 独立愚連隊 "🤣 選択が我ながら古い!🤣私が小学校時代に銭湯の脱衣場や通りのタバコ屋の外壁に貼ってあったポスターを思い出す🤣

1959(昭和34)年度 東宝映画作品 監督 岡本喜八 白黒映画

写真に撮った解説によると……第2次世界大戦末期の北支戦線での話……本隊から独立して最も危険な敵地に突出している各隊のゴロツキ集団、通称 “ 独立独立愚連隊 " なる誰れもが尻込みする地獄の死地へ部隊にいわくありげな新聞記者(佐藤允)がやってくる……果たしてその目的は……といった具合に展開していく。

DVD特典で " 岡本喜八 独立愚連隊 を語る “ が収録されている…音声が悪くて聴き取りにくいけれどインタビューに答えたもの。中に戦争をスポーツ感覚で描いたといってもいい…というところがあった。昔の日本の戦争映画というとどこかしらカチッとしたストイックさがあったり、暗くてジメジメした感じがあったり…の印象があったけれど この作品は西部劇的なカラッとした感じがある。特に中国軍の大群を迎えての戦闘はまるで西部劇 “ ワイルド・パンチ “ でのメキシコ軍との戦闘を思わせる🤣 慰安婦が出てきたり、中国軍との戦いだからとても今の時代には作れそうもない作品だろうなぁ🤣 

懐かしいスター達、ちょい役で連隊長役の三船敏郎、馬賊の頭領役の鶴田浩二、将校で夏木陽介、軍曹の中谷一郎、一兵卒にミッキー・カーチスやジェリー藤尾がちょい役で出てくるし 女優では歌手の雪村いづみ、上原美佐など……。私的には そうだよなあ…こんな人たちがいたいた…と感無量になるところもありました。

岡本喜八監督によれば当時は昔の軍人さん ( 特に陸軍士官学校出の元職業軍人 ) 達が大勢存命だったから内容について色々とクレームが来たりしたらしい。それでも昔の日本陸軍のキビキビした緊張感なんかも垣間みることができます。 なぜか佐藤 允 ( まこと 1934〜2012 佐賀県出身 ) の不敵な面構えと個性的な演技でアクション映画として楽しむことが出来ました🤣 私の父は陸軍士官学校出の軍人だったけど、生前見たかなあ? もし見ていたら苦笑いしたかもなぁ🤣🤣

 

 

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クリス・クリストファーソンの西部劇 ①デッド・オア・アライブ

2024年10月03日 | 西部劇映画

クリス・クリストファーソンの西部劇 ① 

「デッド. オア. アライブ」 1987(昭和62)年製作 監督:ジョン・ギラーミン

クリス・クリストファーソンが亡くなったという知らせに接した時に見直してみた西部劇映画がこれです。初めて見たのはもう何時だったか思い出せませんが、まだビデオ(VHS=右の写真)時代で、レンタルビデオ屋さんで借りた時でした。ビデオ時代が去った時にレンタル屋さんが安くで処分セールをした時にもこの作品が混じっていたので買いましたが観ずにそのまま放置しておいた(倉庫のどこかにあるはず)・・・2回目に見たのは博多駅構内にあった本屋さん(今はもうない)の店頭でDVD(左の写真)として見かけた時でたしか200円くらいの廉価盤だった。 

この西部劇は映画としての日本公開はなかったのではないかな?・・・と思っています。見てみると1980年代という西部劇不毛の時代の作品としては優れものであると確信できます。🤣

見直した時も買ってよかった、思わぬ拾い物と思いました。クリス・クリストファーソンもまだ精悍な雰囲気がいっぱいで西部男振りが板についていました。 

<解説から>牧場を経営するアダムス(K.クリストファーソン)のもとへ東部の大学を出て法律家を目指している息子トム(マーク・モーゼス)が帰ってきた。トムとの邂逅もつかの間、無法者レッド・ジャック(スコット・ウィルソン)がユマ刑務所からから仲間3人と脱獄して殺人を重ねており、保安官に助っ人を要請されたアダムスは保安官、息子トムと共に追跡することになった。アダムスはその昔アパッチとの戦いで名を馳せたガンマンだったのだ。  

モルモン教徒だが血も涙もない冷血な脱獄囚ジャックは異様な変質狂的雰囲気を持っており、異教徒を殺すのに何のためらいも持っていないような無法者だった。 

保安官とアダムス一行と、途中で賞金付きのジャックをつけ狙う賞金稼ぎの一団とも出くわして三つ巴の逃走、追跡が展開される。初めから終わりまでピーンと張りつめたような緊張感がある・・・これは無慈悲な悪行を重ねる無法者が限りなく悪い悪漢として描かれていることと、バックの音楽がシーンとした不気味感を醸し出しているせいかもしれなです。  

*西部劇を面白くしているところ

オール屋外ロケというのも素晴らしい。馬の疲れ具合を心配したり、替え馬のことを気にしたり、逃亡には水場を必ず通るはず、とか息子のトムが父親のアダムスに何故連発銃を使わないのか外したらどうする?・・・との問いに単発銃の方が威力があるからだ、外すことはあり得ない・・・と答えたりで修羅場を潜り抜けてきた男の自信を示すところなどは痛快! こうしたところはマカロニウェスタンには見られないところ

ほとんど知った俳優さんはいませんでしたがこの作品は西部劇の秀作と思います、お奨め

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西部劇「男の出発(たびだち)」3

2024年07月13日 | 西部劇映画

西部劇「男の出発(たびだち)」3 

 

この西部劇を見て思い出したことがある。比較的有名なカウボーイ・ソングの中に ” Little Joe The Wrangler ” という曲がある。Little Joe と呼ばれているカウボーイのことを歌った唄で古謡に近いので昔からカウボーイ歌手と呼ばれていた人達には好んで歌われているものです。僕自身は Rex Allen () のものと Chris ReDoux () という歌手の歌を好んで聴いている。

 

そのほかにも現代のカントリー系の歌手でカウボーイ・ソングを歌うような人でいいものがあるのかも知れませんが・・・。 

 

唄の内容については後日載せる予定です

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