アニメは日本の宝?
今どきの来日外国人で日本のアニメに魅せられて こんなアニメを作る国に行って見たい......のような人が結構いるようです(^^) アニメというから子供かな?...と思ったらけっこうな大人だったりする。小さい時から日本のアニメを見て育ったから......訪ねてみたかったんだ とか言っているようだ。
私は新聞の切り抜きを長年やっていて 過日スクラップ帳を見ていたら国産アニメの最古の現存作品「 なまくら刀 」(1917=大正6年公開)がウェブサイトで閲覧できる....という記事を貼っていた。
刀を買った侍が試し斬りをしようと あんま師や飛脚を襲うが、逆にやりこめられてしまう...という内容らしい。欧米作品の模倣ではなくて初期から独自の物語に挑戦したところに作家の意欲が感じられる......と載っている。
今や大人も楽しめる作品もたくさんで アニメ王国となった日本ですが その黎明期の国産アニメ......色んな分野に先達といわれる人達がいることに感心😳
大谷選手のサイクルヒット
少年時代からずっと野球ファンだったから色々たくさん見たり聞いたりしてきているから大抵のことには驚かないけれど、今朝の新聞見たら驚いた(^^)なんと大谷選手がサイクルヒットを記録したとのこと😊まだアメリカ大リーグに来て2年目なのにもうこんな記録を作るなんて......やはり彼は何か持っているなぁ😁並みの選手ではない輝くものを㊗️ 投手とバッターの二刀流に対して色々言われるけれど 本人がやりたいと言っているんだからそれで通して欲しいな......記録に残る選手よりも記憶に残る選手になってもらいたい。名球会とか野球殿堂入りとかどうでもいいからこれまでの常識を超えて野球ファンが望む夢を膨らませる選手&投手になって欲しい😊
スタートが栗山監督でよかったな......とつくづく思う(^^)
伝えなきゃ ハンク・ペニー
5人目のハンク(^^) この人は日本ではほとんど知られてはいません......ご存知ならよほどのカントリー&ウェスタンファンと断言できます。ハンク・ウィリアムスと同じ南部アラバマ州出身ですが こっちの方が先輩でカントリーでもなぜかウェスタン・スイング畑で有名。余りにもマニアック過ぎるので緩衝剤として隣にジム・リーヴスを載っけました(^^)
話は変わりますが、テキサス州出身のカントリー歌手だったレイ・プライス()がボブ・ウィルスのウェスタン・スイングが好きで南部に演奏旅行に行った時にWestern Swing の曲を演奏したところ聴衆がどう反応していいのか戸惑っている様子で驚いた......みたいなことを書いてある記事を読んだことがあります。所変われば品変わるで広いアメリカのこと 音楽の好みや気質が違っているということなんでしょう。
一般的には昔は Western Swing はテキサス州とかオクラホマ州とかの西部〜中西部で受けが良いカントリー音楽の一種だといわれて名人が輩出した地域......Bob Wills、Hank Thompson ら多数。まぁ一言でいうと明るくて楽天的でスイングする音楽。
私がハンク・ペニーを知ったのは昔出版されていた音楽評論家の高山宏之さんの「 ウェスタン音楽入門 」(後日写真を)の人名のところに載っていたからというだけ......名前だけインプットされたものの肝心の音楽を聴く機会は全くなしだった。
このレコードに出逢えたのも偶然で、ずーっと後年になって東京の大きな中古レコード屋さんでたしか500円でした、名前だけは知っていたから内容なんかわからないまま衝動買い。ウェスタン・スイング オンパレードでした...でもあまり印象に残る曲がなかった。ハンクの代表曲は"Won't You Ride In My Red Wagon" といわれています このレコードにも収録されてました。
米国盤 Rambler Records-103 Tobacco State Swing / Hank Penny & his Radio Cowboys
伴奏陣の演奏が凄い!まだハワイアン風のスチールギターに縦横無尽にスイングするフィドル(カントリースタイルのバイオリン)が時代を感じさせない...曲解説があり見てみると全て1938〜1941年録音とある....ヒェーッまさにカントリー&ウェスタン音楽の奥深さを感じた。同じような曲の連続に疲れて となりのジム・リーヴスを聴いたのだった😵〜😊🐟
伝えなきゃ ハンク・ロックリン
第4のハンクはHank Locklin()......私的な意見ですが、色々と聴いてみると この人の歌にはカントリーピアノがとても合うように思います。代表ヒット作は " Send Me The Pillow That You Dream On (夢の枕を) " と " Please, Help Me I'm Fallin' " です。 2曲ともしっとりとしたカントリーバラッドでピアノが映えるなぁ......ハンクの声が甲高くソフトなのでなおいっそう感じます。他には " Geisha Girl ( 芸者ガール ) " も有名。
レコード時代が中心の人でしたからL Pアルバム数も多くて根強い人気があったんだと思います。
米国盤 RCA Records LSP-2680 Hank Thompson / The Ways Of Life
(1)We're Gonna Go Fishin' (2)Kentucky Waltz (3)Slowly (4)Bummin' Around (5) They'll Never Take Her Love From Me (6)Rosalita (7) Too Close To Her (8) Mansion On The Hill (9)Heading Down The Wrong Highway (10) A Little Bit Lonesome (11)Candy Kisses (12)I Love You Because
フィドル(カントリースタイルのバイオリン)とスチールギター入りの純カントリーからモダンなナッシュビルサウンドまで幅広く音源を残していますし、他の歌手が歌ったヒット曲のカバーも多いです。ロッキンカントリーに慣れた人達には物足りない感じがするかも知れませんが 私は大好き。
このレコードはコーラス入りでモダンなナッシュビルサウンドですがカントリーピアノ、ギターがメインの伴奏でカントリー名曲がてんこ盛り。やはりスローなバラッドがいい...(2)ケンタッキーワルツ、(3)Slowly、(11)Candy Kissesが合っている。ハンク・ウィリアムスの(5) They'll Never Take〜と(8) Mansion On The Hill もロックリンスタイルに昇華していて素晴らしい。誰れの歌だったのか(Jim Reeves?)(9)Heading Down The Wrong Highway が私的には一番の気に入り
前の二人のハンクとはサウンドも全く異なっています......いわゆる Hank Thompson Touch 、屈託のない明るさを感じる。カントリーに個性があった時代だね......すぐに誰れそれの音だ...と判るものね(^^) 行きて還らぬ時代のカントリーサウンドだけど今聴いても "イイナー" だね😁🐟
伝えなきゃ ハンク・スノウ
米国盤 RCA Records APL1-0162 Hank Snow Sings Grand Ole Opry Favorites
(1) North To Chicago (2) It's Over, Over Nothin' (3) The City Of New Orleans (4) There's The Chair (5) Crack In The Box Car Door (6) Bob (7) I'm Not At All Sorry For You (8)The Texas Silver Zephyr (9) Four In The Morning (10) Everytime I Love Her
私的には今でも一番好きなカントリー歌手です。カナダ出身でアメリカで大成するまでには多くの辛酸を舐めたという苦労人。自らがこの世界に入るきっかけとなったカントリーミュージックの元祖ジミー・ロジャース()を終生慕っていたというブレることのないカントリー魂を持っていた人ですね。50枚以上のL Pレコードを残しています。ここにあげた LPレコードは最晩年になってからの1枚といってよく、カントリー・ミュージックの祭典Grand Ole Opry(=グランド・オール・オープリー、昔からテネシー州の州都ナッシュビルで開かれている一大Country Music Show) で歌われた唄に題材を求めたアルバムになっていてジャケットもオープリーで歌うハンクの姿......いいなぁ(^^)
どの曲にもハンクの重厚な歌唱が入っていて安心して聴けるもものになっています。 Train songのひとつになってしまった感のある " City of New Orleans " は汽車の汽笛の擬音を入れて雰囲気を盛り上げています。他にも" Crack In The Box Car Door "、" The Texas Silver Zephyr " と汽車物を採り上げています。
ハンクのスローバラッドが堪能できるのは " I'm Not At All Sorry For You " で曲調もよくてこのアルバムの中では一番好きな曲だ・・・カントリーっていいなーと思わせるのはこんな曲だ。
1973(昭和)年発売のアルバムです、ジャケット裏には彼のバンド The Rainbow Ranch Boys と一緒にギターを弾くハンクの写真が載っていますが このアルバムは当時のナッシュビルの一流セッションマン達との録音です。バックコーラスなし、スチールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)入りの典型的な正調カントリースタイル😊🌿 安心して聴くことができる...CDになっているのかなぁ?(^^)
伝えなきゃ ハンク・ウィリアムズ
今の時代 もうハンク・ウィリアムスがどうのこうの......という時代ではなくなりました。時の流れは全てを変化させていきますし、カントリー ミュージックでは神様扱いだった Hank Williams だって例外ではありません😵 若い世代では名前さえ知らないのが当たり前でしょう......でもやっぱり温故知新だから私は細々でも伝えていきたいな...と思う。 という訳で久しぶりのハンク・ウィリアムスです。
日本盤 ポリドールレコード 28 MM0419 Hank Williams Rare Takes & Radio Cut
(1)I'd Still Want You ......典型的なハンクサウンドです ピアノが入っているのが珍しい
(2)Lovesick Blues ..."ヘルス&ハッピネス ショー" からのライブで終わりに聴衆の拍手が入っている
(3)Honky Tonkin' ......ハンクのごく初期スターリングレコード社時代の録音とか
(4)Little Paper Boy ......ハンク自身のギター弾きがたりで素朴そのもの
(5)Pan American ...... Train song といわれる範疇に入る唄で単純だけどハンクの歌い方で映える曲。"ヘルス&ハッピネスショウ" から
(6)Hoky Tonk Blues ......この曲のtake2だとか
(7) My Son Calls Another Man Daddy ......この曲の初録音のtakeだとか
(8) Mind Your Own business ......"ヘルス&ハッピネスショウ"のラジオ録音からだとか
(9)Crazy Heart ......発売されたレコードの別テイクだとか
(10)I Saw The Light......一般に聴かれるハンク盤とは別takeのもの
このレコード、私は Rare Takes というタイトルに目を奪われて買った記憶があります。2〜3回聴いてその後オクラ入りになっていましたが久し振りに目について聴いてみました......歌手にはヒット曲というものがありますが、録音段階でTake 1とか Take 2〜とか出来映え、納得度によって何回も録音してる場合があるんですね......だから同じ曲でもオヤッこれは何時もの曲と歌い方や伴奏の仕方が微妙に違うぞ......なんていうのがあるんですね。中には明らかにミステイクみたいなものに出くわすこともあります(^^) レコード会社はそんなものでも商売にしてしまえ...でしょうし、買う側は珍しさと思い入れがあるからつい手が出てしまうといわけで まぁ持ちつ持たれつかな(^^)😁
Hank Williams はカントリー&ウェスタン音楽の神様ですから...原点ね。このレコード はマニア向けかも知れません...でもこんな音源がレコード化されるほどインパクトのある人だった......とも言えるでしょう。私はハンク自身のギターだけで歌うものが好きで、恐らくハンクが自宅でくつろいでいる時にテープに録ったような曲が多いんでしょう(^^)
Where Are You Going, Cowboy? Nowhere, I Still Here. I Wanna Ride Again! (^^)