西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

カウボー・イソング 40 (オムニバス )

2011年12月24日 | カウボーイ・ソング
 銀幕のカウボーイ歌手達
米国盤CD Risky Business AK-57475 Silver Screen Cowboys / Hoppy, Gene And Me 

(1)Home On The Range ・・・・・・・・・・ケン・メイナード(1895~1973年)
(2)Back In The Saddle Again・・・・ジーン・オートリー(1907~)
(3)Mama Don't Like Music ・・・・・・スマイリー・バーネット(1911~1967年)
(4)A-Riding Old Paint・・・・・・・・・・テックス・リッター (1907~1974年)
(5)Hopalong Cassidy And The Haunted Gold Mine・・・・ウィリアム・ボイド(=Hopalong Cassidy)& ランディ・ブルックス
(6)Texas Is A Woman・・・・・・・・・・・・ジョン・ウェイン()
(7)Tumbling Tumbleweeds・・・・・・・・サンズ・オブ・ザ・パイオニアズ
(8)Moon Over Montana・・・・・・・・・・・ジミー・ウェイクリー (1914~1982年)
(9)Gabby's Uncle Snowball Hayes ・・・・・・・ジョージ ” ギャビー ”・ヘイズ (1885~1969年)
(10)I Dreamed Of A Hillbilly Heaven・・・エディ・ディーン & The Frotiersmen (1907~)
(11)Don't Go Near The Indians・・・・・・・・・レックス・アレン (1920~)
(12)Hoppy, Gene And Me・・・・・・・・・・・・・・・ロイ・ロジャース ()


久し振りのカウボーイ・ソング集です。必ずしも Traditional Cowboy Song にはなっていませんが この手の音楽に興味を持っている人には楽しいものかも知れません。SPレコード時代から新しいものまで雑多に寄せ集めてあります。写真は全てCDジャケットの中にあるものを載せました。

(1)”峠の我が家”は一般に知られているメロディとは異なります、日本の民謡の ”正調~節 ” にあたる原曲(元歌)みたいな歌い方かも知れません? Singing Cowboy のはしりともいえる Ken Maynard が鼻にかかった歌声でギター弾き語りをしています素朴そのもの。
(2)”鞍に戻ろう ” はジーン・オートリーの超有名な歌
(3)の Smiley Burnette はジーン・オートリーの西部劇で相棒役を務めた映画スターでカウボーイ歌手としても名が通っていたようです(写真)。(4)テックス・リッターの Singing Cowboy 時代の Traditional Cowboy Song (写真)  
(5)のホパロング・キャシディは効果音を使ったラジオドラマからの録音をそのまま使ったもののようです。私のような団塊世代の子供の頃はまだテレビが無かった時代、ラジオドラマや紙芝居を見たり聴いたりの経験があるのでアメリカのものとはいえ何となく雰囲気的に理解できるかも-です(漫画の写真)。
(6)Texas Is A Woman は西部劇スターのジョン・ウェインが全篇語り
(7)Tumbling Tumbleweeds は往年の(現在も存在している)カウボーイ・コーラスグループ The Sons Of The Pioneers の名曲です。
(8)Moon Over Montana は ”モンタナの夜 ” と邦題がついていたもので Singing Cowboy からカントリー歌手になったジミー・ウェイクリーの名唱が冴えています。
(9)の”ギャビー”・ヘイズという人は昔の西部劇を見ていると時々出てくる脇役俳優さんです。私のブログではジョン・ウェイン西部劇「拳銃の町」に出ています。
(10)”夢に見たヒルビリー天国 ” という邦題がついて有名なカントリー曲です。歌のほかに語りが入って 夢の中で天国に行ってしまったカントリー歌手の名前が次々に出てきて自分の名前が出てきたところで目が覚めるといった面白い趣向になっているものです。ここでは作者のエディ・ディーン自身が歌っていますが 出てくるのはカウボーイスターのウィル・ロジャース、”Blue Yodeler ”ジミー・ロジャース、ハンク・ウィリアムス、レッド・フォーレー、アーネスト・タブ、ジーン・オートリー、ロイ・エイカフ、エディ・アーノルド、テックス・リッターですがこの歌が出た頃にはまだ生きていた人達も入っているところが面白い・・・・・この唄は歌う歌手によって入れる歌手に違いがあるのも一興です・・・・・まだ未完成なので後日に続く 
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懐かしのカントリー&ウェスタンー186ー ( カントリー ジョニー・マチス )

2011年12月24日 | 懐かしのカントリースター
  
Country Johnny Mathis 


米国盤 Hilltop Gospel Records GS-7004 Country Johnny Mathis

(1)In The House Of The Lord (2)Standing On The Promises (3)When They Ring Them Golden Bells (4)Welcome Home (5)I'm Gonna Thank Jesus (6)Just A Closer Walk With Thee (7)Heaven Is The Place (8)Precious Memories (9)Old Time Religion (10)An Old Account Settled (11)Take My Hand Precious Lord (12)Where We'll Never Grow Old


イギリス盤 President Records PRCV-107 Country Jonny Mathis / Heartfelt

(1)All I Need Is You (2)If You Shold Come Back Today (3)My Heart Is On The Paper (4)A Heart Needs A Heart (5)I'll Cry When I Call Your Name (6)Big Old Heart Full Of Love (7)Come Home To My Heart (8)It's So Lonesome In My Heart (9)There's No More Love (10)Expressing My Love (11)I'm A Dreamer (12)Take Your Heart And Go


Country Johnny Mathis ( 1933~2011年9/27 テキサス州出身 )


日本では全くといっていいほど知られていないカントリー歌手ですが、アメリカの Hillbilly サイトでは彼の訃報はしっかりと採りあげられていました。Johnny Mathis という比較的有名なポピュラー歌手がいるので間違われやすいためか ”Country ”Johnny Matis となっています。チャーリー・プライドが黒人であったために ”カントリー歌手である ” ということを強調するために初期の頃 ”Country ”Charly Pride と称していたのと同じようなことですね。 Country Music Who's Who なんかにも載っていないことが多いからマニアックと云われるかも知れませんが 決してそんなことはなくて単に日米での知名度に差がありすぎる-といった人なんだと思います。 Song-writer としての才能が豊かだったらしく 多くのカントリー歌手が彼の作品を歌っているようです。

私自身はこの人のことは全く知らなかったので この人のカントリーに出逢ったのはもう ”偶然 ” です・・・・・かなり以前にレコードセールで「 ゴスペル 」のコーナーがあって400~500円で彼のLPが1枚ありました(左の写真)・・・・・買った根拠は Country Johnny Mathis の ”Country ” という文字とそれらしい絵のジャケットだけです、どんな音楽なのか全く判らないまま買いましたが・・・素晴しかった・・・いっぺんで好きになりました。こんなことってめったにあることじゃないと思います。 Gospel、Sacred Song ですからメロディも親しみやすいものが多いですが、何はともあれ一番気に入ったのは純カントリースタイルでゴスペルを歌っているアルバムだったことです。スティールギターにピアノそしてバックコーラスなしで歌うジョニーの唄が nice でした。このアルバムに出逢ったことで後年もう一度彼のレコードに出逢いました(右の写真)、ポピュラーレコードのところに置いてあったのです。河内のオッサン風なジャケットですが こちらも内容は純カントリーでよかった、きっと前のレコードに出逢っていなかったら買わなかったと思う・・・・・未完成につき続く・・・
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つれづれに(今年のクリスマス ソング)

2011年12月16日 | クリスマス アルバム
  
Johnny Cash

米国盤CD Laser Light 15 417 Johnny Cash Country Christmas

(1)Blue Christmas (2)Silent Night (3)White Christmas (4)Figgy Puddin' (5)Here Was A Man (6)Joy To The World (7)O Little Town Of Bethlehem (8)What Child Is This (9)The First Noel(10)Away In A Manger (11)O Christmas Tree (12)O Come All Ye Faithful (13)It Came Upon A Midnight Clear (14)Hark! The Herald Angels Sing (15)I'll Be Home For Christmas 

Featuring June Carter and The Carter Family with Jack Hale,Jr. and His Nashville All-Star Band & Singers


今年もあと2週間足らずとなった、クリスマスがあるのでその前1週間くらいは X'mas song をしばしば聴く。 ここ数年はジョージ・ストレイトの 「 Classic Christmas 」( 写真 )を聴くことが多かったけれど今年はジョニー・キャッシュ()の 「 Johnny Cash Country Christmas 」 を聴く。1991(平成3)年のやや古くなったCDだけれど歌のよさには変わりがないです。もともと Sacred Song や Gospel Song に優秀な作品の多いキャッシュのことだから味わい深い歌ばかりだ。彼の声は低音のドスの利いた声だからクリスマスソングなんかには合わないのでは-と考えるところですが なかなか味わい深い Christmas Song が聴けます。

1年のうち1~2週間しか聴かれないからでしょうか ジョニー・キャッシュのような大物カントリー歌手でも Book Off で250円で売っていた悲しい中古CD、カントリーを知っている人にしか拾われないでしょうか・・・・・買って聴いてよかったですよ。

ピアノとスティールギター、生ギターで歌う(2)Silent Night と (3)White Christmas は Christmas Country Style という感じがよく出ていてなかなかいい。

(5)(6)はピアノの演奏の Joy To The World をバックに はじめに語り ”Here Was A Man ” があって 続いて ”Joy To The World ” が Johnny Cash & Carter Family で歌われます。  
途中で小さな語りが入る (7)O Little Town Of Bethlehem と 古謡の ”Green Sleeve ”のメロディを使った(8)What Child Is This がしっとりして Sacred song を歌う時のジョニー・キャッシュらしさが出ていて素晴らしい。

(4)Figgy Puddin' ( We Wish You A Merry Christmas と同じ) と(9)The First Noel はキャッシュは不参加でカーターファミリーのコーラスのみで歌われています。
(10)Away In A Manger はフィドル、ピアノ、スティールギターでしっとりと歌われる・・・・・きれいなメロデイラインに無骨なキャッシュの歌が妙にマッチしていてなかなか良い。
(11)O Christmas Tree はマンドリンのトレモロ、フィドルを伴奏にカーター・ファミリーのみのコーラス
(12)O Come All Ye Faithful 、(14)Hark! The Herald Angels Sing はジョニー・キャッシュの歌にカーター・ファミリーがコーラスをつける、共に曲がいいのでよく映えます
(13)It Came Upon A Midnight Clear もカーター・ファミリーのコーラスのみの曲
(15)I'll Be Home For Christmas は軽くスイングするフィドル(カントリースタイルのバイオリン)とギターをバックに歌われるもの

元気だったジョニー・キャッシュもジューン・カーターも今はこの世にいないんですよね・・・・・なんだかとても時の流れが早いのを感じるような Christmas Album でもあります・・・・・・・・・・Cold winter, silent night
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