梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

江戸川鉄栄会は今(その2)

2012年05月05日 09時58分11秒 | Weblog

創立45年目でもあり今回の総会は、趣を変えちょっと贅沢に、東京ベイ・クルージングレストラン“シンフォニー”の船上にて行ました。午後7時に日の出埠頭より出航し、本年2月開通したばかりのゲートブリッジをくぐり抜け、東京湾ナイトクルーズを大いに楽しみました。

豪華な船の個室を貸し切りって、生のジャズを聴きながら、イタリアンと和の創作ブッフェを、参加者21名でゆっくりと味わうことが出来ました。女性役員の飛び入りによるドビュッシー“月の光”のピアノ演奏があり、宴は一気に盛り上がりました。

当会の過去の周年行事は、20周年と30周年はホテルにて、来賓を招き会員の社員なども多く集い記念式典を挙げました。40周年は、韓国の高炉メーカーポスコを見学する海外修旅行を企画しました。

「誰のため何のため、この会は存在するのか」、今回総会の挨拶の中で、私は皆さんにそう問い掛けました。創立した時は、27社の結束の固さもこの会を創った目的も普遍であったと思います。

その後の会員の変遷と鉄鋼業界を取り巻く環境の変化によって、その目的は必ずしも明確であったとは言い切れません。50周年を前に、もう一度我々が会の目的を考え直す良いチャンスです。

奇しくも若手会が本格的に活動を開始しました。定期的に会合を開き、会員の経営者に限定しないで、中堅の社員であっても今回の若手会は受け入れるとのことです。そして他の東鉄連傘下の若手会及び二世会とも交流を図りたいとの意向です。

現在傘下の地区9団体のうち、5つの団体にそんな次世代の会が組織されています。次世代が育っている会社は将来も安泰です。でも世代交代は必ずしもタイムリーにスムーズ行く訳でもありません。若手が育つ時間も必要です。

江戸川鉄栄会の第二の創立を目指す気構えで、彼等があらたなこの会の目的の答えを出してくれれば幸いです。
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