銚子・角巳之・三代目

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農水産物輸出①

2022年12月28日 | 日記・エッセイ・コラム

先日の“飢え”という内容に被るかもしれませんが...。円安も相俟って、農水産物の輸出が増加
しております。すでに10月末日時点で輸出額は1兆円を超え、前年に比べて毎月2桁増の
勢いであります...。輸出に付いては懐疑的なところもありましたが数字で見ると一目瞭然...。

手元に2021年の農水産物輸出統計があります。日本酒などを含む加工食品が最も大きい
(約4,600億円)のですが、畜産物も1,000億円以上、農産物(りんご、ぶどう等)
約600億円、そして水産物に付いては約3,000億円も輸出されております。

水産物3,000億円の内訳を見ると、ホタテ貝など(生鮮・冷蔵・冷凍品)が約70%、
調整品(練り製品などの加工品)が30%となっております。水産物で断トツはホタテ貝。
金額ベースで約640億円と、全輸出品目(農水産物)の中で一番ではないかと思います。

テレビで北海道のホタテ漁師さんの特集見ましたが、なるほど...。こんな規模になっている
のか...と。TVではホタテバブル、ホタテ御殿と紹介されておりましたが、さもありなん...で
あります。確かに輸出が産地の価格維持等に大きく関与していることは明らか(続きは次回に)