銚子・角巳之・三代目

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だんばら...①

2022年12月03日 | 日記・エッセイ・コラム

さて12月となりました...。海もすっかり“冬の海”の様相となって参りました...。冬の海とは
私の感覚で言えば、天気晴朗ナレドモ波高シ...。写真は銚子・海鹿島海岸であります。夏は
この場で海水浴が出来るのですが、過日はこんな感じでありました...。

この波に加えて、利根川河口では“うねり”が各所で見られます...。銚子の昔言葉で言う“だんばら波”
かと思います。この“だんばら”...言い伝えをそのまま覚えているだけですので、どんな意味なのか
分からないでおりました(実は今もわかりません)...。

“だんばら”と検索すると、大阪泉佐野市に檀波羅公園という場所があるし、檀家の檀に、般若波羅蜜多
(般若心経)の波羅...。何となく、仏教とか、人智を越えた世界とか、そこに想いを致さざるを得ない
人生の艱難辛苦とか...。銚子を舞台にした短編小説、むこうだんばら亭という書籍があります。

江戸での生活に疲れた男が、あてどない旅に出て、やがて銚子に流れ着いて...。生きて行くために
綺麗ごとでは済まない数々の体験をするも、それでも逞しく生きて行く。この書籍、私の力量では
上手く伝えられないのですが、年を経る度にその味わい深さを感じております(続きは次回に)