銚子・角巳之・三代目

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街の灯

2022年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

街の灯...という名曲がありました。また、街の灯というタイトルの(チャップリンの)映画も
ありました。ともにその歌詞、曲調、はたまた映画のストーリーは、黄昏時の物寂しい時間帯
に灯る街並を想起させ、人の心の持ちようで様々な情景を浮かび上がらせて参ります...。

今日の仕事が終わった。早く家に帰ろう。街場に繰り出して一杯飲みに行こうと楽しい気持ち
の人がいれば、家に帰りたくない、自分はこんなに辛いのに周囲はみんな楽しそうで羨ましい。
より寂しくなる...そんな人もいるかと思います。同じ風景なのに見る人の心で風景は変わる...。

写真は、私の事務所前から銚子駅、銚子市役所方面を。銚子で街の灯が一番強いところ、いわ
ゆる中心市街地というところ。これより強いのは大漁時の銚子港(の夕暮れ~夜)...。これは
余談ですが...。先般の“一燈”ではありませんが、暗闇に灯り...は人の心を照らします。

かくいう私も、街の灯に心が躍ったり、灯りを見るのが辛くなり暗闇に引きこもったり、同じ
風景にも関わらず心が定まらない...。そしてこれからもまたその繰り返しであろうと思います。
一つ言えるのはささやかな経験則。必要あれば灯り、周囲が明るくなれば消える...のであります。