銚子・角巳之・三代目

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上がったものは...。

2022年12月05日 | 日記・エッセイ・コラム

詳しい統計資料は見ておりませんが、この数週間の銚子港の様子...。漁港内に船が少ないのは
気のせいか?...。晴天時に道路が乾いている...(当たり前なのですが、水揚げ多い時は濡れて
おりますので...)漁師さんや水産加工会社の方々との会話から、水揚げが少ない事は明白...。

先般のサッカーの試合でも、指揮官の“一喜一憂するな”という声が印象に残りましたが、この
状況も同じなのだろうと思います。一喜一憂せず、豊漁時に諫め、減少時には何とか凌ぐ...。
この、何とかする...ということ。不埒かもしれませんが、言い得て妙...。

先日、ある漁業者との会話の中で、上がったものは下がるし、今が底なら上がるだけ...と。これ
また何といい加減な。と一瞬思ったりしましたが、実は真理であります。当事者であれば尚更
のこと...。そこに漁業者の覚悟とか、逞しさを垣間見ております...。

ここ数年、12月上旬まで今か、今かとサバの水揚げを待ち望み、揚がり始めると1日数千㌧
単位の大量水揚げ...。今年もそうあって欲しいですが...。水揚げが少ないのでカモメもまばら。
漁港近くの電柱に、海を見ながら叫んでいるカモメが一羽...。一喜一憂するなと叫んでいるようで...。