銚子・角巳之・三代目

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農水産物輸出②

2022年12月29日 | 日記・エッセイ・コラム

数年前まで、農水産物の“輸出”ということにそれほど実感はありませんでした。しかしながら
いきなり1兆円と言うスケールには至らないでしょうから、私が知らないだけで着々と形が
変わって行ったのだと思います。新・成田市場の開場で様々なことが分かって参りました。

新・成田市場は輸出に特化し、日本の玄関口・成田の(しかも滑走路脇)に開場しました。
(開場から1年が経過しました)開場時はコロナ禍あり、期待されたインバウンド需要等の
恩恵に預かることは少なかったようですが、何事も状況が悪い時に始まったものは...であります。

近視眼的に見れば、コロナ禍でインバウンド需要も見込めず採算合わない...。他方視野を広く
すれば、輸出拡大の趨勢は明らか...。ここでいう輸出ですが、外国からの観光客の方が日本で
農水産物を購入し、機内に手荷物として持ち込まれるものも含まれております...。

例えば、成田市場(成田空港から航空貨物)を利用した水産物輸出について。銚子で朝7時に
水揚げされた魚が、夕方6時の便に間に合えば、東南アジア圏であれば翌日のランチに間に合う...。
数々の実証実験の結果、これが明らかになっております。そういう時代になってきたようです。