銚子・角巳之・三代目

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会津坂下町にて③

2022年12月02日 | 日記・エッセイ・コラム

滞在時間4時間ほどの訪問でありました...。これでこの町の何が分かるんですか?ということ
になりますが、コロナ禍で(心と体の)活動範囲が狭くなっていた私にとって、足を運ぶこと
こそが重要であったと思っています。そして訪問先の醍醐味....食事。

地元の有名なお蕎麦屋さんに連れて行って頂きました。確かに会津の名産は蕎麦...。そして見る
からに“雰囲気”あるお店...。地元の方に聞いたら、このお店は“座敷童”が出る旅館として有名なの
だそうです。昼はお蕎麦屋さん、宿泊もできるそうです。座敷童に会うまで...長逗留の強者も...。

座敷童(ざしきわらし)...。民間信仰、民俗学の領域であろうと思いますが、その家(座敷)に
童(小さな子供...の妖怪)が住み着くと、その家は反映する...。遠野物語にもその記述があります。
遠野物語は岩手ですが、東北地方に伝わる伝承...お店の雰囲気と相俟って不思議な感覚でした...。

初めての訪問であったのに何故か懐かしい...。この感覚は、会津地方の雰囲気に、日本人のDNA
レベルで何か共鳴する部分があるのだろうと拝察しております。ここに科学的な証明は不要です。
そこに行って、感じる...。これから雪が降る...。来年3月の再開を約束し帰途に就きました...。