銚子・角巳之・三代目

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鎌倉殿...。

2022年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム

鎌倉殿...。毎週観ております...。先日は切ないシーンの一つ、梶原景時による上総広常誅殺...。
ちょっと前に広常とゆかりのある玉前神社(千葉・一宮)を訪れました。そして鎌倉も...。
討つも討たれるも.....日曜夜のひと時、勝手に感情移入しておりました...。

広常を誅殺した梶原景時も後年、謀反の疑いを掛けられて一族もろとも誅殺される。組織を
固める時期には非情さも...と言われますが、何とも切ない話です。それを命じた頼朝の死因は
一説によると死者の霊に呪い殺されたとか...。当時から罪深さは認識されていたようです...。

同放送回で、広常と親交の深かった北条義時に長男が生まれ、これが後の3代執権・北条泰時
であると...。御成敗式目はじめ鎌倉幕府の体制を決定付けた名君と歴史書には書かれております。
鎌倉幕府成立から大政奉還に至る約700年...。その礎を築くに大きな犠牲が払われている...。

忠臣はおろか親子、兄弟まで殺し合う。これが戦国。これが時代の変わり目と言えばそれだけ
のことであり、生まれる時代は選べませんが、せめて歴史を学び何か一つでも今に生かしたい
ものです。ふと“減速せよ”の文字が...。車(船)は急に止まれない。時代も...ということかと。