銚子・角巳之・三代目

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世界の水産動向③

2022年04月11日 | 日記・エッセイ・コラム

1980年、日本の水産物生産量は1,114万㌧で断トツの世界1位。それが2020年に
421万㌧世界10位に後退。代わって首位に立っているのは中国。その量何と8,392万㌧
次いでインドネシア・2,183万㌧、3位インド・1,416万㌧、4位ベトナム・803万㌧

5位ペルー・581万㌧、6位ロシア・537万㌧、7位米国・470万㌧、8位バングラディッシュ
450万㌧、9位フィリピン・423万㌧...そして10位日本と続きます。(記事中の数字はすべて
水産専門紙・記事に基づいて千㌧以下は切り捨てにしております...)

1980年・世界総生産量が7,600万㌧であった時代に日本は1,114万㌧...。現在2億
1,400万㌧時代に421万㌧...。むろん様々な与件ありますが、これが趨勢という事なので
しょう。他方世界人口は1972年・38億人、2021年・79億人と2倍に...。

世界人口は2倍になっているけれど、水産物の生産量は3倍に増えている...。いわゆる漁業(海面での
漁獲)は減少傾向も、養殖は増加傾向。養殖については陸上施設によるものが増加している...。
さてこの数字をどう捉えるかでありますが、まずは大きく動向を知る...この3日間はその一助として。