銚子に渡海神社(とかいじんじゃ)という非常に歴史ある社があります(バックナンバー参照)
創建が709年と非常に古く、航海・漁業の守護神であるだけでなく、その周辺に広がっている
森林...(極相林:きょくそうりん)は千葉県の天然記念物に指定されております...。
極相林とは(私の解釈では)、様々な植物がその生育地の環境に適応すれば残り、適応できな
ければ枯れ、やがて適応した植物のみで安定化していくこと...。実際はもっと複雑で長い時間を
要するものですが、解釈として大枠はこの理解で良いと思っております...。
組織に当てはめると、多様性、多様性と様々な個を受け入れようとするけれど(排他的なところ
も多いですが)、その環境にだんだん染まって行き、適応出来た人だけ残り、適応できなかった
人は去っていく...。よそ者が排除されるか、よそ者によって排除されるか...過程は様々で...。
ここで言う“よそ者”とは本ブログ開設以降、悪い意味で使っておりません...。外部からの組織改革
者とでも...。多様性を認めることは重要。でもそれが全てではない。破壊と創造がセットになって
やがて極相へ...。その本質は生き残ること...。組織で言えばリーダーシップの領域であります。