銚子・角巳之・三代目

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仕組み...②

2021年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

ある部屋に一人いて、誰も見ていない状況下...、目の前に大金が積んであったらどうします?
自分のお金じゃないものを取ったら犯罪ですよ。私は強い自制心でこのお金には触りません。
これを聞いた知人...。私は取りますね。置きっぱなしにした人も悪いですよ...と。

私(自分自身)はどうだろうかと考えた時、建前では取る訳ないじゃないですか?と言うだろう
けれど、誰も見ていない状況...。1枚くらいと...考えてしまうかもしれない。人間誰しも魔が
差す...ということもある訳で...。そういう人間の自制心だけで物事を制御するのは無理な話...。

以前掲載したかと思います。経理の責任者一人に長年に渡って金庫の鍵を預け、何十年か後
横領が発覚する...。信頼してたのに...となりますが...。人は弱いものという前提に立てば、
仕組みで対処することは、結局のところ人を守ること。執行部の任期制限も同じかと...。

鍵を一人じゃなくて幹部3人に渡し、3つ揃わないと金庫が開かないという仕組みを作ったら
どうですか?という提案に、幹部3人が結託したらやりたい放題じゃないですか...と。そこで
出た回答...。そんな幹部が3人もいる会社(組織)早晩破綻します...。そういうことであります。