匂い...。誰かにとっては嫌な匂いも、別の誰かにとっては良い匂いあるいは懐かしい匂いと
感じることがあります。新聞記事見て醬油工場付近を散策し往時を思い出しました...。最近
あの小麦が焦げるような独特の匂いがあまりしない...。もちろん私にとっては懐かしい匂い...。
かつて、銚子駅に降りたら、魚の匂いと小麦が焦げる匂いがする...。銚子出身者にとっては
懐かしい匂い...。地元以外の方にとってはちょっと...と敬遠される匂いだったかと思います。
私の思い過ごしかもしれませんが、最近そう言えばあの匂いがしないな...と。
醤油メーカーに勤務する知人に聞いてみたら、環境対策が非常に進んでいることが分かりま
した。ボイラーを燃焼をＡ重油からＬＮＧ（液化天然ガス）に変更したり、貯蔵タンクの品質
を大幅に向上させたり、臭気も周囲に拡散させないような配慮がなされているそうです。
写真右側、木の繁みが妙福寺。その中に銚子幼稚園があります。５０年近く前に嗅いだあの
独特の匂い。環境対策で制御と言いながら、たまにこの匂いがすると頭の中は５０年前に
遡ったかのように...。良くも悪くも匂い一つで往時は一瞬...。オッサンの感慨であります...。