最近、地元生産者(農業者)との会話の中で...。これから俺ら、何を作ったらいいんだ...という
言葉が頻繁に出て参ります。この地域はキャベツ、ダイコンの国指定産地。いわゆる産地化
ということですが、本日はその詳述は避けます。生産の現場で何が...ということであります。
2019年の大型台風で、千葉県は大きな被害に遭いました。農産物の被害も酷く、地域を
代表するキャベツも殆ど出荷が出来ない状態でありました。こんな大産地からの出荷が殆ど
無くなれば相場は高騰と思いきや...相場はどんどん下がって行きました....。
モノの価格は需要と供給で決まる。需要があって供給が少なければ価格は上がる。反対に
需要を上回る供給となれば下がる...。2019年、需要が減ったのかと思いきや堅調...。では
何故?ということですが、供給過多とのことでした。千葉県以外の出荷量は増えてました...。
寒冷地でもキャベツの芯が凍らないなど冬場を越せるようになり(温暖化の影響と言われて
ます)、生産が増えた。千葉がダメなら茨城、福島....と。一過性ではなく現在も続いており
ます...。(続きは次回に) 写真は銚子(周辺地域)で生産されている青パパイヤであります。