銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

洋上風力産業ビジョン④

2021年10月21日 | SDGs

3つの目標の最期③着床式の発電コストを2030~2035年までに8~9円/kwhにする...。
巷で言われるところ、洋上風力発電の意義は良く分かった...。然らばコストはどうなんですか?
採算は合うんですか?撤退したところもありますよね...。電気料金は値上がりするのですか?...。

8~9円/kwh...と言うのは、既存の火力発電並みのコストであり、再生可能エネルギーの
発電コストが既存の発電並みになれば普及は一気に進むであろう...と。顔の見える農業なる言葉
がありますが、顔の見える電力。しかもコストは従来通り(或いは以下)これを夢で終わらせない...。

冒頭に掲載しました着床式という用語。これは海底に基礎を作り、そこに据え付ける方式。他方、
浮体式と呼ばれる方法もあり、こちらは文字通り海中に浮かせる...。前者が水深10~40m
を想定しているのに際して、後者は100m~300m...。銚子は前者、着床式であります。

銚子の景勝地・屏風ヶ浦の眼前に立ち並ぶウインドファームと呼ばれる風車群。本年11月頃
には事業者が決定し、そこから9年6ケ月以内に操業開始。その後20年風車が回り続ける...。
この話題、これから定期的に掲載して参ります。時代の大きな転換点であります...。