銚子・角巳之・三代目

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一瞬(永遠)

2020年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム

一瞬と言う永遠...。格好つけた言い方しやがって...ということでありますが...。先日、巻き網船(二艘巻き)の
帰港風景に遭遇しまして、それは日常の風景であるのですが、どうもその前に読んだ雑誌の特集が頭にこびり
付いていたのでしょう、ふとそんな恰好を付けた言葉が浮かんで参りました。一瞬と言う名の永遠...。

この船、バルバスバウと言う波除装置(写真前方)が付いていて、サクサクと波を切る姿が爽快でありました。
因みにバルバス...は、以前も掲載しましたが、旧日本海軍・戦艦大和などにも用いられていた波除装置で、漁師
さん方に聞くと、この装置は物凄い優れもので、船の安定航行に大いに役立つのだそうです...。

頭にこびりついていたこと...。宇宙のレベルで、一瞬という概念を説明しようとする時、その期間はどのくらい?
という問いに、100年...と。人生100年時代...なんて言われてますが、その100年も宇宙のレベルで見れば
ほんの一瞬でしかない...。バルバスが波を切る...この一瞬が人の一生分の時間...。

雑誌はプレジデントだったのですが、コロナ禍で人の心がざわついている世相を反映してか、生き方を問う特集
でありました。先のことは何も分からないけれど、宇宙のレベルで見れば、たった一瞬と言う時間...。宗教、哲学
に興味を持つ方が増えてきたそうですが、それ...。分かる気がしております...。