写真はキンメダイ...。銚子ではブランド魚として、銚子つりキンメ...。もはや説明は不要かと思います。
ビンチョウマグロの水揚げ見ていたら、キンメ船の方々が続々とやってきて、選別作業に入っておりました。
キンメはブランド魚...。漁獲方法のみならず、大きさ等、厳格な基準がありますので...。
ああ確かにキンメ(金目)だ...(写真)と、見慣れた風景ではありますが、素人のようにしばし感動...。
銚子のキンメは、たて延縄と呼ばれる漁法、分かりやすく言えば銚子のキンメは網でとることが禁止され
水揚げは釣りによるものだけ。針の本数から始まって、非常に細かい基準・資源管理型漁業の典型です。
キンメの価値をここまで引き上げ、資源管理はじめ様々な取り組みを意欲的に行ってきた漁師の方々には
本当に感服しておりますし、その美味しさも別格。そして、いつも思うこと...、この魚、かつては殆ど価値
を見出されていない、いわゆる未利用魚扱いだったこと。今から40年ほど前と記憶しております.。
食べたら美味しいのに...。もう一息頑張ったら~になったのに...。食べる前に、もう一息頑張る前に、
どうせ...、だから...と諦めてしまったもの(こと)多いのでは...(もちろん私を含めて)。ブランドとは、
諦めずに努力を続けてきた人々の生き様が投影されたもの...。改めてそう思います。