銚子・角巳之・三代目

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疾風に勁草を知る

2006年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0564 さて“馴れ合い型”。先生と生徒がいわゆる“タメ口”になって、上下の秩序無く、皆が“表面上の”仲良しになることから始まるそうです。ルールを破っても、まあ今日は仕方ないか?と叱らず、これが続くと、先生は気分で怒る。と感じるようになり、先生の気持ちを引くような言動が増え、時々叱ると、何故“私だけ”が叱られるのか?と憎悪を抱くようになると言います。友達が褒められても腹が立ち、告口や陰口が横行。クラスが協力するのは先生に反抗する時だけ...。本当だろうか?と信じられない気分です。昔不良していた仲間は人の恩を知り、その恩に報いようと懸命な30代を送っておりますが、告口や陰口ばかりの小中学生はどんな30代になるのでしょうか?ちょっと怖い気がします。これまた“食育”対象の年齢層。この領域、考えれば考えるほどやはり深いです。さて、昨日・本日の写真は利根川沿い千葉県印西市付近の矢口(やこう)スーパー堤防。もの凄い風でしたが、ふと“疾風(しっぷう)に勁草(けいそう)を知る”という言葉が出て参りました。これまた恩師の言葉です。無風状態ではどの草が強くて本物なのか分からないけれど、強い風が吹けば本当のことが分かる。と。なぎ倒されない強い草は根がどっしりとして、茎が太い。人間で言えば幼少~小中学校までの過ごし方や環境が根や茎。その根や茎を育む地域....。今各地に疾風が吹き、勁草を知る時が来ているようです。