銚子・角巳之・三代目

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H校長先生・講演④

2006年10月16日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0552 結局のところ、食育とは何だろうと言う事ですが、少なくとも大人が子供に食べ物の事を“教える”のではなくて、“大人も”あるいは“大人こそ”学ぶ、一緒に学ぶ、学ぶ姿・働く姿を見せる、今までを振り返り、これからの生き方を考える.....。こういう事だろうと思います。サブタイトルに有りました“大切なものを失った日本人”それでは、その“大切なもの”とは何なのでしょうか?“世代や個人・個人によって“大切なもの”は違ってくるのでしょうが......。少なくとも、小中学生の成人病が急増とか、目上の人を敬わない社会とか、汗を流して食糧を作る事を放棄してすべて金で解決するとか...、こういった事柄は異常事態であると思いますし、それは現代人が考える“大切なもの”の裏側にあるものと思います。“大切なもの”に光を当てて出来た影の部分。影は光の正体を正確に映し出します。仏教に、尊敬・主師親(しゅししん)という言葉があります。尊敬するもの、主(あるじ)、師(師匠)、親。何故ですか?とお坊さんに聞いたら、主師親だからだ。とこれまた禅問答。理屈で考えず、自分が勤務している会社の社長、習い事の師匠、親...、人間であるが故、時に感情摩擦も起こるが、主師親を敬う心の持ちようこそ“大切なもの”を得る第一歩であると...。本日もまた逸れてしまいました。ここ4日ほどの写真ですが、焼きサンマと、即興で作った天日干し、水揚げ船の入港・水揚げ風景(サバですが)、そして本日が余ったサンマを酢で〆たもの。サンマ船の遭難、転覆と言う悲しいニュースも流れておりますが、美味しいサンマ料理も漁師さんやそれらを繋ぐ人がいなければ...。感謝、感謝です。