銚子・角巳之・三代目

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馴れ合い型・崩壊

2006年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0562 先日の産経新聞に、首都圏の小中学校で“馴れ合い型・学級崩壊急増”という記事が有りました。学級崩壊が叫ばれて久しい昨今、“馴れ合い型”と呼ばれる新たな形が根深い問題を引き起こしているそうです。今までの学級崩壊は、反抗型と言われるそうで、我々が学生時代を過ごした80年代に良く見られた形。理由のあるナシに関わらず、反抗したくなるのが小中学生でしょう。何らかの理由で反抗ばかりする生徒に先生がシッカリと向き合いそれを受け止め、地域に本気で叱れる大人がいれば、学級崩壊などには至らないと言います。私の中学時代もそうでした。いわゆる不良だと言われていた仲間が居ましたが、彼らは押さえつけられる事に本能的に反抗していただけ。あるいは先生とか大人とか、強いものに向かっていく勇気があったともいえます。時に無鉄砲であったとしても、それは小中学生であれば許される範疇でしょう。少なくとも、行き過ぎたらそれが行き過ぎである事を教える大人がいました。そういう大人に見守られている安心感の中での暴走だったと思います。また悪い事をしたら応分の責任を取らされる...。そういう不文律も有ったように思います。魚市場等で中学時代の仲間によく会います。学校に来ないでバイクに乗っていたヤツもいますが、彼らの多くは今、感心するほど良く働くし、キツい労働も全く厭わない。昔自分も世話になったと地域の子供に野球を教えたり、地域行事は率先。最高にいい顔しております。これに対して“馴れ合い型”この末路に何があるんだろうと思っております。続きは明日。